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EA・LM仕様。 コンボ 放たれし黒の隕石（ブラック・メテオ・ストライク）　RC：射撃攻撃、射程：視界、対象：範囲（選択）・至近可、攻撃力：6、ダイス：8、侵蝕値：8 ≪コンセントレイト：バロール≫2+≪黒の鉄槌≫2+≪因果歪曲≫2+≪黒星の門≫1　通常時 ≪コンセントレイト：バロール≫3+≪黒の鉄槌≫3+≪因果歪曲≫3+≪黒星の門≫2　100％時 8dx+4@8　通常時 9dx+4@8　60％時 10dx+4@8　80％時 12dx+4@7　100％時 「俺のルールに反する奴は、問答無用でぶちのめす！」 黒神達哉（くろかみ　たつや）。17歳の高校生でUGNチルドレンだ。シンドロームはバロールのピュアブリード。 俺は元々望まれて生まれた奴じゃない。両親が馬鹿みたいに避妊もせずにヤりまくってたせいで出来ちまったようで、餓鬼の頃から暴力を振るわれる毎日を送っていたよ。しかも幼稚園や保育園に入るくらいの歳に捨てられちまった。まったく最低な両親だ。 まぁ、運良く孤児院の職員に拾われてな。そこでなんとか生活は出来たさ。 だが、生憎暴力を受けて育った身だからな。他人なんか信用は出来ないし、話すのだって面倒だった。俺以外の全員『敵』とさえ思っていたくらいだ。いつも目付きを鋭くして嫌悪感を出して近付けさせないようにしてた。全く、可愛げのない餓鬼だったよ。 先生達は優しくしてくれてはいたが、俺はその好意さえ受け付けられなかった。面倒な子だと思われていただろう。 その後も俺は変わらず成長していったある日の事だ。確か、中学生くらいの年齢だったか・・・。 俺は買い出しに外に出かけていたんだが、道端でいかにも馬鹿そうな男共に囲まれて怯えてた同年代位の女の子を見かけてな。何故か分からないが、無性に腹が立ってその男共に喧嘩を吹っ掛けた。まぁ、ボロボロに負けたんだがな。女の子は上手く逃げていてくれていたようだ。 だが、その時だ。俺が『オーヴァード』として目覚めたのは。奇妙な力が湧いて来て、その男共を謎の球体みたいなので吹き飛ばしてやった。まるで隕石のような威力でな。１発で意識を失う程の威力だった。生きていたかどうかは分からない。そもそも、目覚めた能力に混乱してて、そいつらの生死を確認する余裕なんてなかった。 それを偶然見ていた奴が居て、俺に声を掛けて来やがった。俺は混乱していたせいかその球体で攻撃したんだが、あっけなく鳩尾を殴られて一瞬で意識を失ったよ。 目が覚めたらどこかの施設だった。まぁ、病院だったと思うが。そこで俺を気絶させた男が居て、俺は迷わず殴りかかったが、呆気なく返り討ちだったよ。んで、動けなくなった所で俺の力とか、世界が変貌している話とかを聞かされて、そのままUGNチルドレンとして活動する羽目になった。まったく、厄日だな。 んでま、そこで玉野椿さんと会ったんだが、まったく、あの人には一生敵わないと思ったな。経験も、人としても、何もかもが俺を上回っていた。俺の師匠は凄い人だと断言出来る程にな。 結局チルドレン専用のアパートみたいな所で暮らして、近くの高校に入学したんだが、まさかあの時の女の子と再会する事になるとはな。名前は凪白 雪花(なぎしろ せっか)って言うらしい。しかも同じクラスで席も隣。なんだこの漫画みたいな展開はとさえ思ったさ。 んでまぁ、あの時の礼を言われたり、なんだかんだ話すようになったりして親しくなったんだよな。たまに帰り道を途中まで一緒に歩いたりとか。それでまぁ、自然とって言うべきか、気付いたら凪白の事が好きになってたんだ。なんか分かんねぇけど、こいつと一緒に居たいと思った。 それでまぁ、夏休み前に告白したんだよ。そしたら、そいつもどうやら俺の事を好きだったみたいでな・・・。見事恋人同士になった。正直、嬉しかった。涙が出るかとさえ思った。 それからだ。俺の人生の中心が雪花の為に生きるようになったのは。雪花を守る為ならどんな相手だろうと立ち向かってみせる。雪花を傷付ける奴は誰であろうと許さない。俺の中で決めたルールに反する奴は全員ぶちのめす。それが例え普通の人間でも、オーヴァードだったとしても。 俺は絶対に雪花を守る。そう決意したんだ。 ただまぁ、そのなんだ、素直になれないせいでついつい好意を示されると反論しちまうのが悪い癖なんだ。治そうとは思ってるんだが、どうにも治らねぇ。覚悟決めて恥ずかしいのを我慢しながらじゃねぇと愛情を伝えられねぇんだ。まったく、難儀な性格だよ本当に。 けど、俺は雪花が好きだ。それだけは自信を持って言える。それだけで、今は十分だ。 性格 基本的に面倒な事は避けるタイプ。親の虐待の経験から、人を遠ざける雰囲気をいつも出しているが、凪白雪花にだけは素の対応をする。目付きが鋭く、直接的な言葉を言うので辛辣に思われがちだが、それなりの信頼を抱けるようになれば普通に話すようにはなる。 傷付くのは慣れているが、凪白雪花が傷付くのは絶対にダメだと思っている為、「凪白雪花を守る」「凪白雪花を傷付ける奴は問答無用でぶちのめす」というルールを決めている。 その他に、「人を平気で傷つける奴はボコす」「優しくしてくれる奴にはそれなりの対応を返す」「喧嘩は真っ向から受け、正々堂々戦う」等がある。基本的には、凪白雪花に関するルールが多い。 ぶっきらぼうで面倒臭がりで素直じゃないと、なんとも面倒な性格だが、不器用ながらも優しさを表現する事は出来る。本当の気持ちを伝えたい時は、素直に包み隠さず言葉にする為、根は素直なのかもしれない。

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