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【四分五裂】しぶん-ごれつ ひとつだったものが、いくつかの部分に分かれて、ばらばらになること。 まとまっていたものが、調和が崩れて、乱れてしまうこと。 いつだって いつだって 本当の愛を求めて いつだって いつだって 現実は闇にとけてく 言葉の静寂にうちのめされても 人を狂わせる恋愛感情に憎しみと好奇心を持っている。理解ができない、理解したい、理解したくない。 元々、祇聞梧家はなんの変哲もない普通の家庭だった。小説家の優しい母、看護師の少し気弱だが頼もしい父。 裂は二人に愛されてとても幸せだった。愛とはこんなに素晴らしいものなのか！ しかし、ある日編集部の編集者の無理やりの付き合いで母はホストクラブへとネタ集めに行くことになる。それが大きな過ちだった。 ホストにどっぷりと母はハマってしまったのだ。そこから転落するのは早かった。母は毎日のようにホストクラブに入り浸った。 勿論、父は母に問い詰めた。「自分ととホスト、どちらが大事なのか」と。 …母は、当直が多く仕事が忙しく中々家に帰れない父より"愛"をくれるホストを取った。 裂は母に「行かないで」と泣きながら縋りついた。その時、母が自身を見る目を確信した。これは"母"ではなくただの浅ましい女だ。 ああ！愛とはなんと悍ましいものなのだろうか。 縋りついた時、母だった女は裂を力づくで引き離す際に刃物で裂の顔を裂いた。その傷跡は未だに裂の顔に残っている。 父は全てに嫌気が差し、アルコール依存症の飲んだくれになった。そして、最終的には首をくくって死んだ。 その後は父方の祖父母に育てられて生きている。愛情深く育ててもらった。…本当に？それは同情か憐みではないのか？ あの日から、他人の愛情を信用できない。 名前:祇聞梧裂(ｼﾌﾞﾝｺﾞ ﾚﾂ) 年齢:20歳 国籍:日本 一人称:自分 趣味:文章の推敲、ネタ集め 好きな物:恋愛小説を読むこと、愛、祖父母 嫌いな物:愛、ホスト 誕生日:3/2 誕生花:ストック(愛の結合、同情) 誕生石:シェルオパール(和合) カラコ:d6ff99 特徴表:4-6 寄せ餌(D) 【踏破シナリオ】 箱

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