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風間 陽希(かざま はるき) 「公安局刑事課、風間 陽希。仕事、任務はこなしますが他は期待しないでください」 「…誰が好きこのんでこんな場所に。はぁ、さっさと終わらせる。ただそれだけ」 「近寄んないで。上からの指示だから着いてくるのは仕方ないけど5歩、いや10歩は離れて歩け。これはボクからの『命令』だ！」 「とうさ…失礼しました。黒田係長、お呼びでしょうか」 「もう子どもじゃない。立派な大人だし立派な刑事だよ。それも、全部父さんやとお兄のお陰。…だから、2人の役に立てるよう頑張るから。ヘマなんかしないって大丈夫だよ」 「透也さん、ここの書類の事で聞きたいんだけど。いい？」 「とお兄…髪ぐちゃぐちゃになるからそれやめてよぉ…。ボクもうそんな子どもじゃないってば」 一人称:ボク 22歳。性別は?。 自信過剰ながきんちょ刑事。何があれかと言えば異例の若さでの刑事昇格とかいう割とほんとに天才的なあれなところ。そりゃ自信過剰にもなる。 クソ生意気ではあるが黒田さんなど敬意を示すべき相手には真面目な態度で応対する。 人間に対しても当たりが強いが、アンドロイドに対してはかなり当たりが強い。近寄ってきたらいつも威嚇したりする。 なお、威嚇したりするだけでガチ拒絶はしていない。と、思う。 ただし自分の5歩以内にアンドロイドが来ると退くように声を荒げる。一応最初は10歩以内に寄るな、と言っているがこれは自衛かつ相手のためでもあったりする。本人に相手のためであるという自覚はないが。 他人とは仕事上の関わりであれば問題なく円滑にコミュニケーションを取ることが出来る。が、プライベートの事などになると話そうとはせず、どこかに行ってしまう。他者とのかかわり合いをあまり好まない、ように見える。 本名は「風間 陽音(かざま はるね)」 下の名前だけ偽って刑事として過ごしている。 過去の事件のせいか、それともそれ以前からかは本人には不明だが彼女が前髪で隠している左目には縦に切り傷が入っている。 事件のあとまた日常に戻った中で、学校に通い始めた頃同年代の子ども達にその左目の傷が原因でからかわれ続けた。 あの事件で傷だらけになった心では、そんな言葉たちから身を守ることなど出来やしなかった。 なかでも一番刺さった言葉は「あんな顔じゃ誰もお前のことお嫁さんにしてくれないな」といったもの。 本来の陽音は気弱で人見知り、教室の隅で本を読んでいるようなタイプの女。 事件のあと、ただ平凡な幸せを望んでいた彼女にその言葉は突き刺さってしまった。 いつか、ただ、大人になって、誰かと結婚して、幸せに暮らして、そして。そう望んでいただけなのに。 それを言われたあと、読んでいた本をそいつにぶん投げカバンを引っ掴んで無断で家へと帰る。 学校から連絡があった黒田さんが家に帰ったら、自室でハサミを持ってへたり込んで泣きじゃくる陽音の姿があったりするかもしれない。周りにはいつも綺麗に伸ばしていた髪が散乱してるとかそう言う感じ。(ここで今の髪型に) 黒田さんが陽音から話を聞こうとしてくれるなら、今まで大人しく我が儘なんて一度も言わなかった陽音が初めてそういったことを口にする。 「もう、学校に行きたくない」と。 そこから中学では不登校に。ただし勉強はしっかりこなしていたし、なんなら中学の段階で高校の勉強に手を出すぐらいには良い成績を収めていた。高校は自宅から離れた場所にてちゃんと通っていた。 名前を変えたり一人称を変えたり、髪などを切ったりで自分を変えたのは女の子であった頃の大きなトラウマたちから目を逸らすため。 過去の事件も、学校での出来事も。全部が全部陽音の心に大きな傷を生み出した。 女の子であった時にトラウマが多すぎた、ってあれなだけなので、自分が男になりたいだとかそういうあれはない。 プライベートの話が出来なかったり、人との交流が下手くそなのはこういった出来事があったため。人間に対する恐怖心があるためである。仕事上などは問題ないが、普通のコミュニケーションを取るときはいつも心のどこかでは怯えている。 高慢生意気な態度でいくのは見くびられないように、相手に舐められないように、自分を大きく見せることで自分の身を守ろうとしているから。 現状心を開いているのは黒田さんと赤星さんの二人だけ、かもしれない。二人のことは慕っているし、大好きだし、家族だと思っている。 陽音の本当の名前を知っているのも二人だけなのかもしれない。 要訳すると、不器用コミュ障拗らせガールである。周りには強いように見せてるが実はよわよわだし、甘えたがりなところもある。 HO2について バディなんていなくても自分一人である程度はこなせると思っているためいつも後方で待機させようとするし、なんなら着いてくんな、とか言う。でも今の規律的にそれが出来ないためもやもやしていたりも。 案の定当たりは強い。それなのに嫌な顔一つ見せないところに微妙に腹を立てている。嫌がってくれた方が助かるし、尚且つそっちからバディを降りてくれたら楽なのに、といった思考。 戦闘面なども自分でどうにか出来ると思っているため、庇おうという素振りを見せたら直ぐ様「命令」として庇わないように指示を下す。 「庇ってる暇があるなら場の制圧に尽力しろ。いいか、これはボクからの『命令』だ」 当たりはばちばちに強いが、野生の猫みたいな感じなので………。うん。ごめん。 『鋼の筋力』……DBが１ランク上昇する。DBが1D6の場合、１ランク上昇する代わりにダメージが1点増える

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