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二瀬 紫（にせ むらさき）#734e95 自分の家は東京の下町で従業員数十数名からなるあまり大きくないねじ工場営む家だった 学校帰りにはランドセルを背負ったまま少ないお金を握りしめて駄菓子屋に駆け込んだり 河川敷で野球をしたり町内で追いかけっこをしたりしていた 父親は人柄の良さから社員からも信頼されていて母親の作る塩おにぎりは工場の人からも人気で どれもどれもが満ち足りていた とても長い事幸せな生活が続いてたと思う だが高校も卒業するかという頃にそれは起こった 新しく入ってきた社員の一人が会社の金を持ち逃げした それからは本当にすべてが最悪だった 余りにも突然の出来事だったがそれでも父親は返しに来てくれると信じていて だけど盗まれたお金が返ってくることもなく次第に社員に給料を払っていくことさえ厳しくなった 小さな工場ということもあって資金の援助もしてもらえず終いには金融業者にお金を借り始めた 最初うちは給料も払えてギリギリをつないでいたが当然そんな生活が長く続くこともなく 当然のように膨れ上がる利子 日々押しかけてくる借金取り 社員は全員そんな人に脅されて辞めてしまった 最後に父親は一家心中という選択を取ろうした 自分が目を覚ましたのは深夜パチパチとモノの爆ぜる音だった 一人火の手から逃げるために無我夢中で家を飛び出した 家を飛び出してもどこかに行く当てなんてなくて街を徘徊しながら、あの時死ねていれば楽だったのかもしれないと思いながら生きる毎日 ずっと家族に孝行しようと貯めていたバイト代などでネカフェに寝泊まりしていた時に一つの新聞記事が目についた その記事には火災について書かれていて誹謗中傷やある事無い事書かれていてあまりにもひどい言われようだった 記事の中で自分が死んだように扱われいた そこからは何かが自分の中で切れる音がした 大切だった家族が否定された事、憧れ信じていた父が家族を巻き込み死ぬ選択を取るという裏切り、金を持ち逃げした社員への恨み 多くの感情が心を支配した それと同時に今まで多くの培ってきたモノを打ち砕かれた虚無感、今はそんなものを胸に自分一人まだ生きてる 人間不信で警戒心が強くあまり多くは喋らない探索者 アクシオンには「小さい頃からずっと過ごしてきた大切な町を守りたい気持ち」と「自分を見捨て裏切り続けた人の住む町は守る価値があるのかという考え」を持ちながら乗る 「俺は死にぞこないだから」 「この町は、世界は守る価値があるんだろうか」 「命はかけがえのないものそう言って救える命があるのならって手を伸ばして自分の命を落とす羽目になって 今度はその姿を見た誰かがその意思を継ごうと考える でも本当にかけがえのない命に価値があるのならその自己犠牲の連鎖に皮肉以外のなんの意味があるんだ」「本当に俺たちにこの町を任せ戦わせてる奴らに守る価値はあるのか？？？？」 一人称「俺」 高校時代は剣道部所属 段位は初段だが実力としては二段 段位取得前に学校そのものをやめてるため記録上は初段 運動はどれもそつなくこなすタイプだったため他の部活に助っ人として呼ばれることも多かった 父親が柔道をやっていた影響で格闘技にも明るく少林寺拳法を習っていたこちらも最終的に黒帯は取得することなく 茶帯止まり 所持品は元々まじめな性格だったこともあり寝る前にキチンと次の日の支度を終え眠りに着いていたためとっさに近くにあった 学校に持っていくための鞄だけは持って飛び出すことができたため持っているけど教科書等のモノはすでに処分済み 4週間の視界不良 今は自分の靴先さえも曇って見える。≪目星≫が 20 減少する。 事故死以外で救われません 眠気と戦いながら書いたCSを酒飲みながら修正しました対戦よろしくお願いします

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