タグ： ゆら家探索者

つちや　そうたろう 一人称→私　二人称→君 大阪の生まれ。それなりに裕福な土屋家の嫡男、下に妹の桜子がいる。 幼い頃から医者を志し親元を離れ東京の医科大学へ進学、在学中にまだまだ発展していない精神学方面へと舵を切った。 卒業後はそのまま東京下町に住み、在学中の縁から張賀(はりが)脳病院に勤務。 まだまだ新米ではあるものの精神学への探求心は人一倍で、発展に少しでも助力ができればと日々研究中。 その姿勢が買われ院長から勤務先にどうだと声をかけられた。 東京で暮らして十数年になるが、未だに大阪の訛りが抜けない。治すつもりはない。 患者に対しては当時は私宅監置が適法だとはされていたが改善の余地があると思ってはいるが、 治療法も薬も適切な物がまだまだ未確定なためにどうすることもできず監禁されたまま酷い生活を強いられている患者たちの現状を見送ることしかできない状態。 歯がゆい気持ちがあるためか彼の治療は患者と話をすることが主体。 何でもないことを話し聞くことに重きを置き、あくまで日常であり普通であることを患者自身に印象付けるために行っている。 話題探しのためにと数年前から詩歌を始めたがなかなかにのめり込んでしまっているようで、 日頃から動物や虫の声、風の音や果ては道行く人の話までも耳をそばだててしまう始末。 そういったものたちから題材をもらい、休みの日にまとめて手帳に書きだしている。 たまに妹が様子を見に上京してきたりもするのだが、なんだか恥ずかしくその手帳を見せられないでいる。というか他の誰にも見せたことはない。 勘繰られた際に必死に隠してきたために数年間で培われた隠蔽技術はなかなかのものなんだとか。 意外と頑固。 霊的現象に出くわしたことはないが肯定的であり、毎年お参りは欠かさず行っている。 氏神はお稲荷さん。 ※大正シナリオ『異説・狂人日記』にて作成 ↓シナリオネタバレ注意 １『異説・狂人日記』 エンドB

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