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■飽食度（サタイエティ・レート）：0 ■欠落(心の飢え)：温もり「誰かと一緒にいたい。」 　・代替食：煙草や熱い缶コーヒーなどの、熱を持つもの。 解説：味ではなく、熱を摂取している。これは、熱の中に人の「温もり」を見出しているから。代替食は、熱を持つものなら何でも良いのだが、携帯可能で"一見異常には見えない"缶コーヒーや煙草を好んで代替食にしている。 ■変身 　・トリガー：オイルライターで自身の身体を燃やす 　・咆哮：悲鳴のような獣の鳴き声 　・変身態：白に黒い縞模様の巨大な虎 解説：自身を燃やして炎に包まれる事で、「温もり」への欲求を刺激する事がトリガーとなる。悲鳴に似た獣の咆哮は、心の内に秘めていた孤独感から来る叫び声であり、変身態の白と黒の体毛は、「誰かと一緒に居たい」と「食べてしまいたい」という相反する欲求を現わしている。温もりに飢えて誰かを喰らえば、その人は冷たくなってしまう。 ■設定 B.I.N.D.S.遊撃部隊、"山猫（リンクス）"隊の隊長。 人当たりが良く、面倒見の良い性格なのだが、真雪の過去を知る人物からは"生粋の人喰い"と呼ばれている。 オーヴァードへの覚醒時に人を喰らったため、幼少期は、危険なオーヴァードとして周囲から距離を置かれていた。 罪悪感と孤独感に苛まれる日々が続く中、どうして人を喰ってしまったのかという理由を知りたった。 そして、もう一度人を喰った。その瞬間、飢えが満たされる感覚と共に自身が"生粋の人食い"である事を自覚した。 それが、「バイサズ」として自覚するきっかけとなった。 親しい人物である程、より強く人の「温もり」を感じられるため、より"おいしそう"に見えてしまう。 飽食度が低くなると、「誰かと一緒に居たい」と「食べてしまいたい」という矛盾した妄執に囚われてしまう。 それを防ぐために、より効率よく飢餓感を満たす能力を身に着けている。 ■"山猫（リンクス）"隊 B.I.N.D.S.の中でも、比較的新しくできた遊撃部隊で、構成員は全員バイサズオーヴァード。 "吊るされた男（ハングドマン）"隊や"猟獣（ハンター）"隊と比べ小規模な部隊。 その分フットワークが軽く、小回りが利くのが特徴。 名前の由来は、宮沢賢治の小説「注文の多い料理店」に登場する、人間を料理してしまうレストラン「山猫軒」から来ている。 これは、フットワークの軽が猫を彷彿とさせる事と、人喰いである事の二つの意味を含んでいる。

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