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海の最速動物「バショウカジキ」から。 両親、兄の4人家族。 誕生日:2/27 誕生花:ユキヤナギ『賞賛に値する』 「ちょっと、お願いやから見逃しといて？」 「俺のブツは世界一！」 ＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・ 田舎町にあるお好み焼き屋の次男として産まれる。あまり繁盛していた訳ではなかったが、両親の人柄もあり地元ではそこそこの人気を得ていた。しかし、味にこだわるあまり材料費が嵩み、店は赤字続きの経営難。辛抱や、辛抱やから。そう言いながら笑う母の顔が、その姿が、幼いショウには"物足りなく"感じた。「もっとこうすれば売れるのに。」そういった鬱憤は歳を重ねるごとにショウの中に募っていった。義務教育を終える頃には家を出て寮に入った。 そうして数年後、高校生になったショウは陸上部に入り、自慢の脚を生かしてインターハイに出場し、学業に関してもトップの成績を収め続け、生徒の注目の的になっていた。そんな彼であれば、「お笑いやってみないか！」そう誘われるのも必然であったのかもしれない。 東京から引っ越してきた同級生に誘われて養成所にも入った。ネタを書くのはまあまあ楽しかったし、それがお客さんにウケた時には満足感を得ることが出来た。公演後、反省会をしながらへらへらと笑う相方の顔が、その姿が、やはり"物足りなく"感じた。「もっとこうすれば売れるのに。」そう思うと同時に相方には解散の電話を入れ、芸人の道は諦めた。 それから数年後、あの時感じた「もっとこうすれば」「もっと売れる」という感情を糧に、お好み焼き屋を立ち上げた。SNS向けの広報や映えの研究、どうやら商才はそれなりにあったらしく、瞬く間に自身の店は売れはじめた。なんだ、こんなモンなのか。自分でやっても結局"物足りない"ことに変わりはないのか。 つっまんねえの。 夜の街をほっつき歩きはじめた。良くない奴らと連みはじめた。芸人の時のツテだろうが人間だろうが使えるモンは使った。意味の分からん組織と関わりを持った。でも結局俺は、物足りないんだ。 ＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊ 現在のショウはかなりの大きさになったお好み焼き屋を経営しつつ、裏では芸人時代のツテや夜の街でのツテを利用して、人身売買紛いのことをしています。 基本的には表沙汰に出来なさそうなことで困ってる人々に助け舟を出し、精神的or薬物などで依存させた後に、依頼された内容に合わせて人を紹介するといったビジネスをしています。 基本的に軽薄な男なので、自分が不利になりそうな時はすぐに命乞いするし秒で逃げます。逃げ足はめちゃくちゃ早いです。 物品でも他人でも自分でも、売れるものは何でも売ります。 ○薬学:"ヤク"学です！！！昏倒させる薬品や麻酔なども扱う事があるので覚えました。 ○変装:仕事柄目立つのは面倒臭いことになるので、ならべく別人に見せかけられるようにしています。

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