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本編 綴字(もとあみ てつじ) ダウナー系のアラサー男性。 容姿に無頓着でいつもボサボサの髪と無精ひげ、着潰したヨレヨレの服を着ている。 やる気がなさそうな印象だが仕事は出来る。実は面倒見も良い。第一印象が悪いだけ。 そこそこ器用でＨＯ1の世話をする度に出来る事が増えて行く。器用貧乏。 愛煙家。銘柄はピース(ロング) 趣味は読書 一人称:俺　二人称:アンタ 2024/06/06 「紙魚のうた」 KPみるさん　PL煎太郎 SAN60→58 報酬:図書館+4　組み付き＋3 ──────以下　紙魚のうた　HO2　ﾈﾀﾊﾞﾚ有────── ■過去設定 幼い頃から寡黙で感情の起伏も乏しく、あまり自己表現が得意じゃなかった。 その為、いつも本ばかり読んでいた、そうしていれば誰とも関わらなくて済むからだ。 小説を読み耽る日々でふと思いいたる。言葉を発することが苦手なら綴ればいいと。 中学生の頃初めて筆を取り、自分の想像を紙に綴り始めた。 生れて初めて心が躍った。こんなに自分を表現できる方法があっただなんて。 それからというものの、学生生活の中では文学部に所属した。ここでなら同志がいるのではないかと。 しかしほとんどは幽霊部員で、文学にさほど興味がない奴らばかりだった。稚塚叔光を除いて。 彼とはそれからの付き合いだ。毎日読破した小説の感想を語り合い、時には年相応な遊戯も交え この関係に名前を付けるとしたら”親友”だろう。気づけば何でも話せる相手になっていた。 順風満帆、夢だってあった。小説家になる事だ。大学在学中に初めて出版社に自身の作品を持ち込んだ。 しかし縁がなかった。負けじと次だと、親友に支えられながらも、物語を何十、何百と原稿用紙に走らせた。 落選、落選、落選、落選落選落選… 持ち込んだ先の編集者が嘲るようにこう言った。「才能がない」と。 そんな、簡単に、人の才能を、殺すのか、作家の夢を、共に叶えるはずの編集者が…！！！！！ 憤怒か悲愴かはたまた絶望か、言いようのない負の感情に呑まれた。 その日は負けてたまるものか、と何枚目か分からない原稿用紙に筆を降ろした。…何も、書けない。何も、浮かばない。 殺されたのだ、夢を。言葉の刃で。 原稿用紙に滲むのは筆のインクではなく、涙の跡だった。その日を境に、小説家を目指すのを辞めた。 大学を卒業後、出版社の編集者となった。 小説家という夢を追う者のサポートをするために、自分と同じ者を生まない為に。 実は熱意のある男。努力家が好き。 天才肌が苦手。 ホラーやミステリー系の作家を目指していた。 ───────── ①椎塚との関わり
 高校からの付き合い。何でも話し合える親友。 悩みがあったら真っ先に相談する相手。ツーカーの仲。 よきライバルでもあったが、自身が小説家の夢を諦めてからは会う頻度が減った。 呼び方:ヨシ ②小説に対して 読むことは今も好きだが、もう書く事は出来ないと思っている。 書く事に対して軽くトラウマになっている為、物語を書こうとすると頭が真っ白になる。 心のどこかでまた書きたいとは思っている。

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