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クトゥルフ PC作成ツール
No.0708
ID:4447878
MD:1149dfae8bda2c6c1159ae072cb41e7d
No.0708
タグ:
miyoh
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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SIZ
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初期
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デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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簡易表示
通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
非表示
簡易表示
通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
NapFrappe HO-Moon あなたは身柄を拘束された【異端者】だ。国家警察に従い、自分の才能を人類のために用いるように求められている。 ◆職業:2015ギャンブラー/EDU×10+DEX×10/特記:ギャンブルの際、<幸運>に+10のボーナス/言いくるめ→信用、経理→コンピューターに変更 ◆特徴表: 1−2 大きな体/生まれつき大きな体に恵まれている。SIZ+1。 3−6 格闘センスの持ち主/幼いときから道場で鍛えられてきた。素手の戦闘技能3つ(キック、組み付き、頭突き)の基本成功率は50%である。 ◆カラーコード:#b94047(臙脂)もしくは#eddc44(シトラス) ◆SAN減少1d10→2 一人称:オレ 二人称:オマエ、アンタ 三人称:呼び捨て 喜怒哀楽が激しく、我が儘で自分の思い通りにならないことがあると苛々する。自尊心が強い。 生意気で減らず口を叩くが、相手が本当に傷つくと動揺する。 少し口を開いただけではツンツンしていて口が悪い印象。キレると狂犬のように手がつけられない。 何もない時は普段はダウナーで飄々としていて人を小馬鹿にして笑っているような雰囲気を出している。 一度心を許した相手には純粋な笑顔を見せるし、友人相手には常識的な態度で接する。 長いこと闇の中で拘束されて悪夢を見続けているため、他人が信用出来ずだいぶ心が荒んでいる。 最下層から連れ出した男が言うには運が悪いらしいが、自分の悪運だけは特に根拠もなく信じている。 【内面設定】 少年のような精神年齢だが中身も19歳。 基本的に外見と内面はほとんど差違が無い。 ____________________ ◆名前:Arche Doré(アルシュ・ドレ)※本名/Vent(ヴァン)※トルティエール命名 ◆年齢:19歳 ◆性別:中性寄りの男性 ◆身長/体重:185㎝/65㎏ ◆髪色:白(中身はアッシュグレー) ◆瞳色:紅と金のオッドアイ ◆出身:? ◇誕生日:12月20日(射手座) ◇血液型:AB型 ◇利き手:両利き ◇家族構成:? ◇イメージボイス: ◇イメージソング: ◇備考:ラークスパー/自由気ままな暮らし Arche→方舟。 別読みで、アルケー/はじめ・始源・原初・根源・原理・根拠」等のことであり、 哲学用語としては「万物の始源」また「(宇宙の)根源的原理」を指す。 Doré→金色の。(フルネームで黄金の方舟)月の光から。 Vent→風。 トルティエール曰く、長い髪が風に靡いたら美しいだろうとのこと。 正確には、憧れていたものの名前を付けてもらった。 「僕があなたにヴァンという名前を付けたのは、僕の名前が籠の中の鳥に由来するものだったからです」 「籠の中の鳥は、籠の中にいるだけで幸せや平和を象徴しましたが、本当はいつも風に憧れて…」 「いつか、風に乗って大きな空を飛びたいと思っていたに違いない」 「…僕の風になってほしかったんです」 ____________________ 【通過シナリオ/関係者】 HO-Star Tourterelle(トルティエール) https://charaeno.com/6th/cNjLS6q8ZCruS3k-NoYWs 1 NapFrappe / END5 星ロスト、月生還 2 アイの方舟(KPC参加:IF時空) / END.B 3 心臓がちょっとはやく動くだけ / END1 4 うえからでられない(KPC参加:IF時空) / 両生還 5 #探索者がシャトルランやるだけ(謎時空) / 52回 6 シュテルンメーアに夢を見る / 生還 1C0F 7 Vojaganto(少年コンバート) / 両生還 8 アド・ベント / END-B 1C0F 9 海鳴りの丘 / END-C 2C0F ※※※以下、通過シナリオのネタバレ※※※ ____________________ 【経歴】 ◆狂気の症状(過去履歴) ◆負傷・傷痕 ◆読んだ魔導書、学んだ呪文 ◆AF <古びた鍵> 夢の痕跡。想いの証。 無くしてしまいそうな粗末なもの。 一度だけPCがKPCに行う心理学に+50 (その後はただの鍵になる)。 <宛名も差出人も書かれていない手紙> トルティエールが夢でヴァンに宛てて書いたと思われる手紙。 ボトルメールの形で瓶の中にしまわれている。 ◆遭遇した神話生物 ゴグ=フール ◆備考 以下、すぐ参照するためのメモ -------------------------------------------------------------------------- 個別導入 ——時は2XXX年。 第8128層。 そこは、異端者であるあなたが拘束されている【塔】の最下層だ。 光の届かない暗黒の牢の内側で、あなたは毎日夢を見ていた。 それはおぞましい夢だった。 おぞましいということが共通しているだけで、夢の内容は様々だ。 腐乱死体の山の上で佇んでいたり、獣に生きたまま臓腑を引き裂かれたり。 その夢にハッと目を覚ましては、瞼の内側と大差ない闇と、どこからか聞こえ続けている鳴り止むことのない低い機械音にそっと胸をなでおろす。 そんな日々を過ごしていた。 あなたには、ここで囚人となるまでの記憶がない。 かろうじて残る一般常識から、異端者は国家の治安維持への利用のため記憶を改竄されると知っているが、それが自分の身に降りかかるとなると不思議な感覚だった。 自分がどのように生まれ、どのように生きてきたか。 誰と親しかったのか。 なぜ異端者とされ、どのようにしてここに捕らえられたのか。 今となっては何もかもが分からない。 もちろん、自分自身の名前さえも。 「——■■■■■。」 だから、その名に覚えがあったわけではない。 直感的に理解したにすぎない。 ”それ”は己の名だ、と。 視線を向ける。 そこにあるのは暗闇だけだ。 けれど僅かに光が差して、眩しさに目を細める。 光から顔を出したのは男のようだった。 長い黒髪以外に特徴的なところは持たないが、アジア系の顔立ちには不思議な魅力がある。 その頬に作られたまだ新しい傷に、あなたは自然、目をやるだろう。 「あー……いや、違った。」 「今は番号で呼ばれてるんだったか?呼びづれぇよ、数字が名前とかさ。」 「なぁ?」 はくりと口を開くあなたは直後、声が出ないことに気づく。 しばらく喋らず過ごしていたためだろう。 仮に声が出たとしても、扉を開けたせいでより大きく響き渡りはじめた低い機械音にかき消されてしまっていたかもしれないが。 男は靴音を立ててあなたのそばに近づくと、あなたの瞳を布のようなもので覆い隠す。 再び訪れた暗闇の中、ガチャリガチャリと手際よく拘束具を外す金属音が続いた。 「これでよし。」 「いいな、アンタは今からNo.0708だ。そういうことになった。」 「ああ、オレがさっき言った本当の名前は、大切に胸のうちにしまっとけ。」 「本名を知ってるなんて怪しまれるからな」 腕を引かれ、立ち上がる。 両腕の鎖以外は外されたようだ。 うながされるまま足を進める。 機械音。 強く、風が吹いている。 濃い鉄の匂いと、その中に混じってかすかに塩の香りがした。 素足がぬめぬめとした液体を踏む。 「ったく、面倒なことになったもんだな。」 「ただでさえツイてないってのに、その中でこのタイミングで選ばれるなんて、アンタもことさら運が悪いというかなんというか…」 「…っと、捕まってからの記憶しかないんだったっけか?悪い悪い。」 「まぁ、大丈夫だ。」 「アンタがどこの誰かは知らねぇが、元の場所にはちゃんと帰れる。」 「……オレたちが帰してみせる。」 「必ずな」 なにか、乗り物にでものせられたのだろう。 吹き付けていた風はひたりと止んで、機械の音もどこかへ遠ざかる。 ふわりと強烈な眠気が襲った。 あともうちょっとで声が戻りそうだったのに。 そう頭の隅で思いながら、あなたは深い眠りへと落ちていく。 「オレたちも最善を尽くす。」 「…だから頑張れよ、アンラッキー」 次に目を覚ますと、そこは白い牢だった。 部屋の隅、設置されたモニターの中から、聞き覚えのない声がする— -------------------------------------------------------------------------- HO:Moon 秘匿内容 【あなたについて】 ・あなたは国家警察により、拘束に至るまでのすべての記憶を奪われている。よって現在は、この世界での一般的な常識のいくつかを覚えている程度の記憶しかない。自分がどのような点で優れているのかさえも分かっていない。 ・通常、異端者は番号で呼ばれる。しかし、あなたは自分の本来の名前を知っている。あなたが牢から連れ出された際に、己のものと思われる名を呼ばれたためだ。だが「言わない方が良い」と助言を受けているため、積極的に明かそうとはしないだろう。 ・あなたは、少なくとも記憶を失ってからは毎日、眠る度に奇妙な悪夢を見ている。初期 SAN 値から1d10 の減少を行う。一度の睡眠での減少ではないため、発狂は行わず、不定の値も減少後正気度からの算出で良い。 技能 推奨:機械修理 /コンピューター/人類学 / 基本の探索系技能 / 高めの POW 任意:応急手当 /信用 / 戦闘技能 / 回避 非推奨:母国語以外の外国語技能 職業 アウトロー系の任意の職業(KP が定めても良い) もちもの 無し 特別な作成ルール ・この世界において、容姿や見た目の年齢は、実際の年齢・性別と必ずしも一致しません。年老いた老人のように見える若人、年若い少女のように見える成人男性などが日常的に存在します。これは大気を汚染する化学物質による身体異常のためとされていますが、科学的根拠は得られていません。 ・この世界では全人類が共通の言語を使用しています。よって外国語という概念が存在しません。また国家は統一されており、日本・アメリカなど、ほとんどの国家名は現存していません。 以上の理由より、外見がどのように見えるか・内面はどのような存在に近いかを設定し、KP に公開してください。STR、CON、DEX、APP、SIZ は外見に、POW、INT、EDU、実年齢は内面に準拠します。 例: 外見 ラテン系の 20 代男性 内面 10 代の少女 (この場合、生まれてから10 数年の人間で、自分は女であると認識しているが、身体的にはラテン系の 容姿をした 20 代男性である、ということになります。) 注意 ・Ho【Moon】の本名は秘匿内容に含まれ、このシナリオのネタバレとなります。いかなる場合も公開しないようお願いいたします。公開で呼称する際は導入にある「No.0708」などを使用してください。※部屋のキャラクターコマの名前は「No.0708」にすること。 -------------------------------------------------------------------------- 【世界観/用語集】 【国家警察】 軍隊の解体された世界にて、治安を守るため各【層】に設置された役職。 警察と名はつくが、実態は第二次世界大戦の軍隊に近い。 殉職率は極めて高く、しかし死因は遺族に対してすら「人類の生存圏拡大のため」として秘匿される。 元帥と呼ばれる存在が【国家警察】を取り仕切っており、【塔】内部の政権を握る党の指導者でもある。いわば独裁者だ。 その膝下である本部に所属している探索者は、年若いエリート扱いを受けているだろう。 【異端者】 死刑制度の廃止された世界にて、死罪に相当する犯罪を行った者は長期懲役に課される。 その中でも、「とある犯罪」を行ったために長期懲役刑が言い渡された者の通称。 または懲役が言い渡されていなくとも、同様の罪を犯していると判断された者のこと。 「【異端者】の中には知能やその他個性的な能力に優れた者が数多く含まれ、これらを国家治安維持に利用するため【異端者】の記憶を改竄した後、利用している」と世間にも公表されている。 この実態には賛否あるが、あまりに大きな権力を有する【国家警察】の判断に、大々的に異を唱えることができる者は少ないだろう。 「とある犯罪」の明確な定義に関しては【国家警察】内でもほんの一部の上層しか把握していないが、一般には「宗教的なもの」と噂されている。 【塔】 はるか昔に作られた、浄化装置の働く縦に長いビルのような巨大な建物。この内部のみが現状、人類の生存圏である。 層(フロア)ごとで仕切られてはいるが、そこに明確な国境などはない。 1層は数個の街を内包できる程度の広さがあり、層ごとの人口の過密により都会・田舎の区別もある。 また国境の概念がなくなったとはいえ、層ごとに人種や生活方式は偏る傾向にある。 別層への上下の移動手段は、塔中央部を串刺しにするように一直線に伸びた【カプセル】のみ。 【カプセル】 見た目は現代で言うところのエレベーター、役割や形式は駅のようになっている。 【カプセル】が停止するホームや、その管理を職業とする駅員も存在する。 各層の中央に空いた空間を、数千本の【カプセル】が日々上下に移動している。 1層ずつが巨大なため、1000層移動するのには約1時間かかる。 酔いやすい人も存在するため、遠方へ移動する場合は眠ってしまうのがいいだろう。 【層(フロア)】 第1層__最上層。実質【塔】の屋上のような場所で、外気に晒されているとされる。もちろん浄化装置が十分に働かないため、人類が立ち入ることはできないと言われている。 第496層__国家警察本部のある層。 第8128層__最下層。 【人類】 この世界において、容姿や見た目の年齢は、実際の年齢・性別と必ずしも一致しない。 年老いた老人のように見える若人、年若い少女のように見える成人男性などが日常的に存在する。 これは大気を汚染する化学物質による身体異常のためとされているが、未だ科学的根拠は得られていない。 その割合は40%程度との調べがある。 【武器】 現代のいくつかの国家のように、銃器の所持は一般市民であろうと認められている。ただし使用による他者の殺害はご法度。 また質は悪く高価なため、金銭的な理由から容易に手に入れることはできない。 持たずに生活している市民がほとんどだろう。 国家警察所有の物がもっとも価値が高く、性能も良い。 【通貨】 全人類が共通の通貨を使用している。よって、単位は存在しない。 【言語】 全人類が共通の言語を使用している。よって外国語という概念が存在しない。 また国家は統一されており、“日本”などほとんどの国家名は現存していない。 【文化】 人口が半減し、かつての繁栄の象徴のすべてを置き去りにして「塔」の中に逃げ生き延びた人類だが、数百年の時をかけ、ある程度のレベルまで技術や生活水準を上げた。通信端末はもちろんのこと、医療用のドローンやレーザー銃が存在するのだから、程度としては現代の十年、二十年後と同等の技術を持っているだろう。 しかし急な技術発達についていけない地域ももちろん存在し、車のない地域や、旧式のリボルバーを扱っている地域もあるかもしれない。 ただ一つだけ言えるのは、釣りで生計を立てている人間はいないと見ていいだろう__海も、雨を降らせる空もない「塔」の内部では、魚を育成できるほどのまとまった貯水はとても貴重で、その辺に存在するものでは決して無いからだ。 しかし、そういった自然のもの以外ならば、現代にあるもののほとんどは存在していると見ていい。 -------------------------------------------------------------------------- 概要 西暦2xxx年 環境汚染が広まり、人類の総人口が半分以下に減少した近未来 【国家警察】と呼ばれる職業についている探索者が見せられたのは、 極秘任務と記載された文章と、ひとりの囚人の映像だった。 「危険な任務となるだろうが……なに、心配は不要だ」 「私は君の実力を買っているし、万一に備えて"コレ"を用意した。」 「君には今回の任務中、コレとともに行動してもらうことになる。」 「No.0708。忌まわしい【異端者】だが、その才能は折り紙付きだ。」 「今回の任務にあたって、特別に使用を許可された。」 「うまく使いこなして任務を遂行してくれ。」 「期待しているよ。」 【世界観】 世界は汚染された。 愚かな人類から空と海が奪われたのは、もう遠い昔の話だ。 満足な呼吸すらままならなくなった地球上、 人類絶滅の危機に迫られた当時の世界各国は、 最先端技術を結集して、天に届くほど長く、 街が入るほど巨大な「塔」と呼ばれる避難施設を設置した。 浄化装置の働く「塔」の中でのみ、約半数となった人類は今もなおかろうじて生き長らえている。 だが、あなたにとっての世界とは『もともとこのようなもの』だ。 灰色の硬い天井こそがあなたの知る空であり、 床に溜められた大量の水こそがあなたの知る海である。 人工生成された酸素を大気と呼び、 太陽光と含有物を近くしただけの光を、昼間と定められた時間に浴びる。 この世には、果てのない地平も国境もない。 代わりに仕切られた明確な上下だけが存在する。 たった一つの「塔」となってしまった世界は、統一された一つの国家としてまとまった。 もしも、世界が一つの国になれば。 かつて数多の支配者たちが描いた夢は、皮肉にも人類の衰退により叶うこととなったのだ。 「塔」の最上階。 唯一「塔」の外を見渡すことができ、人類の生存は困難とされる第1層には、 いったいどんな光景が広がっているのか。 絵本の中でのみ語られる外の世界。その真実は、今となっては誰も知らない。 ------------------------------- 名前のない手紙 ───────────────────────────────── あれからどれくらいの月日が流れたんでしょう? それは僕にはわからないことなのですが。 手紙を書きたいだなんて言ってはみたけれど、 あの日以降の僕は当然存在などしなくって、 改めてあなたに伝えたいことも、 伝えられることも、 ほんとうはひとつもないのです。 だから、僕に伝えられることは…… あなたに一度伝えたようなことばかりで、 あなたは飽き飽きしてしまうのかもしれないですが。 僕はどうしようもなくそういうものなので、 ご容赦くださいね。 こんな僕だけれど、 それでも僕にとっての幸せは、やっぱり…… あなたが幸せでいてくれることです。 今目の前のあなたが、 楽しそうにたくさん笑ってくれていること、 僕はとっても嬉しい。 初めて会った時と比べると、 よく笑うようになりましたね。 ほんとうはよく笑う人なんじゃないですか。 叶うならずっと見ていたいと思うのですが…… それは叶わないので、僕のいないところでも たくさん笑っていてくれたらいいな。 僕は、出来損ないだったとしても、 裏切者だったとしても構わないと思っています。 そして決してあなたと 絶対に同じものにはなれないとしても、 ずっとずっと、 どこからかあなたのことを大事に思っています。 もしかしたらそんなこと、 僕にはできないのかもしれない。 あなたが今見ている僕は、 ただの夢なのかもしれない。 僕はもうどこにもいなくて、 ほんとうは、 もう2度と会えることなんてないのかもしれない。 それでも、あなたの信じる心が少しでもあなたを、 そして僕を救ってくれると信じて。 夢は見るものです。 どうしたってそこに無いものも、 夢に見続けていればきっと叶う。 叶わない夢も、見ることのできない景色も、 心の中で大切に思い浮かべれば きっといつでも寄り添ってくれるでしょう。 僕もあなたのいないところで 泣くのではなくて、笑っていられますように。 会えて嬉しかったです。 ここから帰っても…元気でね。 きっとまた会いましょう。 忘れないでね。 今日は楽しかったです、夢のような時間でした。 僕はやっぱり、あなたのことが大好きです。 ─────────────────────────────────
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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