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山口霊神社に封印され、祀られることでご神体となった隠神刑部の娘。 隠神刑部の話は江戸時代後期に語られた『松山騒動八百八狸物語』に記されている。 隠神家はもともと松山藩を守っていた由緒正しき狸の一族であったが、後藤小源太との盟約に抗うことができず、 本来は守護するはずの松山藩を攻撃することとなってしまい、稲生武太夫に討伐されてしまう。 （後藤小源太との盟約も幕府から松山藩が借りていた借金を着服しようとしていた奥平久兵衛の策略とされている） 一度は一族全てを成敗される結末であったが、稲生に献身的に仕え、彼を愛してしまった雌狸・撫子の懇願で封印処理だけでとどまった。 （その後、撫子は「稲生様に合わせる顔がありませぬ」と言い残して一族の許に戻り、一族と共に封印される） その後、稲生は松平の家臣たちが「狸どもを皆殺ししろ」という声をあげるごとに彼らを諫め、封印した社を生涯祀り、護り続けてきた。 彼女は愛を貫いた雌狸の名を受け継ぎ、いつかは先代のような『佳い女』となれるように努力している…が、 花嫁修業（家事や料理）の方はからっきしで、腕っぷしだけが強い状態(笑)。 実は、真に出会った瞬間に一目惚れをしており、彼に寄り添い、ともに歩きたいと思っている。 留守を守るつもりで旅に連れて行ってもらえるとは思っていなかったため、旅に誘ってもらえてとても嬉しい。 【特徴表】 【51】動物に好かれる：独特のたたずまいのおかげか、たいていの動物がなついてくる。 【63】鋼の筋力：ダメージボーナスが1段階向上する。（通常時：1d6　本性時：1d6+1） 【流派】神道流 『修羅』：SAN減少やHP減少の際に振ることができる。これに成功すると受けるダメージを1ポイント減らすことができる。大成功の場合は2ポイント減らせる（最低値0）。大失敗した場合は1d10振って修羅を増やし、その分SANが削れる。 【関係性】 友人　犬養 真【https://charasheet.vampire-blood.net/1460402】 幼馴染　スミレ【https://charasheet.vampire-blood.net/2618487】 幼馴染　コデマリ【https://charasheet.vampire-blood.net/2357812】 【術】 ・『居合い』【習得コスト：-3】【使用コスト・1d3MP】：刀を鞘に収めた状態から抜刀する術。この術を使用することによって、行動を消費することなく即座に刀を抜き、攻撃や受け流しに使用することができる。この術は戦闘ターン中いつでも使用することができ、ほかの術と同時に使用することができる。また、判定の必要はない。行動宣言と同時にこの術の使用を宣言した場合、使用武器の範囲を『長』とする。この術は刀を収めた状態でなければ使用できない。 ・『神速の払い』【習得コスト：-4】【使用コスト：1MPか1耐久力か1d3正気度】：この術は受け流しのロールに失敗したときに使用を宣言し、失敗した受け流しのロールを振りなおすことができる。この時、受け流しに使用した武器の耐久力を+10として扱う。 ・『二刀流』【習得コスト：-2】【使用コスト：1MP】：両方の手にそれぞれ刀を握って戦闘を行う術。右手による攻撃に加えて、左手による攻撃を行うことができる。右手の攻撃にはほかの術を組み合わせて使用することができるが、左手の攻撃には『居合い』を覗くほかの術を使用できない。また両方の手に斬馬刀を除く刀を準備しなければならない。それぞれの刀の銭湯範囲が異なる場合、より広い方の戦闘範囲にあわせる。左手による攻撃の判定には、左手用の技能（脇差：左手など）を使用しなければならない。 ・『妙剣切り落とし』【習得コスト：-10】【使用コスト：1d4MP】：回避から攻撃に転じる返し技。術者を対象に含む攻撃のロールが成功した時に使用を宣言する。+20％の修正を得たうえで『回避』を行い、成功いた場合、攻撃を回避するとともに相手に対する反撃が成功したことになる（大成功だった場合、反撃も大成功したことになる）反撃に対して『回避』はできるが受け流しはできない。他の術は組み合わせられない。 ・『摩利支天の太刀』【取得コスト：-6】【使用コスト：1d6+1MP】：スピリットにダメージを与える攻撃。この術による攻撃が命中した場合、相手がスピリットでもダメージを与えることができる。この術によって1ポイントでも耐久力が減少したスピリットや神格は。1d6ターンの間、耐久力の回復ができない。

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