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数式シリーズ探索者 HO4 足掻く探索者 あなたは痛みを感じることができない、気がつくと”痛み”という概念を失っていた。 あらゆる行動技能に+10 また戦闘時にショックロールを行う際自動で成功する CONに固定で+3 クトゥルフ神話技能に+3 POWに-1 1【隠された素顔】 あなたは無痛症であり、気がついたときには痛みという概念を失っていた。 医療機関に通院しながらもあなたは平穏無事な日常を過ごしていることだろう。 あなたには仲のいい友人がいたが巷で起こっている「NOBODY」と文字が書き残される集団自殺の事件によって先月命を経った。 なぜ友人が集団自殺をしたのか、何を思って死んだのか、その理由や多くの人が犠牲になっているこの事件の真相を知り、犠牲者が出ないように解決したいと思っている。 また、貴方には最近できた仲のいい友人がいる 【NPC『大宮 まとい』の情報を公開する】 大宮 まとい 24歳 APP15 心理カウンセラー、いつも笑顔で物腰が柔らかで穏やかな性格だ。 大宮をみるとあなたはふとした瞬間懐かしさを感じる。 2【隠された過去】 幼少の記憶があいまいだ、というのも10歳より前の記憶がない。 子供のころから何度も同じ夢をみる―――「自分はどこかの孤児院にいて、病室のような場所に連れていかれ人体実験まがいのことをされる」そんな夢だ。 今現在平穏に一般家庭で暮らすあなただが、夢の内容が気になり自分のことを知りたいと思って戸籍を調べたところ自分は両親の本当の子供ではないことを知った。どういった経緯があったのか問い詰めても両親は何も言わない。 日に日に見せられる夢により精神的に参って街中で倒れてしまったとき、大宮が介抱をしてくれた。それがきっかけで大宮との付き合いが続いている。 「NOBODY」と呼ばれる事件の報道を見たあなたは頭に頭痛が走る、あなたは自分でもなぜかは知らないがその文字をよく知っている気がする。巷で起こっている事件を追いかければ自分の記憶や隠された過去が分かるのではないかと思いあなたはこの事件を追いかけることにした。 あなたのは『目的』は １．【友人の死の真相を探ること】 ２．【痛覚と記憶を失った原因を知ること】 の二つである 君は休日に大宮と出かける予定を立て、そして最近建築されたタワーに遊びに行くことになった。いろいろと街の様子は気になるが楽しい休日を過ごせることだろう。 亡くなった友人に関しては好きに設定してかまわない。 友成 司真（ともなり かずま） 24歳　AB型　男性　精神科医（臨床研修中） 昔から、自分のことには割と無関心だった。怪我をして「痛かったね」、「大丈夫？」と声をかけてくれる人たちの気持ちはわからない。痛みを知らないから。 昔から、物事を深く考えるのは嫌いだった。悪夢を見続ける理由も、その内容も、記憶が曖昧な理由もどれだけ考えたってわからなかったから。 自分の人生に対して、他人より淡白な考え方だった。いつも無愛想で反応の薄い変なやつ。だから、いじめの標的にされたのは自分でも不思議ではなかった。蹴られても殴られても痛くはない。なにがそんなに気に食わないのかなんて考えてもわからないから、されるがままにしておいた。そんな時だった。転校してきた子が、自分を助けてくれたのは。 何をされたってどうでもよかった、わざわざ助けてくれなくたって良かったのに。そう言えば、転校生は本気で怒ったようだった。 「あんなことされて、平気だなんて言うな！」 自分がいじめられたわけじゃないのに目にいっぱい涙を溜めて、胸ぐらを掴みかかってきて。 「そんなことされていい人なんていない！」 ぼろぼろ涙をこぼして、そして。僕を抱きしめて、なんとか紡ぎ出すように言った。 「助けてほしいときは、助けてって言わなきゃダメだ」 それを聞いて、ようやく僕は助けてほしかったんだって気付いた。そしたら、堰を切ったみたいに涙が止まらなくなってしまって、2人でワンワン泣いたのを覚えている。 初めて、親友が出来たのがその日だった。その日から、僕はいじめてくる連中に抵抗するようになった。痛みは感じないから、殴られるのも蹴られるのも怖くなかった。だから、やっつけるための練習をたくさんした。そうして、力をつけて、ようやく僕は普通になった。 それから数年、たくさん友達はできた。僕の人生の目標は、かつて僕を助けてくれた転校生であり今の親友である彼のように、誰かを助けて守ることだ。手に届く範囲だけでも構わないから、こんな自分でも誰かを救えるなら救いたい。そうして、僕が選んだのは医者だった。痛みは感じられないから、心を救えるように精神科医を目指した。君にそう言ったとき「夢叶ったら、一番に報告してくれよな！」って言ってくれた。24歳、医師免許を取得できて、君のおかげで目指した夢がようやく叶ったんだ。 そう報告しようと思っていたのに。君が居なくなってしまった。僕はその日、ヒーローを失った。 【概要】 近くの大学病院で精神科医（研修中）をしている24歳の男性。 年齢も若いので、若い世代の患者からは（「カズマ」と読むのだが）「シマ」先生と下の名前で呼ばれることも多い。 とある友人に中学生のころいじめから助けられて以来、自分も彼の様に誰かの心を救える人間になりたいと思う様になり精神科医となった。友人の名前は悠生。 温厚な性格で誰かのために自分を犠牲にすることもある。誰にでも公平に接することを意識している。 また、少しばかり抜けているのか鈍くさいところがあり、覚えのない擦り傷や痣を作っては看護師に「気を付けてくださいね」と言われている。 趣味は読書で、特に創作やエッセイが好き。自己啓発本などはあまり手に取ることはない。 比較的アウトドアであり休日は気に入った本を片手に喫茶店を回ったり、本屋に赴いたり、友人に会ったりと外出していることが多い。 また、肌を見せる装いをあまり好まないため夏でも薄手の長袖を着ていたり軽く上着を羽織っていることが多い。 医師だが専門分野は精神なため外科的医療は苦手である。一応簡易的な医療キットは持ち歩いている。 【出生について】 幼い頃の記憶がないことや繰り返し見る悪夢については何となく自分の中で「何か自分には妙な過去がある」と思っていたが、自分を見てくれている両親や友人、同僚などのほうが今の自分にとって重要であり、かつ考えても得られる情報が少なすぎるのであまり考えないようにしていた。しかし、NOBODY事件による影響を受けて以来、ようやく自分の出自に関する情報が得られるかもしれないと思い再び行動をとることを決めた。それが、自分にとって最も大切な存在だった親友の死の理由につながるのならば、なおさらだった。 親友を亡くしてから、伝えたい事はその時に必ず伝えようと思った。彼には大切な思いをあまり伝えられなかったから。 【大宮まといについて】 最近できた気の置けない友人。同い年で職種も似通っているため親近感を抱いている。 親友だった彼とは似ても似つかないが、まといの事を人間として尊敬している。まといとの会話は心地よくて、救われたことも何度もあった。 無痛症のことも話しているかもしれない。司真はそれくらい彼を信頼している。きっと、親友が死んだことも話してると思うし多分その時泣いてるし慰めてもらってる。心の傷は愛でしか治せないって我愛羅も言われてたから、どうかうちの司真を愛してやってください。 【習得した呪文】 門の創造＜-p289-290＞ 天候を変える<p273> ハスターの招来/退散の呪文<p263> ハスターの歌<p277> ハスターの解放<p277-278> 名状し難い誓約<p288> ヨグ＝ソトースの招来/退散の呪文<p264>

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