タグ： 山羊の歌は謡えない

ピーター・エアハート Peter Earhart ポイントによる能力値決定を採用 【概要】 考古学者に憧れる少年。好奇心旺盛すぎて問題を起こしがち。 一人称･･･俺　　誕生日･･･7/1　　年齢･･･15　　才能･･･考古学と記憶力 好きなもの･･･トマトスープ缶。昔から同じ会社の同じ商品を好んで食べている。 嫌いなもの･･･なし。むしろ何でも構わず食べてみて、そして腹を壊す。 【来歴】 ピーターの母“カレン”は考古学者で、その道では名が知れている。大学教授として勤務しながら執筆活動、様々な発掘現場にも出張する多忙な人だった。夫とは死別したため、世界中を飛び回りながらピーターを女手一つで育ててきた。 友人ができてはすぐに引っ越してしまう不安定な生活だったが、ピーターは苦に思わなかった。誰よりも傍で母の仕事ぶりを見てきたピーターは考古学者に憧れるようになり、その背中を追うようになった。 【母親】 カレンの様子がおかしくなってきたのは、親子がイギリスに身を落ち着けてからだ。とある発掘現場から帰ってきたカレンは明らかに憔悴しており、その理由を話すことも無かった。それから家に帰る度に変貌していき、精神科にも通うようになったが改善することもなかった。 ピーターも母の変わりようを案じていたが、恐怖はしていなかった。いつか元気な姿に戻って、また研究内容を聞かせて欲しい。その願いもむなしく、間もなくカレンは蒸発した。 【恐怖】 警察による捜査は行われたものの足取りは掴めず、行方不明者として情報提供を待つ形で処理された。身寄りのないピーターは、一時アダムスハウスとは別の孤児院で過ごしていた。 ピーターの心に深く刻みつけられたのは、母を失った哀しみではなく、母が志半ばで――おそらくは死亡したことへの恐怖。誰よりも太古の歴史に思いを馳せ、それを解き明かさんと努力していた母ですら、夢を叶えることはできなかった。自分も同じようになるまいと、反面教師のように捉えていた。 それからのピーターは問題行動を連発。彼が『知りたいことを知らないままにしない』という行動方針を定めたのもこの頃だった。あちこちの施設を転々として、最終的に行き着いたのがアダムスハウス孤児院。加齢と共に落ち着きを覚え、今は多少の常識をわきまえるようになった。ピーターは元の快活さを取り戻し、孤児院のムードメーカー。しかしそれでも貪欲に知識を得んとし、何かとトラブルメーカーとなっている 【性格】 活発的で好奇心旺盛。そして割と自分勝手で、興味本位で問題を起こすことが多い。 母の死から『知らないことを知らないままにしない』という理念を掲げるようになり、それが問題行動の引き金になる。 【容姿】 黒髪にピンクの瞳。常に母が使っていたゴーグルを額にかけていて、服装はもっぱらサスペンダー。 体格は少し小柄だが平均内という程度。むしろこれからが成長期とは本人の談。 【イデオロギー/信念】 ＝知りたいことを知らないままにしない＝ 十分な才能と努力を以ってしても、人は死ぬときは死ぬ。志半ばで死んだ母親のようにはなりたくない。自分にも十分な知識はあるが、まだ足りない。 そういった考えから、ピーターは知識欲の充足を命の次に大切にしている。時にはそれらも逆転する程に。それだけなら勤勉な子供で終わるところを、知識を得るだけでなく実践してしまう。 要因としては、『自分自身でも知りたいこととどうでもいいことの区別がつかなくなっている』『知り得る考古学の知識を吸収し尽してしまい、残った知識欲の行く先がない』『なんか面白そうだし試してみたい』などが挙げられる。 例：近所の山の植性を調べに三日帰らない・混ぜてはいけない洗剤同士を混ぜてみる・電子機器を分解して組み立てて壊す・ホームレスに経歴を聞こうとして襲われる・採取した野草を材料に夕飯を作るも劇物同然 【重要な人々】 ＝カレン・エアハート＝ ピーターの実母で有名な考古学者。ある日を境に精神病を患い、そのまま蒸発してしまった。ピーターの知識と信念の立役者。 息子同様に快活で、年齢を感じさせない若々しさがあった。親子間の仲も良好で、休日は街に出かける代わりに研究内容を話したり歴史書を漁ったりしていた。 夢半ばで死んだ母のようにはなるまいと反面教師のように捉えているが、そこには母の意志を継ぐという意味合いも含まれている。 【意味のある場所】 ＝オーストラリア＝ ピーターの生まれ故郷だが、5歳くらいの頃に母と共に出国してから帰っていない。そこで暮らしていたときのことはよく覚えており、また自分が暮らしていた家に訪れてみたいと思っている。 【秘蔵の品】 ＝カレンのゴーグル＝ カレンが発掘現場で使っていたゴーグル。ピーターには少し大きいが、きつめに締めて額に固定している。 【特徴】 ＝精神力＝ 未知に対する探究力と、それに物おじしない精神力は特筆すべきだ。あらゆる体験と、それに付随してくる冒涜的事実、それらをピーターはいともたやすく受け入れてしまう。そういった性格からも、彼が学者の道をゆくことは適正であると言える。 【孤児院での立ち位置】 明るく活動的なため大体の孤児とは仲がいい。規格外の行動も子供同士なら寧ろいいコミュニケーションになっていて、メアリとも外でよく遊んでいる。 反面、世話役であるヘレンや年長者のアシュトンは少し苦手。しょっちゅう怒られているが嫌いというわけではなく、平時であれば仲良さげに会話している。 また知識量を活かして年少組の勉強を見ることもあるが、大抵教えている内容から脱線してしまう。 【技能に関して】 ピーターは“アダムスハウスの孤児”だが、その悪名から近所では悪ガキ扱いされている。なので彼は自分の意志を通すときは、信用を得るよりも“言いくるめ”を主な手段としている。 “歴史”を調べるために“図書館”へしげく通い、膨大な“考古学”の知識を得た。趣味が高じて物品の“鑑定”までできるようになり、“制作/石器”なんてことも始めた。 他にも“目星”や“聞き耳”も彼の特技だ。考古学者になって発掘現場に赴くと、そういった五感が大切になると母が語っていた。本当かどうかは知らないが。故郷の言葉である“オーストラリア語”も達者だ。 【その他】 ・ウサギのことは“アンティ”と呼んでいる。ピーターが一番好きなオーパーツから名を取った。 ・父親の顔は写真で知っているが、それ以外はサッパリ。カレンに聞かされたこともあったが、興味が薄くて覚えていない。

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