タグ： かれそ 誰がロックを殺すのか HO1

轟芹理(とどろき･せり) 27歳 女 バンドマン(ドラム担当) ｢ロックを殺すのはこのアタシ達だ！！覚悟しな！｣ 口調が荒く強面だが、姉御肌でたくましい女性。 基本前向きな性格で挑戦することが好き。年下の面倒を見ることに慣れているため、メンバーの年下組と後輩の潺を気遣う。 左腕にタトゥー、右腕には古傷、両足には昔負った火傷、腹部にあるのは盲腸で作った傷跡…と身体中傷だらけである。 ピアスは両耳4つ、舌、右眉、唇右下、臍に開けている。その他首にペンダントをかけており、左手中指と小指、右手親指と中指に指輪を填めている。 ライブ中は髪をかきあげ、それ以外はおろしている。それだけで大分印象が違う。 腹筋はバキバキに割れており、握力も相当強い。 趣味でキックボクシングをしており、体を鍛えるのも好きなので見た目に強さが増している。 昼は中華料理屋で働き、夜はバンド活動に勤しんでいる。 私生活の話をすると、部屋はとても散らかってるし料理もそんなに上手じゃない。家事全般をなあなあにやっている感じ。 昔から音楽が大好きで、特にロックが好きだった。家族みんな、ロックが流れ始めると自然と体が動いて楽しくて自分もいつかバンドを組んでメジャーデビューしたい！という夢を持つ。 彼女の夢とロックに対する熱はとても暑く真っ直ぐなもので、周りを巻き込んできた。中学でドラムに触れ、高校で部活として3年間バンドを結成し熱中した。潺はその時の後輩。とにかく、ロック、ロック！ロック！！な人生を謳歌してきたのだ。 心も寛容なので誰かがこれがロックだ！といえば｢それがお前のロックか…痺れるな…｣と受け入れてくれる。最悪｢お前とアタシのロック、どっちが上か決めよーぜ！｣と対バンが始まる。 所謂ロック馬鹿なので｢これはロック｣｢これはロックじゃない｣と私生活にまで影響が出ている。 自分には音楽の才能も、女としての魅力も、綺麗な歌声も無いけど、それでも自分の信じるロックを追求している。 好きな食べ物は炭酸キャンディ、中華料理。酒。 好きなタイプはロックな男！ 一人称｢アタシ｣ 二人称｢お前｣｢(呼び捨て)｣ 『誰がロックを殺すのか』 Bremen Key:潺姫かのん、Gu/Vo:瀬戸良狗、Ba:真未鈴月 全員生還！ 💥🎶誰がロックを殺すのか HO1バレ🎶💥 コピペ▼ ■HO1 あなたには仲の良かった姉（妹、従姉妹、叔母など、女性の親族ならなんでも構わない）がいた。 彼女もあなた同様にロックが好きで、いつも笑顔を絶やさない明るい女性だった。 しかし、彼女は去年35歳の若さでこの世を去った（死因は任意）。未だにあなたの心の傷は癒えていない。 あなたは、姉（※）が大切にしていた「黒い石のペンダント」を形見として所持している。姉（※）からは、"音響石"というとても珍しい石でできているということを聞いている。闇のように黒いが表面は虹のようにキラリと輝くとても美しい石である。裏には「0801」と文字が彫ってある。 （仲の良かったNPCとの続柄を決めてKPに伝えること） （音響石についてインターネット等で調べたとしても、それらしいものは何もヒットしない） ／／／／／／／／／／／／／ 彼女には姉がいた。姉御肌になったのも、全部姉の真似だ。芹理の中で、姉･轟柚希(ゆずき)は小さい頃から憧れの存在で明るくてかっこいい姉みたいになりたいと思っていた。 元々家族みんながロックが好きだったこともあったが、特に芹理は姉と一緒にCDショップへ行ったり好きなバンドの曲を聴いたりするのが大好きだった。 大好きな姉と大好きなロック。 なんて幸せなんだろうと思った。 大人になっても姉は変わらず新しいCDを買ってきて｢一緒に聞こう！｣と芹理の家へ飛び込んできたり、ドラマーとして名が広がった時も沢山褒めてくれた。本当にそんな姉が大好きだったし、姉を嫌う人間なんてこの世に居なかった。 それなのに、姉は突然この世を去った。芹理が25歳の時。姉はまだ35歳という若さで亡くなったのだ。死因は事故死。不運にも酒気帯び運転の車に夜道、跳ねられて亡くなったという。 あまりに突然の出来事で芹理も理解できなかった。 姉がいるのが当たり前で、週に一回は芹理の家へ遊びに来て、一緒に『ザ･ウィンドフォールズ』の曲を聴くのが習慣になっていたのだ。それが、無くなった。 酒気帯び運転の犯人は反省している様子もなく、姉が飛び出してきたとまで証言し始めた。怒りと悲しみが交わり、｢1発殴らせろ！！！アタシの姉貴を返せ！！！｣と何度も涙混じりの声で叫び続け殴ろうとしたが警察に止められた。 さらに警察は、姉が死ぬ直前まで『ザ･ウィンドフォールズ』の曲を聞いていたらしく、後ろから迫る車に気が付かなかった線もあるとして捜査をしたのだ。 ｢ロックが姉貴を殺したっていうのかよ…そんな訳ねぇだろ！！｣ 車に潰されて、ボロボロになったプレイヤーには確かに、音楽が流れていたという証言もある。芹理はその事を信じてはいない。 姉が他界して2年経つが、未だにその傷は癒えていない。姉と自分が好きだったバンド、『ザ･ウィンドフォールズ』の曲を聞く度に思い出してしまう。姉に、会いたいと思ってしまう。 年下に面倒見がいいとこは姉の真似。中華料理は姉が好きだったから。ドラムを叩き続けるのは姉が褒めてくれたから。ペンダントは、姉の遺してくれた大切なものだから、絶対に無くさないようにいつも首に下げている。 自然と、姉を模範として生きてしまっていることに気づいていない。ピアスを開けたのだって、タトゥーを入れたのだって、弱い自分を隠すためだった。 心が強いようで、とても脆いのが本当の轟芹理だ。

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