タグ： 魔法少女殺人事件

魔法少女だとは思えない何処にでもいそうな普通の女の子。 誰にでも平等に優しく愛想良く接するため、八方美人なところがあるが、いつも一緒に行動しているのはクラスメイトの4人のみである。 家庭内に医療従事者が多いため、その影響で看護師を目指しており、高校に通っている現在も親が経営する病院の手伝いをしている。 高校では保健委員会に所属しており、将来は看護大学に進学しようと思っているが、看護師になるのも結局はお金の為。たまたま家が医療系にコネがあり、自分磨きや他人の為に資金を稼ぐために働くのであって、お金を稼ぐことができるのならデリヘルでもなんでもいいと思っている。 自己肯定感が限りなく低く、いつも一緒に居てくれるメンバーの中でも特に朝留陽凪に異常な愛を注いでおり、知力、体力は女子高生として普通程度だが彼女との生活を守るためなら誇張ではなくどんな事も躊躇なく実行に移す。 誰かに必要とされたいため、愛のためならどんなことでも許されると信じている。幸せを壊すものには容赦しない。 きらきら、ふわふわしててかわいい魔法少女だったら、こんな私でも誰かを救えるかもしれない。誰かに愛して貰えるかもしれないと考えており、魔法少女となったことでコンプレックスを克服して自信をつけようとしている。 名前も読みも“叶う”だが由来は“叶わない”から。 なにかがおかしい？ 忘れちゃったの？と今嶺さんに悲しい顔をされた。わたしはなにも忘れてなんかない。 朝留さんがよく分からないことをいっている。わたしは一回も陽凪って呼んだことなんかないのに。 なんでこの4人でいるのか分からないけど、どうやらわたしと一緒にいてくれるみたい。いつまでもあの世界に居ようとした私を必死に止めてくれた。わたしはずるい人間だから、それがひどく嬉しかった。ごめんね。 もしかしたら、わたし何か忘れちゃってるのかな。 私の願いは「記憶を取り戻すこと。」

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