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「あ、いや、その、僕興味はあるけど着ても似合わないからぁぁぁ……」（服飾店で友人に試着室まで引き摺られながら） 「穿て、赤枝の弾丸！！」 好きなもの：お母さんが作ってくれたクリームシチュー、お母さん、ダンス、スポーツ（観るのもプレイするのも好き）、ゾンビ映画鑑賞、可愛いもの 嫌いなもの：女だからと舐められること、弱いものイジめ 苦手なもの：可愛い服を着ること、女の子らしいと褒められること、貸しを作ること、自分の胸の大きさ 趣味：ストリートダンス、体を動かすこと全般、可愛いアクセサリー収集 クセ；感情が昂ぶったり機嫌が悪くなると男口調に寄る、動揺したり恥ずかしいときは指先同士をツンツンする コーヒー派ですか紅茶派ですか：どっちも飲めるけどそこまで好きってわけじゃないんだよね……スポーツドリンク派でいい？夏場は練習や番長連の活動ですぐ汗かいちゃうから欠かせないんだ。 　 【設定】 アカデミア高等部二年に所属する腰まで届く青みがかった長髪をポニーテールにした髪型と、紅色の大きな瞳が印象的な快活な少女。 下手な男子なら追い越す位の長身だが少女。 抜群のスタイルと巨乳の持ち主だが、本人はそれに若干のコンプレックスがある。 中学一年の一学期ほどまで男子に混じって外で遊ぶ事が多く、 その頃の調子が未だに抜けず、一人称は僕。 喋り方も少年寄りで、どことなく中性的な雰囲気を感じさせるが 鉄火場や機嫌が悪い時などにおいてはどんどん喋り方が男っぽくなる。 これは素の性格というよりも心の天秤の傾きかたの違いによるもの。 性格は端的に言うと素直、かつ溌剌、だが跳ねっ返り。 基本的に人見知りせず、誰とでも友好的に接するさっぱりとした人物。 押しが弱い所があり、友人に何かを提案されるとそのまま流されてズルズル付き合うパターンが多い。 一方で非常に自立心と負けん気が強く、特に女だからとバカにされた場合まず食って掛かる。 怒った彼女は普段の優しさが一転して苛烈な女帝のそれになる為注意が必要となる。 また、貸しを作ってしまうのを余り好まず、受けた恩はすぐに返すことをモットーとする。 上述のように女子よりも男子と一緒に遊ぶ機会が多かった為、 可愛いものが好きなのに可愛い服が恥ずかしくて着られないというコンプレックスがある。 だが可愛い服を着たくないという訳ではない為、髪留めのリボンやアクセサリーのブレスレットでさりげなく可愛さを主張しようとする。 また、巨乳が祟って自分が着れる可愛い下着が中々見つからないのも悩みの一つ。 部活動はダンス部に所属。 定期的に部活メンバーでダンスの披露を行っており、生徒達からの評判は上々。 また、部活動と兼業で番長連にも所属しており、時折校内のパトロールや違反生徒の取締なども行う。 両親は母親が一人。 父親は彼女が小さい頃に身勝手な理由で母と離婚し、以来母と二人で暮らす。 夜遅くまで仕事に励む母に苦労をかけない為、家事の手伝いや高校に入ってからはバイトで家計を助けるなど、母親のことが大好き。 半年ほど前に母親共々ＦＨに拉致され、オーヴァード能力の強化実験の実験体とされる。 幸い早急にＵＧＮの部隊が監禁されていた施設に突入した事で事なきを得るが、 母親は実験の後遺症で昏睡状態に陥ってしまい、実質天涯孤独の身となる。 能力を制御する為の訓練の最中でも母と自分をこんな目に遭わせたレネゲイドに対してわだかまりを隠せない彼女を見かねた ＵＧＮ日本支部長、霧谷雄悟の手配によって学園島へと転入することとなった。 【能力】 固有能力として『循環系超強化』の能力を持つ。 心臓の拍動、血液の酸素運搬能力、血管の耐久性といった循環系に纏わるあらゆる身体機能が劇的に強化されており、 結果として常人と比較して遥かに高い身体能力を保有する。 彼女はこの能力の応用として、超強化された心臓の拍動により送り出された血液を同じく血で作り出した槍に注ぎ込む事によって 驚異的な速度と射程で槍を“撃ち出す”事を可能にしている。 血液の操作の扱いにも長け、撃ち出された槍の穂先は鋭利な棘の如く枝分かれし、拍動によって生まれた振動波と相まって 直撃した相手を瞬く間にズタズタにする為可憐な外見に反してその戦闘能力は高い。 アカデミア内では血液操作の巧みさを買われ、Ａランクのスペシャリストの判定を受け……ていたのだが。 夏での事件を経て彼女のレネゲイドは特殊な変異を遂げ、その攻撃性を更に増している。 彼女が操るその血槍はより純度の高い"棘”としてその破壊力を増し、その力を最大限に解放すれば"遺産”にも匹敵する出力を可能とする。 その他にも従来では発現しえないタイプの能力を獲得するなど、彼女のレネゲイド能力は著しく進化しており、 これを勘案したアカデミア上層部は特例として彼女のランクをＳランク：スペシャリストとして再定義することを決定した。 余談だが、能力の都合上、槍を撃ちだす時は揺れるし最悪ホックが壊れる。何がとは言わない。 ● 拝啓、大好きなお母さんへ。 僕がお母さんの下を離れて、もう半年程になりますね。 僕が通う学園は今日もメチャクチャでドタバタで、ともすれば日々の喧騒に押し流されそうです。押し流されてます。 けれど、そんな生活にも存外慣れるもので、気がつけば日常として受け入れてしまっている自分が少し怖いです。 大丈夫、勉強や部活も上手くやれてるし、楽しく過ごせてる。 一人でもちゃんと暮らしていけるから、心配しないで。 今は遠く離れているけれど、お母さんのが目覚める日を、僕はずっと待ってます。 敬具 ――“赤枝の弾丸”皆葉立夏、未だ読まれぬ手紙にて。

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