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　 　■四十八願宵風 　　四十八願伊代の実の兄。 　 　高校の頃から素行が悪く、ほぼ家に帰っていない。 　出席率も悪くほぼテストの点数のみで進級してきた。 　年上の彼女年上の友人とつるみ、夜の街を出歩く日々。家に帰るのは金が必要な時、それから伊代に会いたい時だけ。 　伊代への庇護欲が通常のそれより高く、難癖をつけようものなら半殺しは言わずもがな。 　所有物という認識が強いので、自分のものは自分で守るという自己本能での庇護欲らしい。 　お酒も煙草も女も高一から。きっかけは忘れた。男も女も抱けるし抱かれるし、気持ちよければ楽しければいい。 　世界の中心が自分とは言わないが、地雷が常にどこにあるのかわからない面倒くさい気分屋。 　すぐ手が出るし口も悪いが優しい言葉も平気で吐くヒモの見本みたいな男。 　女性関係のトラブルでヤンデレに捕まり、頭部をバットで殴られる。 　監禁されそうになった所を意識朦朧のまま逃げ出したどり着いた公園でそのまま気絶。目が覚めたら記憶が全部抜け落ちていた。 　宵風の名前は覚えているがその他何も覚えていない。身につけているものは携帯のみだが暗証番号が分からない。財布もない。 　自己がわからないので趣味嗜好性格も曖昧。 　世界と事実が定まっていないからか、性格があやふや。 　甘やかされればわがままになるし厳しくされれば狡賢くなる。 　口数が少ない訳ではないが穏やかに微笑む好青年になったようだ。 　何もしないのは申し訳ないので、小さな書店で店員をしてはいる。 　しかして不器用で上手くいかない。時折頭痛に悩まされている。 　両親が亡くなっていること、伊代が探偵事務所で世話になっていること、伊代に探されていることなど何一つ知らない 　危機本能から逃げ出したけれど行く宛もなく。 　結果冷たい闇が落ちる街で路頭に迷う。　頭痛がする　どこにも行けない 　崩れるように公園で気絶した。 　目が覚めて最初に入ったのは、晴天の空に浮かぶ雲よりも目を焦がす太陽よりももっと眩しい、真白に近い乳白色の瞳。 　ぼんやりとした意識のまま手を引かれるがままに連れられて。そうしてその人の家で世話になる事となる。 　自分で言うには感覚が曖昧で雲を掴むような気持ちではあるものの、彼と一緒にいるのは心地がよい と思ったはず。きっとそう 　だって記憶が戻っても離れがたいと思ってしまったから。死ぬときはこの人の隣がいいと願ってしまったから。 　一人称：おれ、二人称：あなた 　【特徴】前職（ギャンブラー：芸術（イカサマ）） ・・・‥‥…………………………………………………………………………………………………‥‥・・・ 　■通過シナリオ 　51【クロッカスはリナリアをみない】 　KP：かづき　NPC：雛菊茉莉 　51【ほの暗き水に浮かぶもの】 ・・・‥‥…………………………………………………………………………………………………‥‥・・・ 　■その他 　【基本性格】 　昔…55：権威的 　現…02：消極的 　 　【追加嗜好】 　昔…86：サディスト 　現…22：閉所恐怖症 　 　【花ダイス】 　昔…ダリア：「移り気」「華麗」「優雅」「威厳」「不安定」 　　　　　　　全ては与えられるもの。苦労を知らず、過程に興味をもったこともない。だがこれからはどうだ？ 　現…連翹：「希望」「かなえられた希望」「集中力」 　　　　　　　決して諦めない。それだけを考え、それだけに向かって突き進む。必ず叶うと知っている。必ず叶うと信じている。

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