タグ： 症候群PC’s 現世の血の伯爵夫人は脳内麻薬に溺れるのだ! 天才ロック

特徴表:マニア･コレクター･鋭い洞察力 c■a■■er:■ ■■ 學 ｢今日からお前は椿姫 學だよ｣ ｢昔の家の事は忘れなさい｣ ｢あんな施設の事も忘れなさい｣ ｢お前はもう、うちの子なんだから｣ ｢分かったなら返事は?｣ ｢俺の言う事が聞けないのか？｣ いたい。いたいな。 お父さんはぼくのためだって言うけど これもあいだって言うけど ぼく、知ってるよ お父さんがぼくのこと、すきじゃないこと ぼくのこと、べつにあいしてないこと べつに、どうだっていいけど いつかやりかえすから、いいけど いたいな……。 c■ap■er:■ ■姫 學 最悪だ。最悪最悪最悪。気分が悪い。頭が痛い。 今までずっと仲良くしてたのに嘘だったの? こんなに愛してたのは僕だけだったの? なんでよりにもよってあいつなの? はあ、最悪。 三人ずっと仲良しで、これがずっと続くと思ってた。 確かに、言いづらいのはわかるけど、言ってくれれば僕だって、身を引いたのに。 だって、親友の恋は応援したいじゃん？! 例え相手が僕が心から愛する人でもさ、二人が相思相愛なら、応援するよ。僕はいいよ。 でも、なんで、言ってくれなかったの? なんで何も言わないの? ねえ、 聞いてる? ねえ、君に言ってるの ちょっと突き飛ばしただけじゃん ねえ、起きて? 起きろよ 起きてよ c■ap■er:■ ■姫 學 あの子が行方不明になったって 先生が言ってた。警察が家まで来た。お母さんがありもしないアリバイを並べてた。 どうでもいいけど いつも通りの日常 いつも通りの放課後 いつも通りの帰り道 いつも通りの寄り道 あの子の顔を見に行くことがすっかり日課になってた。 でも、その日はちょっと違った。 あいつが俺の後、付いてきてたみたいだった。 僕の元親友は言った ｢やっぱりお前がやったのか……でも、どうして……｣ ああ、あはは、馬鹿だなあ。気づいてないんだ。 お前らが僕の事裏切ったからだよ。 もうすっかり暗くなっちゃった。オマケに雨まで降ってきた。 あーあ、怒られる。アイツにまた殴られる。どうでもいいけど。 どうでもいいけど、雨で助かったな。 あの子とあいつが行方不明になったって 先生が言ってた。 警察が家まで来た。お母さんがありもしないアリバイを並べてた。 クラスメイトが言ってた あの二人は裏でこっそり付き合ってたって だから、駆け落ちしたんだろうって 知ってるなら早く教えろよ c■apter:■ 椿姫 學 それから、特に何も起きなかった。特に何もなく、高校を卒業して、大学に入った。 新しく恋人を作ってみた。 昔の事は忘れようと思って。 彼女が言い出した ｢結婚したら、子供をつくろう｣ なんで?嫌なんだけど。気持ち悪いじゃん。自分の子供なんて。子供は嫌いでは無いけど、自分の子供は嫌だ。あんなのただの劣化クローンじゃんか、気持ち悪い。 …………まあ、ここまで素直に言わないけど、嫌だって言ってみた。 そしたら喚かれた。うるさいな。 うるさいな。黙れ。うるさいうるさい。 イライラしたから刺した。 血が出た。 血が出て、血が抜けて、力が抜けて、身体が冷たくなってくる。 その感覚がなんか、楽しかった。 久しぶりに楽しいなと思った。 あ、死んじゃった。どうしようこれ。 あ、親が帰って来た。ああ、そうだ。 アイツに片付けて貰えばいいや。 どうせアイツならしてくれるだろう。 世間体が大事だからさ。アイツは。 ｢俺、人殺しちゃった。自首しちゃってもいいけど。｣ ｢そうしたら、お父さん達は殺人鬼の親だね｣ ｢しかも、虐待してた事実がある。あーあ、僕が殺人鬼になっちゃってもしょうがないね。｣ ｢嫌なの?ならこれどうにかしてね。｣ ｢俺の言うことが聞けないの?｣ chapter:■ 椿姫 學 そう言えば、大学時代に新しい親友が出来た。理解はできないけど、悪い人じゃない。話をちゃんと聞いてくれるし。楽しそうに聞いてくれるから話をしていてこっちまで楽しくなる。 それが、例え殺人の話でも それに、最近よく分からないが、同じ病院で働く人から弁当を貰う。美味しいから、有難く貰ってる。感想を言っても反応がないのは、お母さんと一緒だけど。 それに、彼も"コレクション"を気に入ってたみたいだけど、意外と悪い事が好きなのかな？ まあ、どうだっていいけど。 c■■p■■r:■ ■■ ■ しょうらいのゆめ ぼくはしょうらいおいしゃさんになりたいです。 おいしゃさんになって、みんなをたすけて、｢ありがとう｣っていわれたいです。 そのために、べんきょうをがんばります。こまってるひとがいたらたすけます。 だから、もしも、りっぱなおいしゃさんになれたら、そのときはほめてください。 どうして、ぱぱはぼくたちのことみてくれないの?いやがるの? どうして、ままはぼくのことみてくれないの?ほめてくれないの? あのね、ままはね、ねこさんを■■すとぼくをほめてくれるの！ だからね、ぼくはねこさんを■■すの そしたら、ままがね、すごくよろこんでくれるの！ ぼくもうれしいな そのときだけままはぼくをみてくれるから なんでこんなことしないといけないの? ほんとうのぼくをみてよ

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