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【概要】 「お前ら全員大雑把すぎる！　もう少し俺に苦労をかけさせないようにしろ！」 生真面目・堅物・完璧主義者な生徒会長。頭はいいが中身は頭の固い馬鹿。 【人柄】 品行方正を絵に描いたような優等生……を目指す堅物君。現代では希少生物となった馬鹿真面目タイプであろうとしており、規則に厳しく不真面目な人には怒りっぽい。他人の不誠実にとにかく厳しい男であるが、自分にもかなり厳しく、余計な苦労を背負いがちなタイプでもある。なんだかんだで他人想いな性格ではあり、誤解されることも多いが生徒会長になるあたりそれなりに理解者には恵まれているといえるだろう。ちなみに全体的に不器用である。 万人に対して誠実に平等であろうとしているが、仲の良い友人には少し甘い。 眼鏡は伊達。 【経歴】 両親はともに読書家であり、その影響で読書好きに育つ。ただ2人の趣味嗜好に沿った結果、やや偏った知識を手に入れた。 幼少期はそのまじめさから周囲に疎まれることもなくはなかったが、自分を曲げたことはない。いつから彼がこんなバカ真面目になったのか。それはもしかすると、近くにいた誰かのためだったりするのかもしれない。 中学でも生徒会長だった。もうすぐ高校の方も任期満了が迫ってきている。 余談だが彼が生徒会長の時の文化祭は、それはもう盛り上がったとかなんとか。 【趣味】 読書 アルバイト（親戚のカフェでのお手伝い） 【関係性】 ・水瀬杏咲 誰に対しても平等にであろうとする鹿生だが、水瀬杏咲に対してはそうではない。彼は誰よりも厳しく彼女を叱るし、誰よりも真摯に彼女を助けようとする。長い間同じ時間を過ごし、気難しい鹿生の在り方をずっと受け入れ続けてきてくれた杏咲の存在は、彼にとってかけがえのないものである。 もっとも彼は、その感情が何と呼ばれるものか知らないし、無意識に認識しないようにすらしている。「無条件に大切な存在」であることを認めるのは、彼にとってとても難しいことのようだ。 彼が杏咲の世話を焼くのは、彼にとってそれが「彼女のそばにいる理由」になるからだ。 呼び方は「水瀬」。ただこれは高校に入るにあたり一度適切な距離感を保とうと意識的に呼んでるもので、気を抜くと昔までの「杏咲」という呼び方が飛び出してしまう。 ・米倉威吹 鹿生にとって一番気の置けない親友。彼に対しては、厳格な生徒会長モードも鳴りを潜める。 呼び方は「威吹」。 ・内田紫乃 最も鹿生が気楽に接することのできる異性の友人。部長と生徒会長という立場からきっちりした場での付き合いもあり、彼は信頼している。 【サンプルセリフ】 「嫌われ役で結構。誰かが言わないといけないなら俺が全部言えばいい」 「全く、お前らは俺がいないと相変わらずだな！」 「危なっかしい奴を見ているだけなんてできない。　……そんな薄情なこと、出来るかよ」 「普段からもっと気を抜けって？　生徒会長は生徒の模範にならなきゃなんだよ」 「世話を焼くために近くにいるんじゃなくて、近くにいるために世話を焼くって決めたんだよ」 【元ネタ】 米津玄師「馬と鹿」

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