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名前：リチャード・ルイス・アダムス 2010『警察官』準拠 「ボスと同じ名前、ややこしいんでルイとでも呼んでください」 ファミリーの新入りで期待の新人。仲間からはもてはやされているところもあるが、本人としては出来て当然の事をしているだけなのでそれで天狗になったりはしない。大人しめでどこか一線を引いたような振る舞いをする。 子供の頃に両親を亡くしており、それ以降そこそこの地位にいる金持ちの家に引き取られる。そこで一般的な銃の使い方や言葉を学んだ。しかしそのまま警察になるわけではなく、ひょんなことからマフィアに拾われる形となり、今に至る。 ＊以下秘匿＊ 本名：Gilbert・L・Harris(ギルバート・ルイス・ハリス) 脳裏にこびりついて離れないのは両親の頭から血がはじけ飛ぶ瞬間。そしてその返り血を浴びる男達の姿、顔、醜悪な声。忘れもしない絶望と虚無を、何度も何度も夢に見る。 しかし、養父母に引き取られてからは暖かな愛情を注がれ、日に日に憎しみが薄らいで行った。 ところがある日、「エリオットファミリーに目をつけられた。会社の存続が怪しい」という声を、ギルバートは聞いてしまっていた。エリオットファミリー…聞いたことは無かったが、何かぞくりと背筋が凍った気がした。慌てて過去の関係者などに賄賂などを用いて問いただしてみれば、案の定自分の両親を殺したのがエリオットファミリーだったと知る。 頭が真っ白になる思いだった。それと同時にぶり返す絶望と虚無。あの瞬間を、そしてこの時を絶対に許せないのだと、許してはならないのだと心に誓う。 法に任せているとそれが叶わないと分かっていた(数年かけてようやく犯人を特定しただけという進捗。己で手をかけられないもどかしさ等)ために、自分でマフィアに潜り込み、自分の手で復讐をすると決める。 そこからは戦闘技術、銃火器の使用方法など、死に物狂いで身につけていく(勉学は疎かにしていたためにEDU12)。必ずこの手で殺してやるのだと奮い立たせた。 マフィアに拾われたのは偶然などでは無い。金で手に入れていた情報からファミリーの所在、狙いを予め知り、予測することによってわざと巻き込まれに行ったのだ。 そこで憎しみを目に、対抗組織を撃ち抜いていれば自ずと声をかけられ、頭を1度下げれば見込みがあると仲間内に入れてもらえると計画した。 目論見通りだった。 あとはボスの信頼を得て、油断した所を撃ち抜くだけだと常々考えている。 偽名の理由は、ファーストネーム：復讐者の名前を忘れないため、ミドルネーム：ルイスの息子だと言うことを捨てないため、また、殺すその時に気付けばいいと思っているため、ファミリーネーム：養父の名前(思いつかなかったため)である。 きっと、両親を殺されていなければ正義感の強い、立派な警察官になっただろう。

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