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■□■□■□■□■□■□■□■□ いなほにとって『安楽死』は患者が自らが選ぶことのできる最後の道だと思っている。 今の世を生きること自体が苦しく辛く暗闇ならば、次の世へ優しく送り出す。 見送りはいなほ自身のみだが、彼（彼女）が次に得た世を幸せに生きることを祈る。 ただ天井をみつめ、無理やり空気を送り込まれ、心臓が動いている事だけが生きているといえるのか？ 死は救いでもある、いなほはそう思っている。 でも、辛く苦しくても死を願わずがむしゃらに生きる事を諦めない人間が、いなほは大好きだ。 好きな物は炊きたての白いごはん 嫌いな物はトマトの入ったサンドイッチ 座右の銘は「今の食欲は未来への準備」 特徴表 2-1　手先が器用-任意の製作の成功率50％。電気修理・機械修理に+10％ 2-6　アウトドア派-ナビゲート・博物学・追跡に20％ ■□■□■□■□■□■□■□■□ 貴方は麻酔科医だ。 的確で痛みのない処置を行うため、各所に呼ばれている。 然し、『■■』である。 年齢は25歳以上。 《秘匿》 貴方は『死神』である。 一族代々非合法の安楽死を行ってきた。 助かる見込みのないものに、何よりの治療と救済を与える。 貴方は『安楽死』を神聖なる医療行為と認識している。 しかし一方で、一族のあり方に疑問も覚えている。 本当に『安楽死』は至上の医療足り得るのか、他に方法があるのではないかと。 貴方は3年前に一人の女性に安楽死の施術を行った。 然し、彼女の遺体は葬儀を待たずに行方知れずとなってしまった。 【個人メモ】 ・一族の名前は『白き蛇の死』 ・『白き蛇の死』には施術を行う『死神』と施術の受付をする『白蛇』が存在する ・『死神』は患者の氏名年齢病状等を一切周知しない、安楽死の最終確認と施術のみ行う ・患者の情報を管理するのは全て『白蛇』の役目である ・上記は直接施術を行う『死神』の精神を慮る措置である ・一人の患者を安楽死させるまで『死神』の仕事は終了しない ・その間『白蛇』と連絡を取ることは不可能である ・施術日程が決まると、蛇の毒より精製された『秘薬』が届けられる ・これは患者につきバイアルひとつ分だけ ・今回行方を見失っているため追加でバイアルが届けられた ・『死神』を辞めることは容易である ・『死神』の殆どは麻酔科医であるが、例外も存在する ・『死神』を辞めても『医師』は続けられる 『パナケイア』 貴方は《薬学》で回復できる、ダメージを与えられる数値が1ｄ3+3となる。 これは《薬学》を《戦闘技能》としても使用できることを意味する。 また、一度だけ確実に対象の命を奪う秘薬を所持している ――貴方の命題は　　『女性の行方を突き止める』　　ことである。 どうか、命を紡げますように。

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