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クトゥルフ PC作成ツール
夜露 市駆
ID:3352347
MD:153ccad4bf9bb36173c888f801258865
夜露 市駆
タグ:
レイ・ヴァルディオン
犯罪組織『Q』
限界卓(スタンド)
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
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知識
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SAN
現在SAN値
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(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
【概要/スタンド】 夜露 市駆(よつゆ いちかけ) ★WILD FANG ACT0 破壊力:E(1) スピード:C(3) 射程距離:B(3+1) 持続力:E(1) 精密動作性:E(1) 装甲:0 遠距離射撃型 ライフル型ビジョン 腕に装着されたライフル。豆弾しか撃てない所謂ロックバスター。攻撃においては殴った方が早いまである。 まだ未発現の状態。射程や大まかな性能は大差ないが火力の低下や装填数に制約を受けている。 ★WILD FANG ACT1 破壊力:C(3) スピード:C(3) 射程距離:B(3+1) 持続力:E(1) 精密動作性:E(1) 装甲:2 遠距離射撃型 狼型ビジョン 背負ったライフル射撃による間接攻撃が可能。 能力として細胞活動を疾走させることで治癒を促す回復弾を撃つ事ができる。 夜露の2/3程度のサイズで普通に浮く。スタンドだもの。 狼の姿にバイクの意匠が混じったような姿をしている。 ★WILD FANG ACT2 破壊力:C(3) スピード:B(4) 射程距離:B(3+1) 持続力:D(2) 精密動作性:E(1) 装甲:2 射撃特化型 獣人型ビジョン ★WILD FANG ACT2[Twin Turbo] 破壊力:B(3+1) スピード:B(4) 射程距離:C(3) 持続力:D(2) 精密動作性:E(1) 装甲:3 近接特化型 獣人型ビジョン 成長し姿を変えたWILD FANG ACT1。それまでの射撃能力に加え、近距離モードを備えた二段式スタンド。 エンジンとライフルを組み合わせたような見た目の銃身が右腕部に装着されており、このバレルから従来の射撃攻撃が行える。マガジン容量は増加しており1度に6発装填が可能、ただしリロードする場合はマガジンごと替えるため弾を撃ち切らないとリロードを行うことができない。 そしてマガジン内の弾丸を全て撃ち切った時、もうひとつの能力が解放され『ツインターボ』状態へと移行することができる。 『ツインターボ』状態に移行すると、破壊力と装甲が1段階引き上がり、射程距離が1段階引き下がる。右腕部に取り付けられたバレルは折り畳まれ、近距離攻撃がメインとなる。 ちなみにスタンドの肘部分に銃のハンマーのようなモノがあり、これがカチ上がると同時に拳を放つ。 この『ツインターボ』状態への移行は任意であり、再度弾丸をリロードすると通常の射撃形態のままになる。また『ツインターボ』状態からリロードを行うと、『ツインターボ』状態は解除される。 射撃基本攻撃:(ライフル技能)% 近接基本攻撃:(ライフル技能)% 一貫したテーマ 『疾走』乗り物や狼の意匠や弾丸のような速度の出る物を扱うことから ★WILD FANG ACT3[Hero's comeback] 破壊力:C~ スピード:C~ 射程距離:D 持続力:B 精密動作性:A 装甲:4~ 近距離パワー型 人型ビジョン W・FANG ACT2が成長し更に姿を変えた人型スタンド。 周囲に味方がいればいるほど強化されるスタンド。 スタンドの能力射程内に、味方がいればいるほど能力が強化される能力。この能力強化はスタンド発現時に行われるため、それ以降は一度スタンドをしまうまで能力値は一定となる。味方の判定は本体と対象がお互いに知り合いであり、対象が本体に対して協力的であることが条件。この辺りはまだ本体が未熟であるが故の限定条件であり、成長を重ねればその範囲は広く大きくなっていく。 能力強化により強化される能力値はスタンドの破壊力とスピードに割り振るか、スタンドの装甲に割り振るかどちらかを選ぶ必要があり、現状双方のパラメーターを上げることはできない。 またこのスタンドは自身以外の他者の力を借りるため、戦闘中の能力値切り替えに時間がかかってしまう。 このスタンドはトウオウの意思と<ヒーローズカムバック>を受け継いだ物であり、また、夜露の精神性が後戻りをすることをしない方向に向かったため、ACTの切り替えが不可能になった。 基本攻撃:(POW×4+精密-1×5)% ☆能力強化の振れ幅 1〜3人:能力値1段階上昇 4人以上:能力値2段階上昇 ★WILD FANG ACT4[Hero's rising] 破壊力: スピード: 射程距離: 持続力: 精密動作性: 装甲: 近距離パワー型 装着型ビジョン バイクに乗っている時にのみ変化できる装着型スタンド。 電気信号をキャッチできる能力で、街1つをカバーできる能力を持つ。これにより街で助けを求める人がいた場合、その位置を特定することが出来る。範囲を絞る場合(1対1)相手の脳の電気信号を受信することで技術的に相手の行動を予測することが出来る。 バイクから降りた場合、数分後に解除される。 エンブレムの色は白金。白金:金と銀の中間色。ヒイロから受け継いだものを、自分らしく。 銅(オレンジ):親しみやすさ、向上心、落ち着きがない 銀(灰色):洗練、二番手、迷い 金(黄):誇り、希望、勝利 白金:金と銀の中間色。 警備会社『Q』に勤める青年。 【性格】 一言でいうならお節介モンスター。 純粋かつ一直線な気質と生来のお人よしとが合わさり、信じる道を我武者羅に突き進む。 そこにブレーキが一切ないため大抵一緒にいる人が巻き込まれたり割を食らってるがあまり気付いてない。 【行動】 ★<移動> 消費AP:1 上下左右の隣接マスへ移動する。 ★<攻撃> 消費AP:1 隣接する対象に攻撃を行う。この行動はAP量に関わらずターン終了となる。 ★<抱える(搭乗する)> 消費AP:1 スタンドと同マス、もしくは隣接マスでスタンドに乗りスタンドのスピード分動けるようになる。 降りるまで有効だが、Act1においては本体の露出面積が大きいため、<幸運1/2>で本体かスタンドに当たるか決定する。 隣接マスから行う場合は移動開始地点は本体依存となる。 ★<降りる> 消費AP:1 抱え状態を解除する。 ★<ガード> 消費AP:2 被ダメージを3軽減する上で部位狙いを無効化する。 ★<スタンド格納> 消費AP:2 スタンドをしまう。 ★<スタンド発現> 消費AP:2 スタンドを発現させる。能力の再計算と上昇パラメーターの選択が可能になる。 ★<回避> 消費AP:2 回避ロールを行い成功すればダメージを無効化できる。 ★<かばう> 消費AP:2 隣接及び同マスへの味方への攻撃を肩代わりする。 同マスであればAP消費なしかつ回避ロールは必要ない。 ★<その他> 消費AP:行動次第 状況に応じた特別な行動を行う。 ★<射撃> 消費AP:1 射程距離圏内の対象に最大2回まで攻撃を行う。この行動はAP量に関わらずターン終了となる。 ★<ライドガード> 消費AP:2 Act1専用抱え移動中専用コマンド。 <運転-20%>に成功する事でガード判定になる。 ★<リロード> 消費AP:2(ACT0、1時はWFと隣接or同マス時で消費AP:1) 弾丸を装填する。システム上、攻撃後にリロードが出来ないため、次の自分のターンに行うことになる。 弾丸は撃ち切らないとリロードが行えず、全弾一斉に装填する。ACT1の場合はその際に事前に通常弾か回復弾かを選択する。 ★<ACT切り替え> 消費AP:3 ACTを切り替える。切り替えた際に弾薬はフルリロードされる。 ACT1の場合、弾薬装填の種類は任意。 【今後の目標】 ★ヒーローとしてこの街を守り、そして死なない。 【人物名鑑】 ★運命を共にする仲間達 ・猫田 ひなた <C landing> 過去に巨獣事変を共にした友人っすね。意外と根性あるので自分も負けてられないっす。 そうっすよね。化け物見たら泣きたくもなるっすよね。 訓練でかなり本気で取り組んだのか傷だらけになっていた。自分も強くなりたいですし負けてられませんね! タイプ:Vらしい。 ・須貝 木乃葉 <クイーンオブソーン> よく分からないカフェで出会った方っすね。なんかよく分からないっす。 普通にいい人かと思ったら土壇場でV.G.さんを殴ろうとしてたっすね…。いい人だけど普通ではないっす。 根本的にいい人だし歳が近いのも相まって直ぐに仲良くなれました。エネルギー問題もありますが互いに回復能力持ちとして助け合いましょう。 タイプ:Vらしい。 ・凍堂 零治 <ノーフェイス> 初対面っす。合理主義な方っすかね? 常に冷静な方なので肩を並べる分には信頼できそうっす。 いや、ほんと…怒らせてばかりで申し訳ないっすね。けど危機というのは一秒が状況を左右するのでこれからもたくさん迷惑かける事になりそうです。本当にごめんなさい。 タイプ:Vらしい。 ×・海藤 実 <キッス・イン・ザ・ダーク> 初対面っす。偽名を使うってことは何か事情があるんすね。 知り合い友人であってもすぐに攻撃する意思を見せたので少なくとも一般人ではなさそうっす。 なんだかんだ会話に応じてくれるし色々と抱えてるだけで悪い人ではないと思います。とは言え仲良くなるには根気と時間が必要そうですね、望むところです! タイプ:Vらしい。 ・折村 蓮花 <ノーバディ・ノウズ → キューティ・ハニー> 6話Bにて登場しました。 鱗粉のような極小の寄生生物で対象の行動を阻害するスタンドです。 海藤さんの娘さんみたいです。今まで海藤さんが守ってきた分まで自分達で守ります。改めてこれからよろしくっす! 海藤さんと違う苗字なので名前の方で呼びますね。 かつては自身とスタンドの姿を変える能力を持つ白いマネキンのようなスタンドでした。 目の前にお手本がいる場合か、もしくは興味対象である凍堂さんにのみ姿を変えられるみたいっす。 ・メアリー・早乙女 <ORDER MAID> 初対面っす。メイドに、ガスマスクっすか…。 普通の服に着替えてたっすね。サポート特化のスタンドみたいですしお世話になるかもです。 お互いの行動指針の話をして少しは分かりあえたっすかね? 思想こそ対局ですが自分の事をよく理解してくれて(譲歩?)ありがたい限りです。けどなんだかんだメアリーさんも無茶してるような…。 タイプ:ABらしい。 ★出会ったNPC ・ミドリヤ リンゴ <インフェルノ> 1話にて登場。 火の玉型のスタンドで自身と触れさせると自身の身体を燃焼させる事が出来る。その際は炎は青くなる。 豪放磊落といった性格で探索者達にスタンドの事を教えたり、人体実験に巻き込まれないように配慮する姿があった。元消防士らしく身体が丈夫。 ・V.G. <ヴィクトリー・ゲイン> 1話にて登場。 金と銀色をしている人型のスタンドで反転させる能力を持つ。但し正と負があるものにしか使えない。 猫田氏との知り合いらしい。現在東京で起きている怪死事件がスタンド使いによるものだと悟り対策を模索してる。そして友人に頼まれて預かっている少女コガネ サクラを助けようとしている。 ・ジャッカル(ジャック) <ABC> 2話にて登場。 撫でると頭が良くなるスタンド能力で人語を話すことが出来る。 赤茶色の柴犬で話し方は非常に丁寧。 ・コガネ サクラ <ディー・トゥ・ワールド> 2話にて登場。 物を融合させる能力を持つスタンドで現在暴走中のため核融合を引き起こす危険性がある。 V.G.の友人の娘であり、小学生高学年くらい。 実は既に暴走状態を克服していたことが判明した。 ・カガ アサギ <ポーカー・フェイス> 2話にて登場。 ウィルスを操る能力を持つ。これにより自身の心臓病を克服したらしい。 スタンドの発現は4年前だがスタンドの名称も知らずスタンド使いとも出会ってなかったため知識は少ない。一年前の戦いの舞台である港区の神殿で出会った。一年前の首謀者であるカガと同姓で同じスタンドを持つ女子高生。現在、同じ心臓病を患った母を助けるためにスタンドに関する事を、そして別離してしまった父親カガ ユウセイの事を知るために活動している。苗字で呼ばれることを嫌う。 ・ヤナギ リョウ <なし> 3話にて登場。 カガ アサギの母親の友人らしい。スタンド使いではないが義理で彼女の保護者代理となっている。友人の気遣いで仕事という体になっている。SPという職業柄、凍堂の事を認知していた。 ・クロベニ ミライ <バッド・アップル> 4話にて登場。 身体強化or時間加速?のような能力。 スタンド使いの集まる『カルラ』の創設者にしてボス。スタンド使いを集めているのはモリガンへの対応への一環らしい。 当然彼もスタンド使いらしいが詳細は不明。天然のスタンド使いで昔から発現していたらしいが中々のじゃじゃ馬らしくまともに制御できるようになったのは最近らしい。 ・アレス・ブラック <ウォリアーズ> 4話にて登場。 槍と盾を持った筋肉質な人型スタンド。能力は不明だが見た目通りの破壊力と防御力を持っている。 『カルラ』のNo.2的存在。筋骨隆々な身体に見合うフィジカルを持つ。カルラでの闘技場でも活躍してるところから戦闘慣れしてる節があり、戦闘においても探索者達を庇ったり冷静に立ち回ったりと動揺することなく立ち回った。 ・フジサキ マナト <アウトサイダー> 4話にて登場。 猫田と似たような装着型のスタンドで八極拳の動きを混ぜた肉弾戦を得意とする。 『カルラ』所属で藤嵜家の人間らしい。2~3か月前からスタンドを発現させている。 ・クロガネ アトム <アストロ・ボーイ> 5話にて登場。 不死身のスタンド。首を切断しても首から身体が生えるため死ぬことがない。 自分は自然の摂理から外れてるとして、死ぬことを望んでいる。 タイプ:Vらしい。 ・ハク コウヘイ <ザ・ルーザー/ACT2> 3話にて登場。 タイプ:Vらしい。 物を圧縮する能力を持つ。羽とも耳ともつかない部位とプロペラを持つ卵型スタンド。 ACT2ではその能力に加えて少し先の未来が見えるようになっていて平たい円盤のついた気球のようなビジョンに変化している。 名前からして同じく施設に捕らえられていた少年らしいが傷だらけで何かから逃げるように走っていたこと、錯乱していたこと以外は謎。 ×ブルー <ブラックロックシューター> 4話にて登場。 右腕に砲台を装着し岩石を打ち出すスタンド。 その破壊力は凄まじく遠距離からでも強力な攻撃を繰り出してきた。 長らく道具として生きてきたのか、言動や認識に人間性はない。現在カルラにてアレスが監視中。 カルラで馴染んでいるようでポーカーで遊ぶ等の事をしていた。 ・アメノ エーコ <THE ANSWER> 6話Aにて登場。 殴った物を糸で縫い付ける能力を持つ近距離パワー型スタンド。 登場当初、スタンドとスタンド事象に纏わる記憶を奪われているため能力等は不明。本人曰く能力は分からないが力が強く射程は長くなかったとの事。 襲われていることから一年前の事件に何らかの形で関わっていたとされる。 ×トウオウ ヒイロ <ヒーローズ・カムバック> 7話にて登場。 声援を受けるほどに強化される黄色いパワードスーツの装着型スタンド。 同じ装着型のC landingやアウトサイダーよりも素早く動くことが可能。 慈善事業全般で最近話題になっており、有名な存在でもある。 モリガンの計略にハマり失脚したが、それを逆手に取って夜露に全てを託した。 ・セス・ストームグレイ <オートマチック> 18話にて登場。 カルラ所属のスタンド。凍堂のような機械人間は好感が持てると言っていた。 ・ブレア・ココアブラウン <???> 18話にて登場。 カルラ所属のスタンド。高校生程度の少女である。 人当たりのいい性格のようで、クインとは双子らしい。 ・クイン・ココアブラウン <???> 18話にて登場。 カルラ所属のスタンド。高校生程度の少年である。 口数が少なく、探索者達にあまり心を開いてなさそうなようだった。ココアとは双子らしい。 ★出会った敵対(もしくは所属不明)NPC ・オシロイ マトバ <デンジャー・ライン> 0.2話にて登場。 ダーツをブルに命中させるスタンド。対象のダーツボードが視認できていれば多少の軌道修正が出来る。 ダーツバー『アワード』の店長。経営難に陥った事をキッカケに鴉の入れ墨を入れているという組織から支援を受ける。 ダブル、ワンスロー、ハイトン、グルービング、スパイダー。 モリガンのシミュレーション内で撃破したが実物は生きており、シラビのスタンド能力の一端を仮説ではあるが探索者達に教えた。 ×ロクショウ イズル <エンカウンター> 0.2話にて登場。 射程範囲内のものをランダムに落とすスタンド。 『アワード』の店内で相対した時は酒瓶、ダーツ矢、イス、ダーツマシン、生卵が対象だった。 タイプ:ABらしい。 ×コガネ ヒガン <ゴールデンタイムラバー> 0.5話にて登場。 自分に関する物を6つまで2倍に出来るスタンド。これにより腕や硬度や人数まで増やせる。 隔離病棟にて対峙した20代半ばの金髪の女性。男勝りの口調をしていて爆発オチを巻き起こした。 サクラの母親らしくモリガンの前身であるヤタガラスの所長であったが謎の爆発により死亡している。 ×スガ ショウエモン <キャンド・ヒート> 1話にて登場。 温度計を備えた人型スタンドで火力に応じて破壊力が上昇する。 混血種としての姿で登場し、スタンドよりも本体の方が危険度が高かった。 ×オーキッド(カナタ) <ラヴ・マシーン> 5話にて登場。 物にエンジンを取りつけ操る事が可能なスタンド。全身が機械仕掛けの人型でエンジンの意匠がある。 フジサキ マナトの幼馴染らしいが本人はマナトを知らない様子だった。 パンダヒーローに『代償』を支払ったのか身体ごと消滅してしまった。 ×???(本体なし) <パンダヒーロー> 5話にて登場。 悪魔を自称する自立型スタンドと思われる。牙が生えそろい、丸い耳のついた人工物のようなビジョン。 本来自立型スタンドは細かい動作が行えないが宿主から『代償』を支払われる事でその点をカバーしている。 本人曰く「暴力で願いを叶える」という契約をするらしい。おしゃべりな性格で自分の事をベラベラ喋った。 ×ハイザキ モトオ <ロストマン> 6話Bにて登場。 奪う能力を持つ、先端に炎のついた鎖を持つ人型スタンド。 モリガンのスタンド使い3人を殺害し、レンゲを助ける事に執着する存在。 攻撃時に橋を擦るように傷つけていたが今までの痕跡の主かは不明。 ・ヤマブキ タイヨウ <ザ・チョイス> 8話にて登場。 対象をコインに変えるスタンド能力。無機物は比較的簡単に変えられるが、生物相手には同意がなくては変えられないという制約を持つ。 違法カジノ船を経営するオーナーであり、彼の上にまだ人がいるらしい。 裏社会の情報に精通していてモリガンのボスについても人物名を知っていた。 ×シグナル <ザ・ランナー> 14話にて登場。 エネルギーを噴射出来る装着型スタンド。 手のひらとかかとに噴射口があり、首都高を駆け抜けるほどの速度を出したり攻撃を飛ばしたりすることが出来る。爆弾を持って都庁に向かっていたモリガン所属のスタンド使い。 ×リンドウ メイ <ファッション・モンスター> 14話にて話題が挙がり15話で登場。 自身の所有する服を怪物に変える能力。ビジョンはないが応用として着ている服に使用することで自身を疑似的に怪物の姿にすることが出来る。無像型であり物質同化型なので一般人にも怪物が視認出来る。 モリガンの都庁の襲撃時に被験体を集めて一般人を攫っていたモリガン所属のスタンド使い。 ×セッショク ユキナリ <ダンス・ロボット・ダンス> 14話にて話題だけ挙がり15話で登場。 4つのプロセスを完了させることで大幅に強化することができる機械の操り人形のようなスタンド。 モリガンの都庁の襲撃の際にモリガン所属のスタンド。しかしシラビは信用しておらず、自身の命を優先しているため一定の成果を上げて始末されないように立ち振る舞い海外に逃亡しようとしていたがオーキッドに殺害された。 ×ユズハ・エリ <ピースサイン> 18話にて登場。 ジェスチャーに含む意味を発現させる能力。ただし効果範囲が広く仲間との活動はしていなかった。 モリガンの都庁襲撃に携わったチームのリーダー格であり、便宜上の幹部。 中央公園にあるという地下施設の防衛をしていた。 余談ながら容姿は少女のようだが実際は28歳らしい。 ・カキツバタ ギンガ <ギャラクシー・エクスプレス> 20話にて登場。 模型大の機関車を生成し駅に向かって走らせるスタンド。 モリガンの港区研究所の責任者ではあったが、金払いがいいという理由だけで加担しており、探索者への迎撃も面倒だと明言しておりあまり乗り気ではなかった。一応戦闘後も死ななかったが、自分が始末されるのは時間の問題だと言っていた。それ以上襲ってくる様子もなかったのでそっとしておいた。 ×インディ・インディファティガブル・インディゴ <サイレント・マジョリティ> 21話にて登場。 現象を音としてDISCに保存する能力。 DISCは音を発することが出来る物なら挿入し現象の起点にすることができる。 ホワイトと呼んだ存在と同行しており、常にニヤニヤとおどけて人を小馬鹿にする姿勢を取っていた。 夏の終わりごろという時期で厚着をしていた。 ・ジェームズ・ホワイト <???> 21話にて登場。 スタンド能力を与える能力? ペストマスクに厚着をしているという謎の存在であり、行動原理は謎も不明。 スタンドを増やせるが抜き取る事は出来ないらしい。 攻撃や防御の動作もなく相手を一方的に弾き飛ばす芸当をやっていた。 ×クチバ ソラネ <ラフ・メイカー> 24話にて登場。 人を殺すほど強化されるスタンド。 快楽殺人犯でありながら、失脚したトウオウの代わりに慈善事業の代表者になろうとしていたが、トウオウの最後の足掻きと夜露の猛攻により阻止された。 ★まだ出会ってないNPC ・??? <???> 2話で話題だけ上がる。 対象をコピーする能力を持つらしい。 この能力が容姿だけなのか記憶やスタンドもコピーできるのかは不明だが、この存在のせいで1年前に街を守った者達に連絡が取れないでいるらしい。同タイプのオリムラ レンゲのスタンド発現時期と情報入手時期にズレがあるため別人の可能性が高い事が発覚。 ・??? <???> 6話Aで話題だけ上がる。 他人のスタンド(と記憶?)を抜き取る能力を持つらしい。 小さく何かを擦る音が出るという証言があるがこの人物が該当するかは不明。恐らくハイザキであると推測される。 ×・カリヤス ユウセン <CQCQ> 6話Bエピローグにて登場。 対象にメッセージを届けるスタンド使い。キューコの手により殺害された。 ・空間の魔術師 <ザ・クエスチョン> 6話Bエピローグにて登場。 謎のスタンド使いにして謎の魔術師。 いったい誰かは分からないけど気になるなら終始キューコの事を調べればいいんじゃないですかね? 物語の裏で動いていて、夜露の事は把握しているらしい。 ・シラビ オグラ <キング・ヌー> 6話Bで話題だけ上がる。 ハイザキが敵対視している存在。 モリガンのトップであり目的やスタンドの能力についても一切謎。 人を複製する能力だと推測がされている。 ×・シャクドウ <なし…?> 9話で話題だけ上がる。 シャクドウ組の組長だった存在。シラビ家と関係を持ち、自身の組で引き取った子供を人材として売っていたことをハイザキに知られ殺害されている。人柄やスタンド所有の有無は不明。 ×・??? <3つの火球を持つスタンド> 11話Aにて登場。 周囲に浮かべた3つの火球による間接攻撃を始めとする炎熱系スタンド。 ハイザキに操られていたため本体は不明。解放後に光となって霧散したことから本体は死亡してると思われる。 ×・??? <全身が刃のようなスタンド> 11話Aにて登場。 全身が刃のようになっており鋭い近接攻撃や斬撃を飛ばすことも可能なスタンド。 ハイザキに操られていたため本体は不明。解放後に光となって霧散したことから本体は死亡してると思われる。 ×・??? <頭が円盤状のスタンド> 11話Aにて登場。 直接的な戦闘力は低いが他者にベールを纏わせる事で防御面でサポート出来るスタンド。 ハイザキに操られていたため本体は不明。解放後に光となって霧散したことから本体は死亡してると思われる。 ・??? <白い煙突の人型スタンド> 11話Bにて登場。 両手の機関から霧のようなものを発生させることができるスタンド。 ハイザキに操られていたため本体は不明。遭遇と同時に撤退されているため詳細も不明。 ・??? <黒くて猫耳単眼のスタンド> 11話Bにて登場。 センサーのようなものが備わっているスタンド。 ハイザキに操られていたため本体は不明。遭遇と同時に撤退されているため詳細も不明。 ・ナデシコ カナタ <なし> 11話Bにて登場。 現在スタンド使いではない。 フジサキ マナトの幼馴染だが彼が傭兵になるのを止めた事がきっかけに喧嘩して疎遠になっている。 オーキッドとの関連性は不明だが、入院中に意識がなかった頃、夢で遊園地での戦闘を朧気ながら見ていたらしい。 ・ウノハナ イツキ <ノーバディ・ノウズ> 12話回想にて登場。 他者とそのスタンドの姿をコピーするスタンド。 本編開始直前程度の時期に折村に助けられ、そして助けた人物。 モリガンと敵対している組織所属らしい。 ・ウスハナダ <ニュートレジャーアイランド> 18話にて話題だけ挙がる。 仮想世界を作ってるスタンド使い。 カルラ所属のスタンド使いだが、モリガンに捕まっている。 特殊なスタンド能力らしく被験体として重宝されている可能性が高い。 元々は彼を助けるためにモリガンの施設を攻撃したのが探索者達の脱出劇に繋がっていた。なおウスハナダ自身は再度捕まってしまっている状況とのこと。 ・レンガ エンジュロウ <バーン・イン・ディスペアー> 7話にて登場。 炎熱系の能力と思わしきスタンド使い? 須貝の噂を聞いて尋ねてきた神父。 神を信仰する者として悪魔という存在に対して思うところがあるようだった。 その正体はシラビを妄信してるモリガンのスタンド使い。 ・ソラ トオル <アンダーテール> 19話にて話題だけ挙がる。 モリガンの中央公園地下研究所の特殊研究室にて幽閉されてたと思われる存在。 組織からも危険視され厳重な管理下に置かれていたようだが影も形もなくいなくなっていた。 しかし書置きを残していた辺り、存命の可能性が高い。 ×ケシズミショウ <バクチダンサー> 20.8話にて登場。 不可視の爆弾を範囲内に設置する能力。 爆弾は数が多い分一発の火力は控えめ。それなりの紳士なのか不意打ちをしなかったが、タンクローリーの爆発に巻き込まれて敗北。 【あらすじ】(調査レポート) ★0.2話 「EP.D&E/デンジャー・ライン」4日目 気がつけば夜露たちは知らないビルの廊下にいた。何故ここにいて直前に何をやっていたのかは思い出せない。一先ず周囲を確認すればここがBARばかりがあるフロアだというのが分かる。更にはダーツボードも転がっており調べればブルに矢が刺さっていた。他の扉は施錠されており入れる様子はない。廊下の突き当りに行くと突如、横に伸びる廊下からダーツの矢が飛来する。相手スタンド使いを倒せというアナウンスが流れる。一同はダーツボードを盾にしつつその攻撃が来ていた部屋、ダーツバー『アワード』に辿り着く。 中に入ればオシロイとロクショウがいた。オシロイは丁寧に挨拶しつつも、鴉の入れ墨をしている組織にから店舗運営の為の支援金を得る代わりに夜露たちの殺害を頼まれていたそうだ。『アワード』はオガミホテルというのを改装していて、立地的には夜露の職場である高層ビルが朝日が見える方向にある立地だった。ロクショウもデータ収集の為にとオシロイと結託して襲い掛かってくる。戦闘中にオシロイはこの店舗の話や自身の能力に関するヒントなどを話したり、ロクショウは夜露たちを殺してここから出るんだと発言する。2人の猛攻を耐え抜き撃破するとオシロイは立ち上がりダーツに関する単語を繰り返した後に自分は何者にも縛られないと言い残す。 そこで夜露たちの視界が暗転する。 ←To be continued... ★0.5話 「EP.G/ゴールデンタイムラバー」7日目 目を覚ますとそこはガラス張りの扉のある牢屋とも病室ともつかない部屋に閉じ込められていた。外の死角となる場所から女性が夜露達の目的は何かと訪ねる。この場所を脱出する意志を伝えるとスタンド使いとの戦いの鉄則は本体を見つける事だと言って去っていく。それから各々のスタンド能力を駆使して施設を脱出目前になった直後、先の女性のヒガンが現れた。その者は戦う事を目的として襲い掛かってくる。 ヒガンは相手の能力を見極める重要性、遠距離や近距離における立ち回りなどスタンド戦の助言を与えつつも攻防において強力に立ち回る。これを辛くも退けるともう1人のヒガンが現れる。能力で人数を増やすという最後の手段として隠していた。ヒガンはこれが求めていた物だと小箱を夜露に渡す。その中身は爆弾であった。次の瞬間夜露達は閃光に包まれる。 ←To be continued... ★1話 「熱く始まり、勝利は辛く/キャンド・ヒート」0~11日目 探索者達が目を覚ますとそこは牢獄の一室のような場所だった。辺りを見渡すと六人が同じように収容されていた。各々の日常を過ごしていた筈だったが複数人に取り囲まれ拉致されてしまっていたらしい。六人が自己紹介や現状確認を済ませると一人の女性が部屋に押し込まれた。彼女の名前はミドリヤ リンゴ、どうやら同じく連れてこられた存在のようで一か月前からこの施設で人体実験をさせられてるという。ミドリヤは探索者達から出ているビジョンを指して精神の具現化スタンドと呼称した。そしてこの施設はこのスタンドに関する実験を行ってるという。 そこから探索者達の日常は耐久テストと称した攻撃を受け、身体に影響を及ぼすという投薬をされ、スタンドの完成形を想起させたシミュレート戦闘(0.2話)を行い、耐久、投薬、シミュレート(0.5話)、耐久、投薬、耐久と一日毎に繰り返していた。後半の耐久2回はミドリヤの暴動や意向により探索者達が巻き込まれる事はなかったがそれでも心身ともに削られる生活が続いていた。 11日目、ここでの生活に嫌気が指していた夜、突如として轟音と地響き、次いで停電が起きる。この期を逃すまいと七人で脱出を試みる。内部を進む中でスタンドやスタンド使い、混血種に関する資料を見つけつつも出口を目指す。道中で通った戦闘用の部屋では混血種のデータと思わしき人物が姿を現す。それは<キャンド・ヒート>を呼び出し襲い掛かってくる。ミドリヤが自身のスタンド<インフェルノ>による火炎攻撃を行うもその炎を取り込み力に変換する。これに不利を悟った一同は迎撃に当たり、スプリンクラーを利用しつつ撃破する。そのまま出口に向かうと一人の男が出迎えた。その男の名は——V.G. ←To be continued... ★2話 「勝負の土俵/ヴィクトリー・ゲイン」11~13日目 V.G.と名乗った男は、暴走の危険がある探索者達のスタンドが完全発現する前に殺すとして襲い掛かってくる。ミドリヤは隙を作るから逃げろと言って炎をV.G.に向かって飛ばすが、炎は凍結し始めてミドリヤは行動不能になってしまった。探索者達は自らの力のみで立ち向かうも氷結攻撃や探索者の位置を瞬時に入れ替えるなどの能力を駆使されて劣勢を余儀なくされる。曰く、勝利するためには勝利条件と前提条件がある。しかしスタンドの発現していない探索者達は土俵にすら立てていないと言う。防戦一方の中、ミドリヤが復帰しV.G.能力が反転である事を指摘すると廊下全体を巻き込むように炎を上げる。そうすることで能力発動の有無に関わらずV.G.も巻き込むようにしたのだ。探索者達は死の淵に立たされ各々が自身の心に準じた行動を取る。間に割って入る者、生を手放す者、手を差し伸べる者、逃走を試みる者、一矢報いようとする者。それに呼応してスタンドは発現した。 それを見たV.G.はジャパニーズ・DOGEZAを行い、面食らう一同にスタンド使い7人相手は無理と言い放つ。そしてジャッカルという喋る犬を交えて話を続けると、どうやら知り合いである猫田が捕らえれていたことを知り救助に来たが、暴走したスタンドは手が付けられなくなる事を鑑みて殺そうとしたのは半分本気だったらしい。V.G.自身が既に身内にスタンドを暴走させてるコガネ サクラの対応で自身が動けない為、スタンドにより引き起こされている昨今の怪死事件に対応するための協力者を探していた。そして一年前のスタンド事件を引き合いに出すが、スタンド使いの中に『姿を似せる能力』と思わしき存在がいるためその当時戦っていた者達への協力は出来ないという。各々はその協力に応じこの日は幕を閉じる。 12日目、各々が帰宅や会社への話を通すために休日となった。それ以外にもメアリーは海藤に頼んで私服を買い、猫田と夜露はスタンドの名前を考案した。 13日目、ミドリヤは休息していたため、ジャッカルだけを連れた探索者達は一年前のスタンド事件で場所が判明しているという港区の神殿に足を運んだ。手がかりになる物を発見できない彼らの前に現れたのは女子高生であった。彼女は一年前の事件という単語に反応してスタンド<ポーカー・フェイス>を出現させる。少女はカガ アサギと名乗りこちらに敵意を露わにする。 ←To be continued... ★3話 「過去と疑念の中で/ザ・ルーザー」13日目 カガ アサギは自身の生い立ちを話し、探索者達に一年前の事件などをどこまで知っているのかという問答に答えていると新たに30~40代程度の男性ヤナギ リョウは彼女の母の友人で保護者代わりでの同行をしているSPだがスタンドは見えていないと語る。一先ずヤナギの仲裁もありアサギからの敵意も治められ、過去の事件の事を追うという目的が合致しているのと監視下に置くためにも同行をしてもらう事に。その帰り道に傷つき何かから逃げるかのような少年が探索者達を敵と誤認し襲い掛かってくる。彼の発言やスタンド名からハク コウヘイだというのが判明した。彼を退ける事は非常に容易かったが圧縮する能力を駆使した小麦粉煙幕を用いて逃走してしまう。諸々の報告を済ませて一同は解散する。 帰り道にメアリーは夜露と話がしたいと、自身の考えやいくつかの例を交えながらも思想が理解しがたい彼のロジックを聞く。その末に行動指針が対局だと結論に至りながらも相互理解を深める。一方でミドリヤは海藤を残し、以前死の淵に立ったの中で逃げなかった事を踏まえて自身に嘘をついているのだろうと言及していた。 14日目、皆で集まるとV.G.が複数の候補のなかで新たな行先を提示した。それは昨日ミドリヤが探ってきた『カルラ』というスタンド使いが集まる組織で、裏社会の存在でありながら表立って活動してるという不可思議な存在らしい。 ←To be continued... ★4話 「破壊と殺戮の刺客/ウォリアーズ」14日目 国分寺へ『カルラ』に向かうとミドリヤの事前情報通り、スタンド使いという事を伝えると快く迎えられもてなされる。カルラの頭であるクロベニ ミライから、ヤクザとしての収入で成り立っている事や非スタンド使いも多くいる事、スタンド使いは10~15人程度である事、そして鴉の入れ墨の組織は『モリガン』と呼ばれる国防の組織でカルラとは仲が悪いという事を聞いた。クロベニが友好的且つ共通の敵がいるという事もあり同盟関係となり、彼の右腕に当たるアレス・ブラックと共に付近の怪死事件現場に向かう。そこには拳による破壊跡と僅かな血痕ば残されていた。 その時、一人の少女が歩いてくる。彼女はカガ アサギの保護を最優先と探索者達の捕獲を任務と言ってスタンド<ブラックロックシューター>を発現して襲い掛かってくる。圧倒的な火力の前に苦戦を強いられるもアレスの<ウォリアーズ>の助力を得ながらも何とか少女を捕獲する事に成功する カルラにブルーと名乗った彼女を引き渡して情報を聞き出そうとするが、道具として生き任務をこなすだけのブルーからあまり多くは聞けなかった。ブルーの面倒はアレスが見る事となるが、一先ずその日はアレスの送迎で各々家まで帰還し休息を取る。 15日目、今日はもう一つの怪死事件の現場である豊島区に向かう事にするがカルラからの増援が訪れる。その人物はフジサキ マナトと名乗った。 ←To be continued... ★5話 「人気のない廃墟/ラヴ・マシーン」15日目 マナトの案内で探索者達は豊島区の廃遊園地に訪れた。 そこは潰れているにも関わらず遊具が残っている事に違和感を覚えるのも束の間、それらの動物の乗り物やゴーカートなどの遊具がこちらに向けて襲い掛かってきた。一度は誘い込まれ、包囲網を敷かれるものの、全員で協力してなんとか突破し、本体を探しに行く。 見つけたのは首に鴉の入れ墨をしたローブ姿の人物。その後ろに二体のスタンドがついていて一人の少年を追いかけていた。少年、クロガネ アトムはスタンドに捕縛されるも自らの身体を切断し<アストロ・ボーイ>の不死性を利用してその場を逃走する。 ローブの男オーキッドは<ラブ・マシーン>を用いてメリーゴーランドの馬を置き土産にアトムを追走する。マナトもこれを追い、探索者達だけで本体のないスタンド<パンダヒーロー>を相手にする。本体がいない故か非常にタフなパンダヒーローをなんとか退けるも『代償』をもらったとして逃走されてしまう。 マナトの方へ駆けつけると既に戦闘は終わったようでオーキッドと呼ばれた男を捕えていた。フードを脱がすとマナトは驚いた様子でオーキッドを幼馴染のカナタと呼んだが、本人はマナトの事が分からないと言う。そのままオーキッドはパンダヒーローへの『代償』として消滅してしまう。マナトは苛立ちを隠そうともせず、怪死事件の調査どころではないと帰還を提案する。 そこへ現れたのは先ほど追われていたアトムであった。彼は自身の不死性に思うところがあるのか殺してくれる存在を探しているという。検討がつかない事を聞くとまたどこかで会うかもしれないから何か分かったら教えてくれと言ってその場を後にする。 拠点に戻ると新たな怪死事件の現場の情報を渡される。今回は探索者達を2部に分けて行動してもらう手筈のようだ。新宿区へは夜露、メアリー、凍堂、ミドリヤ。足立区へは猫田、海藤、須貝、アサギ、ヤナギ、ジャックのメンバーで決まった。この日から須貝と凍堂以外の4人はV.G.の別荘に泊まる事になった。夜露は細やかな疑問としてV.G.がモリガンに来た時の襲撃の事を聞いたが本人は知らないらしい。 ←To be continued... ★6話A 「敗北者は勝利を望む/ACT2」16日目 新宿区に向かった4人はまずは怪死現場に向かい一人の人間と出会った。スタンドもなしにプレッシャーを放つ存在に警戒を露わにしたがいざ姿を確認するとそれはアメノ エーコであった。夜露とメアリーが知り合いであったため互いに話をすることに。彼女は左腕の欠損に加えて自身のスタンドと一年前の事件に纏わる記憶が奪われてるらしい。そして現状打破のために怪死事件の事を追っていたところを遭遇したそうだ。夜露は彼女に好意を抱いてるという事もありプレッシャーの事などお構いなしに協力したいとするが警戒を怠らない凍堂はあくまでも上の指示を仰いだうえで判断するとした。 現場には無数の斬撃痕が残されていた。エーコ曰く、豊島区の現場は火傷痕があったそうだ。そして現場には共通して何かが引きずられた跡もあった。 一先ずそのままエーコを連れて歌舞伎町で聞き込みを開始した。主な情報はニュースの報道通りだったが不審者らしき情報も得ることができ、僅かながら何かこすれるような小さな音を出しながら異様な雰囲気を持つ男性を2週間ほど前に見たらしく、それが新宿区の方向に向かっていったとのこと。 そこでカルラからハク コウヘイを保護したと連絡が入った。エーコにカルラの事を説明しつつも向かい彼と再会する。以前のような錯乱状態ではなかったためまともな対話が可能だった。皆で彼の事情を聞いた後に、クロガネ アトムとも知り合いだというので彼の情報ととある条件を提示する。それはハクと戦ってこちらが勝てばいいという事だった。 こちらが多数でもいいという事だったのでエーコを除く4人で戦いに臨んだ。ハクの<ザ・ルーザー>は<ザ・ルーザーACT2>に進化しており、新たに追加された未来視という能力を駆使して防勢においてこそ有利に立ち回るが、自身が予測される攻撃に対応しきれないこと、攻撃能力はあまり向上していないことが相まって戦闘は探索者の勝利で終わる。 クロガネとはスタンドの発現時期が1年前と合致していた事から同室だったらしく、当初は夜露達が出会ったような人物像ではなかったらしい。ブルーからはオーキッドの事を尋ねれば、彼も昔からモリガンに所属していてカナタという名に覚えはないらしい。 一部の人間はハクが勝利へ渇望する姿勢に一抹の不安や伸びしろを見出していた。 それから軽く交流をしていたらV.G.より次の準備に時間が掛かるから二日間休日を設ける旨と、その後に豪華客船への招待が来たのであった。 ←To be continued... ★6話B 「不信/ノーバディ・ノウズ」16日目 雨の中、足立区に向かった5人と1匹。辿り着いたのは心霊スポットとして有名な橋であった。何かを突き刺したような跡や黒い汚れ、何かを擦り付けたような跡は橋の縁で見つかる。 それらを確認している時、正面から凍堂らしき人物が走ってきた。この場にいるはずのない彼に不信感を抱いていると相手はノーフェイスを出して襲い掛かってくる。猫田が本体を攻撃すると凍堂らしき存在が歪み女性の姿に変えた。現れたオリムラ レンゲは鴉の入れ墨をした3人のスタンド使いから逃げていたが、4人目の刺客が3人を皆殺しにしたため逃げるために<ノーバディ・ノウズ>を使って凍堂の姿を変えていたという。 一先ずレンゲを匿い拠点に戻ろうとしていた時、奥から中年程度の男が現れた。ハイザキ モトオと名乗る存在はレンゲに言い寄るが、周囲の人間のスタンドに気付き対話に応じ、目的は救われない子供達を助ける事であり、レンゲはその第一歩であると語る。シラビという存在が子供達を苦しめているという。 ハイザキがレンゲと2人きりになりたいというが、断固拒否する姿勢を見て実力行使に出る。逃走戦を図っていると突如ハイザキの腹から赤い染みを作り吐血と共に記憶と違うと言葉を吐いて一同を見逃すのであった。 そのまま新宿組も含めて全員帰還すると、エーコは現在の損傷状態と信用できない事も合わせて拠点から出ないように命じる。レンゲも匿う事が目的のため拠点に居座ることに。因みにレンゲは今から約1ヶ月前に何者かのスタンド使いに助けられ廃墟にてスタンドを発現させてるらしい。 ←To be continued... ★6.5話 「もう一つの戦い/ザ・クエスチョン」?日目 これは探索者が知る事のない別の場所での物語。 某所にあるモリガンの施設の一つ。何者かの襲撃を受けていた結果、尋問を受けていたモリガン責任者にしてティンダロスの研究を担当していたカリヤス ユウセン。 対するは『空間の魔術師』と呼称された存在。彼女はモリガンのボスのスタンド能力を聞き出そうとしていた事にカリヤスは疑問を覚えた。何故組織の目的を聞かないのか? その答えはいずれ知る事になるしどっちみち止める以上聞くことではないという。それよりも相対するまで未知数となる相手の能力を知る方が重要だと語る。 カリヤスはその考えに一理あるとしながらも語る気などなく、逆に自身のスタンド<CQCQ>を用いて魔術師の情報を本部へと送信し、これから刺客が迫る事を告げて絶命する。 魔術師はモリガンが多くのスタンドのデータを集めていることに着眼しつつ、去年と違って複数の組織が動いてる現状に危機感を覚えそのまま食事へと向かった。 ← To be continued… ★7話 「それぞれの思想/アウトサイダー」17~18日目 休日初日。メアリーは自身の帰る場所である竜堂院家に向かう道中クロガネと出会う。彼から改めて能力の詳細を聞き、死ぬことへの考えには、能力で犠牲にして死んだ自分への想いもあるという。 須貝は仕事をこなしているとクログマ ハクジと名乗る青年は恋人が何らかの事件に巻き込まれて意識不明にあることを相談される。それらの話を聞いた後、神父のような服を着た男性に見られていた事に気付く。少なくとも父親ではなかったようだが…。 凍堂はV.G.と受け入れた二人やその他警戒事項を中心に仕事の話をした。そのあと周辺警戒の任を請け負っていると名刺が一枚少ない事に気付くが、少なくとも盗まれた記憶などはない。そのことに疑問を抱いているとヤナギに話しかけられた。 夜露は会社の社長であるゼンクウの招集に従い向かうとスタンドを持たない自分たちはこの件には対処できない。だから夜露の命に係わる場合でも一切の手助けは出来ないと告げる。そして事情を知ってるボスから死ぬなという伝言を聞きその場を後にする。その日はV.G.やエーコと話したりサクラと遊んだりしていた。サクラは友達が欲しいと言った。その後に色鉛筆が融合してることに気付きサクラの精神状態は危ない状態なんじゃないかとV.G.は思考する。 猫田は昼過ぎ以降は外の散策をして休日を謳歌した。 休日二日目。海藤以外の5人とアサギ達でカルラに向かう事にした。クロベニからスタンドに関する助言を受け、スタンドの暴走状態での対処の一つとして、不安定になってる精神から足りない物は不安を埋める事を知る。 凍堂はカルラの監視が目的だったため、誰とも接点を持たずただ周囲の人間を見ていた。 メアリーはアレスに模擬戦を挑み、自身のスタンド運用における戦闘スタイルを模索し、ハクと夜露は互いに勝ちたいという気持ちが分かる者同士、どちらが先に目的を達成できるか競争しようと約束する。 須貝はアサギやメアリーを混ぜてブルーとトランプで遊んでいる頃、猫田はマナトの元へと行き、同タイプのスタンドとして手合わせをしたいと申し出ると外へと連れ出し、自身の名前であるフジサキに誇りを持っていること、それ故に絶対に負けられないという事を語り手加減なしの模擬戦を始める。猫田は善戦するも及ばず、マナトは何を見ているのかも分からない眼をしてその場を後にするのであった。 一同が帰る時に、女性の悲鳴を聞きつけ駆けつけるとモリガンに属する人間が3人。単独先行した夜露の前に現れたのは最近慈善活動全般で話題になっている男、トウオウ ヒイロであった。彼は黄色のパワードスーツのようなスタンドを纏うと瞬く間にモリガンを無力化して女性を助けた。曰くこのスタンドはかなり前から使えたらしいという話だけして他の予定があるからとその場を颯爽と去ってしまった。 これらの事を全てV.G.に報告を済ませて解散となる。明日はいよいよ豪華客船だ。予定は午後かららしい。 ←To be continued... ★8話 「賭けるプライド/ザ・チョイス」19日目 午前中は各々の時間を過ごしていよいよ船へと向かった。V.G.の事前の説明では船のオーナーは知り合いであり裏社会の情報に明るいという事、そんな存在がこのタイミングで船を東京に寄越したのは理由があるだろうと踏んで今回の話を出したらしい。 辿り着くと複数のコンテナを下す作業をしていた豪華客船があった。内部はカジノとなっており、V.G.は全員にチップを配り、客を装うために適度に遊びつつ情報収集しようと提案する。 客の方からはあまり多くの情報を得られなかったが、シラビという単語に反応してオーナーであるヤマブキ タイヨウが現れ、自分に勝てたらシラビについて知ってることを話そうとギャンブル三本勝負を持ちかけた。 ヤナギが名乗りを上げるも敗北を期したために、ヤマブキのスタンド<ザ・チョイス>により、魂を抜き取られる。2戦目に出たジャッカルもまた敗北してしまう。最後の一戦に誰が臨むかと思っていたところで黙っていたV.G.が前に出る。 V.G.はポーカーで挑むが、配られた自身の手札を見ないでサクラの魂を上乗せすると宣言する。未だに動揺しないヤマブキを見てV.G.は残りの面子に話をする。勝つために皆の魂も上乗せしたいと。全員がそれに乗りレイズを宣言する。 無謀とも取れるその行動に動揺を隠せないヤマブキを見て更に友人である野城(と宮本)の魂を上乗せする。それだけの魂を賭けた見返りはボスの情報。ヤマブキが精神的に屈した事で<ザ・チョイス>の能力が解除されヤナギとジャッカルが元に戻る。敗北を認めたヤマブキは話をするために一同を別室に案内した。 シラビ オグラとはモリガンのトップであり<キング・ヌー>というスタンドを持っているが目的や能力については一切知らないこと、そもそも彼は存在自体が秘匿されており組織内部でも名前を知ってる者すら少ないという。 シラビを知りたいのであればシラビを追ってる人間から聞き出した方が確実だろうと語り、一同は唯一心当たりがあるハイザキの事を聞いた。 ハイザキとはあまり有名ではない一家(ヤクザの組のこと)に属していてその組は孤児を引き取っている以外に特に特徴はなく、むしろハイザキ単体が多方面で優秀であったこと自体が有名だったという。 一先ず有益な情報が得られたところでディーラーがやってきて持っていたチップを換金してくれる。こちらは幸いにも海藤の実力を持って黒字になった。別のディーラーが慌てて駆け込んだかと思えば機関部がくっついていると報告が入る。V.G.が勝った時嬉しくて一瞬サクラへの能力解いちゃったと笑い一同に退散を促す。ヤマブキに追いかけられながらも爆発する船から脱出した。因みに爆発はコインに変えられ空中で花火の如く消化されていった。 V.G.がハイザキとの接触は避けれないと語る最中、夜露はただ無言で俯いていた。 ←To be continued... ★9話 「愛情にも似た狂気の鎖/アストロボーイ」19~20日目 船からの帰り、拠点にてV.G.が口を開く。ハイザキと正面から挑むのは勝算が低い事からレンゲを囮にして奇襲を仕掛けようと語る。このメンバーで奇襲に向いてるのは影に潜れる海藤、機動力のある猫田、射撃の可能な夜露だ。もう一つの案としてクロガネの協力を仰ぐこと。そのために明日はハイザキ戦の準備に宛がう事に。 翌日20日目。昼間は二年前の荒川区にある一家惨殺事件現場、即ちハイザキの所属していたシャクドウ組を探索する。内部は長らく人の出入りがなかったようで埃まみれになっていたが、奥の隠し部屋からハイザキの数十年に渡る手記と組員の集合写真、そして組員を模した人形が残されていた。手記は約二年前まで続いており、矢に刺されてスタンドを発現したことや<ロストマン>の概要、そしてシラビが裏社会の人材育成を商売としている…即ち人身売買をしている相手とシャクドウ組が関わってる事を知り、その事がきっかけでハイザキは自身の居場所、組員達、そして被害にあっている子供達を『永遠』にしようと考え一家惨殺に踏み切り、そして現在レンゲを狙っているという。 一度帰還し、今度はレンゲを連れて新宿区でクロガネに会い、港区の新しい拠点に移動することになった。その時、ミドリヤがエーコからスタンドの名前だけ聞けたと思い出せたという事で<THE ANSWER>という名を聞ける。 東京摩天楼前でクロガネに会い事情を説明する。死ねない能力を持っている彼は、モリガンでの実験が探索者達とは比べ物にならない凄惨な物であると踏んでその記憶をハイザキに奪わせる事で精神的に倒す。クロガネは自身の目的、即ち死ぬことへの協力を条件に承諾。但しメアリーと夜露の説得により協力内容は<アストロボーイ>を無力化するという方針で決定した。 その時、全員が鎖に絡めとられて分断されてしまう。海藤とレンゲはハイザキと<ロストマン>そして鎖の刺さったスタンドのいる場所へ。凍堂と猫田とヤナギとアサギとジャッカルは鎖の刺さったスタンドの群れがいる場に放り込まれ、メアリーと須貝とクロガネとミドリヤもまたスタンドの群れがいる場に放り込まれたが一般市民がいる状況のためミドリヤは避難誘導のために離脱する。そして孤立した夜露はハイザキへの怒りを叫び周囲を見渡していると破壊音を発している白く大柄のスタンドを目撃する。それは近くにあるのものを殴り、糸のようなもので繋ぎ合わせているとふとこちらを振り向いた。鎖に突き刺されたそれは口を開き自身の名を口にする。—————<THE ANSWER>。 ←To be continued... ★10話 「飢えた本能が掴むモノ/Twin Turbo」20日目 単身<THE ANSWER>と対峙する夜露。欠損していると思われていた左腕には硬質な糸で出来た腕がついており、トラックを投げビルすらも破壊する圧倒的な破壊力に恐怖すら覚える。しかし周囲には民間人が複数いる。いや、いなかったとしても逃げるという選択肢などなかった。その気概を持っても身体が思うように動かない。 背後でビルが倒壊しそうになっており、その付近には瓦礫の下敷きになり身動きが取れない女性。恐怖を抱えたまま夜露は迷わずスタンドを向かわせビルを支える。スタンドを放した事で夜露本体が<THE ANSWER>の攻撃に晒されるもトウオウ ヒイロが間に入ってその攻撃を受け止めた。彼は<ヒーローズ・カムバック>を活用しスタンドの相手を引き受けるから自身のやるべきことをしろと言い放った。 これを受け夜露は瓦礫の下にいた女性を始めとする複数の民間人を全員救出し、<THE ANSWER>に突き刺されている五本の鎖を破壊する。 動かなくなったスタンドを前にトウオウからこれは君が掴んだ勝利だと称賛を受ける。この言葉と勝利という感覚を噛みしめていると倒れていたはずの<THE ANSWER>が動き出す。鎖が1本、破壊しきれていなかったのだ。不意打ち気味に振るわれた拳に<WILD FANG>は直撃を受け土煙を巻き上げながら吹き飛んでしまう。その先にはライフルなどパーツの残骸が転がっており夜露はスタンドが破壊されたと認識した。 しかしフィードバックダメージがない。疑問を抱いて状況を確認すると土煙の中で獣人の姿をした何かが拳を受け止めていたのだ。それは右腕部に装着されたライフルから弾丸を6発射撃し、夜露の声で宣言する。『WILD FANG ACT2 Twin Turboを発動』それは、今まで走り抜けてきた夜露がたどり着けなかった「あと一歩を踏み込む」ための能力。ライフルを格納し近接攻撃で<THE ANSWER>の鎖を引き裂いたことで光となりエーコのいるであろう方向へと向かっていった。 想定外の成長を遂げるがまだ安堵する時ではない。トウオウに事情を説明しつつ二人で仲間達の元へ駆けつける。新たな一歩を踏み出したが、目指すべき場所はまだ遠い。 ←To be continued... ★11話A 「命の重さ/インフェルノ」20日目 夜露はエーコの状態が気になりケータイに電話をしたらV.G.が連絡に出てエーコが少し前に倒れたことを報せる。一先ず自身の身に起きた事を報告し、元いた場所である東京摩天楼に戻る事を伝えた。戦力を削いだ今ならハイザキを倒す見込みがあるかもしれないとV.G.は語り連絡を終える。 一方で須貝、メアリー、クロガネの前に現れたのは小さい火球3つを漂わせる炎のスタンド、全身が刃のようなスタンド、頭が円盤状になっているスタンドの3体。アトムは自身が盾になるから2人は生き残る事を優先してくれと言いつつ、これらのスタンドは予め配置されていたのか自分達と一緒に送られてきたのか分からないが、ハイザキの元へはすぐに戻れないだろうと考察してこの場で戦力を削ることを提案する。 3人が苦戦していると避難誘導を終えたミドリヤが合流してくる。炎のスタンドに因縁があるらしく、怒りを露わにして自傷も構わず火力を上げ立ち向かう。幸い冷静さを欠いていなかったため協力体制を崩さず4人で戦闘を続ける。 長らく交戦した結果、なんとか全ての鎖を破壊や引き抜くことに成功し3体のスタンドは光となって霧散した。クロガネはミドリヤに戦闘で作ってしまった自身の死体を火葬するように頼み、ミドリヤが実行した時に1人空を見上げ炎のスタンドとのコンタクトを計れなかったことに思うところがあったようだ。 メアリーは自身が悩んでいる事を須貝に打ち明ける。まだ答えにはたどり着けそうもない。そこでV.G.から電話が届き夜露からの報告を伝え消耗度合いから現地に向かう前に先に他の仲間と合流することを推奨する。 ←To be continued... ★11話B 「納得の出来る選択/ロストマン」20日目 猫田、凍堂、アサギ、ヤナギ、ジャッカルの目の前には白い煙突の人型と黒い猫耳単眼の2体のスタンドがいた。一同が戦闘態勢を取るのなり白い煙突のスタンドが霧を吹きだして視界を遮り、鎖の巻かれる音が鳴り霧が晴れた頃には2体のスタンドは既に撤退していた。 ヤナギが現状確認をすると飛ばされた場所はかなり遠いらしい。急いで元の場所に向かおうとするとローブを着ている人物達がトウオウを探している発言をしている。どうやら彼らと協力関係にあるらしいが仕事をこなす前にいずこかへ独断先行してしまっているため探しているんだそうだ。他にも被験者が脱走したことを言及しており、彼らから情報を聞き出すために近づくとモリガン所属を意味する鴉の入れ墨があった。彼らは凍堂達に気付くことなく立ち去ってしまうが、細胞活性剤と書かれた小瓶を複数落としていった。回復薬になるようで有用そうなので回収することに。 更に進むと見覚えのある人物、オーキッドと名乗り消滅したはずのナデシコ カナタを発見する。猫田が声をかけフジサキの知り合いであることを伝えると、彼は自身が何年もあっていないこと。現在は病院に入院していること。遊園地の出来事を朧気ながら夢として見ていたこと。喧嘩して疎遠になっていること。幼少期の彼は今のような危うさはなかったこと。また、現在スタンド使いではないようだということを話してくれた。一先ず彼の入院先を聞き病院へ戻るように促してその場を後にする。 中間地点あたりで他の面子の戦闘痕らしき物を見かけたところでV.G.から連絡が入る。夜露、須貝メアリー組の現状報告を受けこちらの現状も報告を済ませる。海藤とは連絡がついていないらしく無事な彼らと合流しつつ元いた場所まで先を急ぐ。 一方夜露はV.G.から再度連絡を受け、海藤以外の面子の状況確認とトウオウへの警戒を怠らないよう指示を受ける。夜露は少しトウオウに話を聞いてみると彼はモリガンの子会社所属で協力関係にあることとシラビと直接的な知り合いであること、その一方でモリガンがどんな活動をしているのか知らないことを聞かされる。夜露は事件収束後に話がしたいと頼み、現場へ急行する。 道中、鎖に刺され一人でに動く車が一般人を巻き込んでいた。ヤナギは凍堂に納得のいく選択をしろと判断を仰ぐ。明確な足止め行為であり、リスクを負ってこちらの対応をするより万全の状態かつ早期に本体を無力化する方がいいとして先に進むと言った。するとヤナギは車を止めるだけならやりようはあるから一人で残ると言った。彼は凍堂にアサギを頼むとだけ伝える。 先に進むと須貝達や夜露と合流する。負傷者の手当を済ませ元の場所に近づくのに合わせて鎖の音が大きくなっていく。一同が角を曲がるとその先に広がっていた光景は…。 ←To be continued... ★12話 「あなたを誇りに想う/キッス・イン・ザ・ダーク」20日目 これはおよそ1ヶ月前。殺し屋として育てられた女性、折村 蓮花はオリムラ家の招集に従うと、とある大規模作戦のために命を賭けて超常能力『スタンド』を身に着けろとのことだった。これを聞いて初めて反抗し出奔する。その道中で助けを求める男を奇妙な縁を感じて助ける事に。ウノハナ イツキは裏社会所属でありスタンド使いであると語る。彼のスタンドは他者をコピーする白いマネキン<ノーバディ・ノウズ> 2日後、突如現れたモリガンの刺客3人から逃げる道中廃墟に立ち寄り身を守るためにスタンドを発現させるそれは白いマネキンであり便宜上<ノーバディ・ノウズ>と名付ける事に。ウノハナは刺客を引き付けるから逃げろと言った。再会の約束だけ済ませてその場を後にする。 そして現在。霊園の地下で海藤とオリムラはハイザキと対峙している。彼の誘いを蹴り交戦を試みる。その最中、ハイザキは海藤の記憶を覗くと突如として笑いだし2人が親子であることを突き付ける。驚愕する折村を鎖で引き寄せその胸を貫き殺害し、同じ鎖で海藤の腹を突き刺す。どうやら鎖に致死量のダメージを蓄積させて2人に分散してる状態にあるらしく、この鎖で繋がれている状態だと海藤の死がオリムラの死に直結するという。 ハイザキは愛の試練と称して海藤に攻撃を集中し、途中で引き戻した2体のスタンドや何も刺さってない鎖を回収し攻撃を更に苛烈な物にする。これらを防ぎつつも肉薄し腹部への攻撃を試みるがハイザキはこれを防ぎ反撃する。致命傷を受けた所にトドメを刺そうとする。そこで<キッス・イン・ザ・ダーク>は2人は影の世界へと引きずり込まれた。 影の世界の中で折村は問う。何故産んだのか、と。海藤は本心を打ち明け、そして愛していると伝えて自らの鎖を引き抜く。海藤は2人分の致死量を攻撃を引き受け死に、影の世界が崩壊する。 影から出てきた折村は、繭のような中から真なるスタンドを発現させる。<キューティ・ハニー>は海藤の遺体にガザニアの花を咲かせた。狼狽するハイザキに折村はハッキリと愛されていると宣言する。ハイザキは怒りと殺意を露わにして襲い掛かってくる。鎖の一撃をスタンドで軽減するも地下駐車場まで吹き飛ばされる。折村の前にハイザキが近づき、後方からは仲間達が駆け寄る。 アサギが折村の手当てをして全員で対峙する。一同が海藤の死を知っている一方でハイザキは夜露にも殺意を向けて戦闘が再開される。激戦の末に折村がハイザキの古傷に放った攻撃が決定打となりそのまま渾身のラッシュでトドメを刺した。 海藤の件もあり街が混乱している内に拠点に戻ろうという事になり一先ず外に出ると、一同に風が吹き抜ける。それは海藤の姿となり娘をよろしくと伝えるといずこかへと去っていく。 トウオウやクロガネも一緒に拠点に戻り報告会を済ませるとエーコが口を開く。事態は一刻を争うと言って自身が未来から来たと語る。探索者達の挑戦はここから更に激化する。 ←To be continued... ★13話 「崩壊の予兆と偽りの世界/THE ANSWER」20~21日目 エーコは自身がこの日から見て10日後から来ており、その10日後にはシラビのスタンド<キング・ヌー>が暴走し東京は崩壊したという。打開策としてエーコの仲間の力を借りて過去に飛んだ。そしてこの東京を模造した世界がある無人島に来た。ここは何らかのスタンド使いにより作られた世界でありエーコ以外全ての住人が現実世界とは別の模造された存在である。ただし現実と模造世界はリンクしており仮想世界で死ねば現実世界でも死ぬ。 仮に暴走を予防したとしても因果律によって一巡前の暴走が別の形で起きる可能性があるのでエーコはシラビを打倒することが目的だと語った。かつての仲間たちは現実世界側で奮闘しているとのことだ。 そして自分達の諸々の事情を話してトウオウに話すと協力的な姿勢を示してくれて、シラビはモリガンの前身に当たるヤタガラスという組織でスタンド使いを保護していたということを教えてくれる。所長の名はコガネ ヒガン、<ゴールデンタイムラバー>のスタンド使いでありサクラの母であった。シラビもそこに所属していて所長との討論はしばし起こっていたらしい。ハクとクロガネもその時から所属していて、ヒガンが謎の爆死を遂げてヤタガラスがモリガンになってから彼らは人体実験されるようになった。 ミドリヤが先の戦闘で見かけた火の玉のスタンドについて話してくれる。どうやら火事現場で出会った時にもう一人の人物がいたらしくそいつが火事の原因を作っていたと疑っている。 それぞれの話を済ませると、その日は遅いので一先ず拠点で全員休息を取る事になる。 21日目。V.G.はサクラとミドリヤを連れて都心から離れるために西東京に移動することを選び今後は電話でのやり取りをすることに、エーコは今まで記憶を失っていた分やれなかったことを挽回するために、トウオウは会社とのやりとりをするために、クロガネは自分がいては足を引っ張るだろうと離脱。 大きな戦闘の直後という事で各々休息に努めた。 ←To be continued... ★14話 「動き出した歯車」22~23日目 一同は情報共有をするためにカルラへと赴いた。その際に公共施設の使用を避ける提案が上がり車での移動になった。カルラ付近に着いた時に手を振る人影を発見する。それはハクであった。 少し雰囲気の変わったハクはカルラに正式加入したと語り、未来視を通して自分達が来ることを感じて駐車場まで案内をしてくれた。そこからカルラに向かう道中で自分達に勝つことを当面の目標として勝負を挑んできた。 探索者達が勝利したものの、以前よりも着実に力を付けており総がかりで挑んでも撃破までに時間を要しつつ消耗もした。一同は怪我の手当を済ませて改めてモリガンへと入った。 クロベニに新宿でのハイザキの一件の話をすると、報酬として29日に国会と都庁を襲撃することを明かしてくれる。更にハイザキという抑止力を失った事でモリガンやカルラも本格的に動き出すだろうと話を受ける。そして信用する人物はしっかり見極めろとアドバイスをもらった。 再度ハクの元に訪れヤタガラス時代の話を聞いた。ハクは当時のスタンド的にあまり相手にされていなかったようでシラビの人柄はあまり知らないようだっただ、スタンドに関する研究は当時から続けていたと語り、シラビは少なくとも出会った時点でスタンド使いであったことが分かった。また、ヒガンの人柄も話してくれて変わりものだが優しい人で子煩悩なところもあったという。 一方で須貝達はブルーに挨拶に行き、彼女が大きな戦いが始まったら一度モリガンに行くという考えを語る。もしかしたら死ぬかもしれないという言葉に対し須貝達は連絡先を渡しておいた。 その後食事をしつつカルラを後にしてV.G.に報告を済ませてその日は解散となった。 23日目、今後の足のために夜露とジャッカルで車を調達して変える最中にトウオウから連絡が入る。今都庁にモリガン所属の3人のスタンド使いが襲撃に向かってるらしい。そのうちの1人が爆弾を持って先行しているらしくトウオウでも追い付けない速度ということでちょうど車に乗ってる夜露が急ぎ対応に向かうことに。その他はジャッカルの指示で猫田、凍堂、アサギ、ヤナギがA地点。須貝、折村、メアリーがB地点に当たることに。 夜露が首都高に乗ると煙を巻き上げながら車を追い抜きつつ走る装着型スタンドの姿があった。シグナルと名乗った男は夜露達の抹殺も任務であるとこちらに敵意を向けてきた。 ←To be continued... ★15話 「Won't Stop, Just Go!/ザ・ランナー」23日目 シグナルは都庁に向かいつつも夜露に狙いを定める。そんなシグナルに何故国の組織が都庁を襲撃するのかと問えばモリガンが国を掌握しやすくするためだと語った。<ザ・ランナー>は走りながらも攻撃をしてくるのに、夜露はシグナルを都庁に到達させても自分が破れても敗北な状況下、ジャッカルが<ABC>をフル稼働させて夜露の思考補助をすることで運転と射撃が両立出来るようにした。 辛くも進行を止めさせて相手をダウンさせるが、シグナルは立ち上がり一般人を人質にして自害を迫る。シグナルは爆弾を所有しており迂闊な真似は出来ない。かといって自害もしくは撤退して人質を手放す保証はない。これに判断をしかねているとシグナルが弾切れであるなら俺がトドメを刺すために近づいてくる。これを利用して誘爆による被弾覚悟でツインターボで不意打ちを行い、誘爆に巻き込まれた代わりにシグナルの撃破に成功する。 夜露は傷つく身体を引きずりつつジャッカルに仲間への連絡を頼み、地点Bへの合流を目指す。 ←To be continued... ★16話 「聞かざる者の襲撃/ファッション・モンスター」23日目 須貝、折村、メアリーが地点Bこと新宿駅南口付近に向かうと胸部から腹部かけてファスナーがついた異形の怪物が人々を襲ってる場面に遭遇し、多数いるそれらのうちの2体と一同は交戦を開始する。 布のような材質をしており生物感が希薄にも見える2体の怪物は違う見た目をしており中は空洞であった。それらを撃破するとパーカーやシャツなどの衣類に姿を変えた。 改めて周囲を確認すると一般人が怪物の中に閉じ込められていずこかに連れていかれそうになっていた。この騒動を起こしてる存在を探すべくそれの追跡を試みる。道中阻む存在を蹴散らし振り切りつつ辿り着いたビルは何かが上階に向かって走る音が聞こえる。 3人は警戒を怠らずに内部を進み中を探ると多種多様な服が飾られているのが見つかるが、人用の服に限らずペット用や人形の服も見つかる。しかしいずれも施錠された部屋に保管されており手を出すことは出来なさそうだった。 さらに先に進み屋上までたどり着くとリンドウ メイと名乗る女性が佇んでおり、3人が来ることを想定してたかのような口ぶりで話す。彼女は被験体集めと探索者の殺害を請け負っているらしく折村が不要になったことを伝えると<ファッション・モンスター>を発現させてそのまま交戦を開始する。途中で夜露も合流し4人がかりで服を変化させた怪物を蹴散らしつつ近づき勝利する。 無力化されたリンドウは狼狽しつつも任務の達成を行おうとすると突如として電子音が鳴りリンドウの頭が爆発する。一同は後味の悪さを覚えつつも捕らえられていた一般人を救出してその場を後にする。既に日が暮れている。 ←To be continued... ★17話 「合理性と揺れる感情/ダンス・ロボット・ダンス」23日目 地点Aに向かう猫田、凍堂、アサギ、ヤナギが辿り着いたのは新宿の住宅街。ここは街の喧騒こそあれどスタンド使いが表立って行動している様子はない。 周囲を探っていると路地裏に座り込んでいる男が話しかけてくる。セッショク ユキナリと名乗った彼は自身がモリガンの刺客であることを明かした上で一般人を巻き込むのは好きじゃないと言ってその場から動く。辿り着いた先で罠や伏兵の気配はなく、人気のない路地裏の奥でセッショクは<ダンス・ロボット・ダンス>を発現させる。 ロボット三原則を挙げ、それをプロセスとして完了させたとして凍堂の攻撃を利用して自身の頭の爆弾を無力化させた上で交渉を持ちかける。シラビを信用していないとする彼は自身の命を惜しさに一定の成果だけあればいいからシラビとモリガンの情報と引き換えにアサギ以外の誰か1人を始末させてほしいという。彼はそのあとはモリガンから離反するから今後猫田達に関与もしないと宣言する。 彼に対する信用がないため、彼からより情報を引き出そうとして現在の襲撃の情報と、モリガンにも鴉の入れ墨がある人間とそうでない人間がいることを明言する。この情報に対して折村と連絡を経て整合性を取れた。ヤナギは自分が犠牲になることで情報を引き出そうとする。 猫田はこれを納得が出来ないと拒否。凍堂もヤナギも人材とした上で今後の為にも人数を減らすことを否とした。ヤナギは2人に再度の決断に相違がないか確認をしこの提案を蹴った。凍堂は全員に覚悟を問い、戦闘が再開する。<ダンス・ロボット・ダンス>の能力が発動し、圧倒的な火力で攻めてくるセッショクに本領を発揮させる前に倒しきることで被害を最小限に抑えつつ彼を無力化する。 捕虜にしたセッショクが言うには、鴉の入れ墨はシラビへの忠誠の証である可能性が高いということ。そういう人間が数千人規模でいるためシラビには勝ち目がないということ。シラビには少なくとも幼くない妹がいること。今回の襲撃したチームにはリーダーがいてその人物も今回のような任務を追っていること。しかしモリガンの目的や今後の任務は知らない。 ただ、探索者達には強い警戒をしているらしく今回の任務が終われば監視は緩むとの話だった。諸々の話を終えて拘束を解こうとしたその時、セッショクは銃殺される。殺した人物はオーキッドだった。彼は<ラブ・マシーン>を使用しこの場を離脱する。 一同はこの場を後にし帰還する。互いの報告の後にV.G.、エーコに情報共有を済ませるが、トウオウとの連絡は取れない。 ←To be continued... ★18話 「ジェスチャーの公演/ピースサイン」23~25日目 23日目の夜、須貝が教会こと家に帰るとクログマが中から出てきたところだった。彼は自身の事情、彼女が未だに眠り続けていて、そうなった原因が人為的な傷害事件に巻き込まれていた事から彼は犯人に殺意すら抱いていると語った。無論本人もその感情を是としているわけではなかったので落ち着けるためにもこの教会に足を運んでいた。 そこまで聞き届け彼を見送ると<パンダ・ヒーロー>が姿を現し、須貝を気に入ったとして彼女に憑くことを選んだ。ただし契約自体はしていないので今は特別何かを出来る訳ではないらしい。名前を呼ばれれば出てくると言って姿を消した。 24日目、他の仲間達の情報待ちではあるが状況が状況なので自分達も行動をすることに。最初に向かったのはカナタが入院しているという国立病院。国が運営している場所だが特段不信な点はなく、カナタへの面会は問題なく行えた。 カナタは23日目の時点で麻酔を用いた手術を受けていたとのことで夢も特に見てはいなかった。現状彼は一ヶ月程前に事故で足を怪我しているので外出はあまりできず、怪我も全治3ヶ月~半年程度とのことらしい。その他にはマナトへの連絡はまだできていないとのことだった。そこで面会が終わったので次は新宿のとあるビルへと向かう。 辿り着いたのはいつかのシミュレーション内で見た『アワード』だった。しかし内部は軽く埃がついており人気はない。ここは外れかと思ったその時、背後からオシロイに声をかけられる。相手はシミュレーション内での記憶は保持しておらずこちらのことを訝しんでいた。 夜露がいつかのオシロイの遺した言葉を口にするとオシロイはその言葉に含まれた意味からシラビのスタンド能力にとある仮説ができたらしい。5000万円の譲渡を条件にその仮説を聞けばその能力は人間の複製を作るものだという。オシロイはそのままその場を後にしてしまったので一先ず探索者達も帰還し休息する。 25日目、この日も情報収集。まず向かったのはカルラ。クロベニから新たに3人のスタンド使いが紹介される。 青年のセス。双子の女性の方がブレア、男性の方がクイン。セスは凍堂の事を気に入っているのか自分から話しかけるが凍堂自身は然程きにかけてはいない様子。ここで新しく分かったのは19日目の船に積んでいたコンテナがカルラの作戦に使うスタンド能力で生成した非スタンド使いでもスタンド使いに対抗するための武器だったらしい。そしてもう一点、探索者達がモリガンに捕らえられていた時の謎の襲撃はカルラによるものであり、それはモリガンに捕らえられているウスハナダという仲間を取り返すためだった。 そんな話を聞いているとトウオウから連絡で中央公園の地下にモリガンの研究施設があり、そこにユズハ エリという都庁襲撃チームのリーダー格が防衛しているという。それを聞き早速中央公園に向かい、地下への入り口を探しているとユズハが立ちふさがり戦闘となった。 彼女は<ピースサイン>の能力で自身の命すらも投げ捨てかねない攻撃を行ったがこれを撃破。被害こそ最小限に抑えたが夜露と凍堂の<ピースサイン>に与えられた傷が塞がる気配がない。思わぬ痛手ではあったがそれでも夜露達は研究施設を探す。その後<ノー・フェイス>の能力で無事に入口を見つけ出し、内部へと侵入した。 ←To be continued... ★19話 「勇者と呼ばれる者/CQCQ」25~26日目 研究所内部に潜り込んだ一同。地下3階まで続いており、地下1階が管理フロア、地下2階が一般研究エリア、地下3階が資料エリアとなっているようだ。まず管理フロアから地図と謎のカードキーを入手し、研究エリアで魔術や神話生物やスタンドの情報とひときわ大きいカプセルのような設備を発見する。 地下3階にて更に地下で<アンダーテール>というスタンドを持つソラ トオルが危険な存在として幽閉されていることを知る。更に、タイプVとタイプABの区分の事への記載があり、Vはウイルスによりスタンドを発現させた存在。ABは<アストロ・ボーイ>即ちクロガネの臓器を移植される事でスタンドを発現した存在であるという。そしてタイプABで臓器移植された者は適正があれば強固な身体と凄まじい回復速度を手に入れる事が出来るという。その他にも港区にも施設があることを掴んだ。 そして一同は地下、特殊研究室に入る。厳重管理下に置かれ、完全に密室となっている部屋には誰もおらず、それでいて惨い姿の被験体がカプセルで培養されていた。 一先ず出来る事もなかったので一度帰還する。須貝の家にはまたクログマが通っていた。そして以前来ていた神父、レンガが須貝に声をかける。彼は悪魔や人の心について説法を説いて去っていた。そんな彼を<パンダヒーロー>は良く思っていないようだった。 26日目、朝起きるとエーコとトウオウが来訪していた。トウオウはモリガンと決別したといいこれからは探索者達にヘイトが集まらないように別動隊として動きつつも協力を誓う。そして練馬区にモリガンの施設があり、先日襲撃を受けたという。エーコも研究所での情報に補填してくれた上で今後もしばらく別動隊として動くという。しかし2人とも29日には可能な限り合流すると語った。 この日は襲撃があったという練馬区のモリガンの拠点に向かった。道中の買い出しで立ち会ったショッピングモールの中で猫田と須貝の知り合いでありフジサキ マナトの親族であるオウカと出会った。猫田はオウカにこれまでの事をざっくりとだが語り、オウカはマナトの情報を教えてくれた。彼女は非スタンド使いであるためそのまま分かれる事になる。 そしてついに辿り着いた。パッと見た感じ塀に損壊はなかったが門がねじ切られていた。内部に人はいないようだが探索者達は警戒しつつ侵入した。 ←To be continued... ★20話 「銀河鉄道vs宇宙旅行/ギャラクシーエクスプレス」26~27日目 練馬区の研究所は荒んだ光景が広がっていた。調べてみたらここが空間の魔術師の襲撃にあった場所で間違いなさそうだ。(詳細は6.5話参照)内部にてモリガンがスタンド使いを増やすための矢を一年前のレプリカとは違うティンダロスの欠片を用いた矢を製造しているようだ。他にも<ポーカー・フェイス>が計画に必須であることが明記されていたがどのような場面でどのように必要にになるかは書かれていなかった。ここでは敵の待ち伏せ等はなく、適度なところで探索を区切り帰還した。 オシロイから5000万円の引き渡しを要求する連絡があった。曲がりなりにもモリガンと繋がりがある彼に背き情報を流されても困るので、直ぐに以前のカジノ船での金を持ってアワードに向かった。オシロイはその金を受け取るとトウオウが失脚し、代わりにクチバ ソラネという人物が代わりに台頭しようとしてる事を知る。 その夜、須貝はクログマと出会い会話をする。彼女の名前はシラハというらしい。諸々の会話をしていると<パンダヒーロー>がクログマの背後に立ちニヤリと笑う姿があった。須貝は身構えるがそれ以上不信な行動を起こさず消えてしまったのでこの日はお開きになった。 27日、港区の研究所に向かうとまだ何者からも襲撃等を受けた痕跡はなかった。内部には絵で描かれた駅の看板のようなものが至る所にあり、先に進むと無数の小型の機関車が襲い掛かってくる。それらを凌ぎつつ奥にいる本体でありこの研究所の責任者であるカキツバタとオーキッドと交戦する。 迫りくる攻撃を掻い潜りカキツバタを撃破するが、彼はやはり多くのことは知らないようで、あまり核心には近づけなかった。この研究所がスタンドに関する場所だという事で資料を漁っているとレンガもここに所属していて<パンダヒーロー>の能力実験を行っていたらしいことが分かる。またマスハナ シラハとカナタは事故の被害者リストでここの資料に保管されていた。一通りの情報を集めた所で帰還することにした。 ←To be continued... ★20.5話 「心」27~28日目 猫田はマナトの件でクロベニから連絡があったのでサイに送られる形でカルラに、ヤナギとアサギは須貝の送迎、凍堂は帰りの分の護衛として同行。夜露はトウオウに呼ばれたため先に拠点に帰る事に。 須貝を家に送った凍堂は車の中でヤナギと会話した。仕事とは合理性のみで動く方が効率がいいが、時には感情が必要になる事もある。かつてヤナギも公私混同を避けて合理性で仕事をしていた。そんな過去があるヤナギは感情とは常に抱える必要はないが状況に応じて引き出せるようになることも必要なのだと語った。 教会に帰るとそこには<パンダヒーロー>がおり、彼はとあるニュースを見るよう促す。クログマが焼死体で見つかっており<パンダヒーロー>は今回の件はクログマの契約でシラハを傷付けた犯人、レンガ エンジュロウの元へ連れて行った結果だという。守秘義務という事で詳細は語らない<パンダヒーロー>にはぐらかされる様に話は終わる。 夜露がトウオウの元に辿り着くと夜露自身に悩みがある事を見抜いた。夜露は昨今の出来事から人助けとは何なのかを悩むようになったことを打ち明ける。それに対してトウオウはがむしゃらに人助けをしようとする兄がいた事、彼は1年前に矢に射られて死亡した事、それによりトウオウがスタンドを発現させた事、今まで他人にほとんど頼らなかった事、その中で都庁の件で夜露に頼り、そして成功したことが嬉しかった事を語る。そんな夜露はトウオウにとってヒーローにも思えたという。これを受けて夜露はこの迷いすらも抱えて、前進することを胸に誓う。目指すべき場所は、まだ遠い。 猫田がカルラに訪れるとクロベニがマナトのいる場所を教えてくれる。それを聞いて一人でマナトに会いに行くが相変わらず釣れない態度を取られるが猫田がマナトに死に急ぎのファーストデッドを呼ばれていたことを指摘すると激昂し、猫田に掴みかかる。マナトは戦果を挙げられるなら死んでもいいという意思を曲げない。結局話が進まずにマナトは去っていき、代わりにクロベニがやってくる。彼の29日の出発時間を教えてくれる。そして予定が急に変わっても構わないと言い放った。その後カルラを出てオウカとの会話の中でフジサキ家の在り方を聞いた。 28日目。全員が集まり今日の予定を決めようとしていたところでミドリヤからサクラが誘拐されたという連絡を受ける。 ←To be continued... ★20.8話 「忙しいが退屈/バクチ・ダンサー」?日目 都内某所。空間の魔術師は自身のスタンドと会話しながら裏道を歩く。彼女の目的は陽動の続行と気になることを調べる事。そんな彼女の前に現れたモリガンの刺客ケシズミは自身の目的や能力を明かす。魔術師は不意打ちを仕掛けないその姿勢に感慨を覚えた素振りを見せず交戦を開始する。 この能力は互いに爆弾が仕掛けられており、射程範囲外に出るか、一定時間動かなければ爆発する。それでいてこの辺り一帯に不可視の爆弾が仕掛けられている。ケシズミもその爆弾は見えてはいないが配置パターンは記憶しているようで踊るように魔術師に肉薄しナイフで攻撃を仕掛ける。魔術師は回避行動を取るが不可視の爆弾に触れ、そしてダメージを受ける。一つ一つはダメージが低いがこのままでは不利なのは明白。魔術師はスタンドだけを別の場所へと送る。 幸い魔術師はケシズミの動きを見て安置はある程度把握出来ていた。それを持って開けた場所まで誘導し、タンクローリーを落とすことで戦闘を終了させる。彼女のやってる事は探索者達には関係ないのかもしれない。しかしどこかで道は交わるのかもしれない。 ←To be continued... ★21話 「小さな勇気、大きな一歩/ディー・トゥ・ワールド」28日目 一同がV.Gのいる八王子に向かいV.Gから話を聞けば、ミドリヤが買い出しに行ってる隙に二人組の男の襲撃にあい、サクラを誘拐されたという。V.Gとミドリヤと共にサクラのケータイのGPSを頼りに進むとライブハウスに辿り着いた。 その中で待ち構えていたのはインディ・インディファティガブル・インディゴと名乗る男と、ホワイトと呼ばれたペストマスクを被った男。ホワイトはスタンド使いを増やす能力を持っていて、サクラにスタンド能力を与えたのは自分だと語り、更にヒガンの死はサクラの能力によるものだと言い放った。これに夜露達は憤慨するがホワイトは意に介した様子もなくその場を立ち去ろうとする。当然のように横を通り抜けようとしたため攻撃をするが、何をされたかも分からず一方的に弾き飛ばされる。インディは探索者達を指してこの状況下で全員でここに来るなんて愚かだとあざ笑う。 その言葉に不信感を覚えつつもインディとの戦闘をするが、広範囲の攻撃を繰り返され劣勢に立たされる探索者達。その時、奥の部屋から監禁されていたサクラが脱出してくる。しかし探索者達が倒れてるのを目にして友達が傷つけられたことに悲しみ<ディー・トゥ・ワールド>の能力を暴走させかけてしまう。なんとか励ますことで暴走を避けた時、彼女は一緒に戦うと言った。反対意見も出たが、彼女の意思を尊重し協力を仰ぐことになった。 サクラがインディの攻撃媒体であるアンプを悉く破壊して回り、最後にアンプと<サイレント・マジョリティ>の腕を融合させて吹き飛ばすことでインディを沈黙させたが、彼は最後の力を振り絞りヒガンが爆死した時の現象をサクラに向けて放った。V.Gが咄嗟に庇う事でサクラは無事だったがV.Gが負傷してしまう。その時、爆破の後に残された音、サクラとは実の親子ではないが本当の子供として愛しているというヒガンの声が流れた。目先の脅威が去りV.Gが口を開くと過保護になりすぎ気付けなかったという前置きの後、サクラは既にスタンドの暴走を克服していた事を明言する。この事実を持ってV.Gは探索者達への依頼はこれで終了だと宣言する。 ヤナギからの連絡を受けて駆けつけたエーコの案内の元、V.G達を港区の病院に運び、探索者達も一年前の回復薬を務めていたスタンド使いの能力により傷を癒した。しかしV.Gとサクラは精神的な消耗が激しく、当面は休養が必要とのことだった。一同は一度拠点に戻り明日に備える事にする。 明日は一度カルラの元に訪れて動く方針を決める事になり、エーコは早朝に合流すると言って再度離脱する。誰が何を話すのか、そんな雰囲気になった時にミドリヤが報告があると口を開く。どうやらホワイトと呼ばれた男は放火事件の時にいた二人組の一人だったらしい。話の流れに乗るようにアサギは自身のスタンドの成長を実感し始めていると語る。メアリーは自身の過去を打ち明ける。夜露は自分のやりたい事が出来たと言った。猫田は今日の深夜にやるべきことがあると宣言する。須貝はクログマとのやりとりとレンガとの因縁を話した。蓮華は打倒シラビを掲げる。凍堂は依頼の終了を宣言されたがまだ命を脅かす状況かつ報酬の受け取りがないことを考えてこの事態から降りないことを口にする。 そして夜更け。猫田はマナトに会うべく一人で拠点を出る。ヤナギとジャッカルは猫田の決意を聞き届けた後、早朝にエーコが来るからそれまでに帰ってこいと言ってその背中を見送った。 ←To be continued... ★22話 「背中に吹く風/C landing」29日目 猫田が一人、マナトの元へ向かう道中でカナタから話がしたいから少し時間を取ってほしいと電話がかかる。会いに行くとマナトの件で猫田が動いてることを察して彼の事を語る。いじめられていた自分を助けてくれたことを感謝してること。どこを見てるか分からないけど本人も同じ状態なんじゃないかと思ってること。とっつきにくくてもやはり彼が好きだって気持ちだという。 最後にカナタは自分には何もできないから友達を頼むと言った。その言葉を聞き届けて猫田は先に進んだ。 マナトの進行ルートの橋で邂逅し、猫田はマナトが死ぬこと、フジサキ家としての誇りは成り立たないこと。自分は今まで出会ってきたフジサキを見てるから、愛と運命という言葉を知ってるからこそ止めるのだと宣言した。 風の吹く中、二人の蹴りが交差する。 装着型という強みを生かした一進一退の機動戦。マナトは苛立ちのままに自分は家族も友人も全てた自分にはもはやこれしか道はないのだと吐いた。それでもカナタという存在がいるのだと諭した。 これを受けたカナタは、精神が揺らいだことでスタンドが暴走する。この戦闘で溜めたエネルギーが暴発寸前に陥る。それを見た猫田は何かに背中を押されるような感覚を覚えつつも、マナトを助けるためにガス抜きの要領で攻撃を繰り出しエネルギーを意図的に放出させる。その衝撃の余波で互いにスタンドが剥がれボロボロになる。 それでもマナトは立ち上がり、まだ猫田の言葉の正しさを証明出来てないとして猫田を真っ直ぐ見据えて立ち向かう意思を見せた。スタンドもない生身での殴り合い、意地の張り合い。それでも戦い続けた先で両者共に倒れる。2人は倒れたまま話す。マナトはオーガの異名と自身の在り方の差異に気付いていた。しかしそれを気付いた時には既に遅かった。だから今までの自分を否定したくなくてここまでやってきたのだという。 猫田は自分なりの考えを話し、マナトは足りないものが分かったからとカナタの元に友達でいられるか確かめてくる。スタンドも暫く出せないようで作戦には参加しないと言った。諸々の話が済んだところでクロベニがやってくる。マナトの作戦離脱を咎めることなく受け入れ、作戦の変更点を口にする。マナトが先行する予定だった都庁の襲撃は隊を2つに分ける事にして敵の戦力分散を狙い、国会の方が規模が大きくなるだろうから作戦は従来通り行うとした。 猫田は拠点に戻り休息を取り、エーコが合流し今日の全員の動きの予定を決めるためにカルラへと向かった。 ←To be continued... ★23話 「信ずべき教義/クイーンオブソーン」29日目 朝、軽く話し合いミドリヤが荷物を回収しに西東京拠点に行ってたらしく、合流してくる。そのまま全員でカルラに向かい、クロベニから方針を聞く。彼に促されブルー…複製体からの話を聞く。 <パンダ・ヒーロー>から港区の病院付近の教会がレンガの居城だと教えてくれた。しかし全員の存在は認知されているため潜入出来るのは修道服を着こなせる須貝だけであった。須貝は単独で教会に入り、内部を探っているとレンガと出会う。 彼は<パンダ・ヒーロー>による実験を繰り返した自身の罪を自覚しているからこそ、その悪魔は絶対に祓わなければならない。そのために<パンダ・ヒーロー>を明け渡すよう諭す。<パンダ・ヒーロー>もまた自身を悪魔と定義している。須貝は多くの犠牲を出した彼を是とはしないものの悪魔は自称のものであるとしてレンガの言葉を断る。 それを受けて悲しそうにしながらもレンガは炎の盾のスタンド<バーン・イン・ディスペアー>を発現させて戦闘を仕掛けてくる。数回、悪魔が契約をしたほうがいいんじゃないかと提案するが、悪魔と契約なんて相性の悪い相手であるため部屋にある物を利用しつつ立ち回り何とかレンガを無力化する。 生存を確認するのも束の間。<パンダ・ヒーロー>がレンガの頭を掴み発光する。レンガからはまだ代償をもらっていないのと同時に、自らの願い叶えるためになすべきことをするといった。 彼は自分自身を代償に、自身が原因で犠牲になった人達を蘇生させることを選んだ。結果的に須貝は罪人を罰し、悪魔を祓い、無辜の人の救済を達成した。 そしてレンガの持つ資料から東京の外れにシラビがいると思わしきアジトの地図を手に入れた。 一方その頃、残りの面子の少し前の時間帯。渋滞に足止めを受けて国会に向かう事が出来ない。しかしトウオウは苦戦を強いられているという状況だった。先を急ぐ夜露の前にバイクが一台止まる。夜露に乗るよう促したその男は夜露の上司であるゼンクウであった。 ←To be continued... ★24話 「黄金と漆黒とヒーローの器/WILD FANG」29日目 ゼンクウは仕事のために民間人の誘導をしていた。そのついでという名目で夜露をトウオウの元へと送った。道中、ゼンクウは夜露に自分が弱い人間であることを語る。だからたくさん後悔してきたと。夜露はその言葉を受けて自分の在り方を再度自問自答する。 トウオウは苦戦していたが夜露の登場に気を取られた一瞬の隙をついてクチバを大きく吹き飛ばす。 トウオウは大衆を前にして自らが諸悪の根源であり、<ヒーローズ・カムバック>は本来夜露のものであり奪って使っていたと語る。困惑する夜露に構わずトウオウは言葉を続けた後、地面を殴り砂嵐を巻き起こす。 砂嵐の中、トウオウはクチバが快楽殺人者であり、更にスタンド能力が殺した人数に応じて強化されるものであると話す。彼にこの場で名声を奪われれば多くの人命が失われるだけでなく彼の力は止められるものではなくなってしまう。だから自らが悪名を背負ってでも夜露を真のヒーローに仕立て上げクチバに名声を奪われないようにするという。 そしてこの作戦の最終段階が意味するのは、夜露がヒーローとなり、トウオウを諸悪の根源として殺さなければならないということだ。 砂嵐が晴れ大衆が見守る中、夜露は全て承知の上での行動だというトウオウの覚悟を背負う事を即ちトウオウを討つことを選ぶ。もはや攻撃すらまともに出来ないトウオウに事実上の一方的な攻撃を浴びせる。 トウオウは膝をつき、初めて出会ったときから夜露は目をつけていたことを打ち明かして希望と<ヒーローズ・カムバック>を夜露に託した。 <WILD FANG>に藤黄色の装甲が装着され変化が起きる。今までのような獣の要素がなくなった完全な人型に傷ついたマントを翻した姿、ACT3。従来の能力とACT変化が消失し、代わりに<ヒーローズ・カムバック>の能力を継承したのであった。夜露のこれまでの街中での活躍と、ヒイロの演説が相まって夜露は完全にヒーローとしての立場を確立させた。 そのタイミングでクチバが戻ってくる。警察を動かし大衆を避難という名目でこの場から引き離し、<ラフ・メイカー>を発現させて襲い掛かってくる。信念と怒りと悲しみ、ないまぜになった感情にもまれながらも戦うが今までと違いすぎるバトルスタイルにスタンドが上手く操作できない。それでいて相手は圧倒的な攻撃力でかかってきており苦戦する夜露だったが、トウオウの最期の力が残っていたのかスタンドは更なる出力を発動させた。かけがえのない仲間の犠牲と協力をもって勝利を収めたのだ。 夜露は心身共に深い傷を負ったが、それでも今までの自分も今回の選択も否定しない。もう振り返らない。 人だかりが消え動けるようになった仲間たちが合流する。中継のおかげで一部の状況以外は把握している。夜露の行動に対してミドリヤはケジメとして殴り、そして抱きしめた。 全体の損害状況を鑑みて一度カルラに引き返し須貝とも合流する。そして須貝から敵本拠地の情報、東京外れの神殿の事を聞き、カルラの偵察部隊から情報が入り次第向かうことに。 ←To be continued... ★25話 「鎮魂歌へのラストピース/ブラックロックシューター」30日目 各々カルラにて休息を取った翌日。朝一クロベニが現場を含む全ての構成員に演説を行う。軽視されてきた弾かれ者の自分達が国を落とす手前まで来ている。そんな内容にカルラの面々は士気を高める。他の構成員がモリガン兵を抑えている間に探索者+ブルー+クロベニで東京外れの神殿に進撃を開始した。 本拠地に乗り込むとどこからともなく瓶が降り注ぎ、割れた中から複製体が4人出てくる。クロベニは複製体4人を見るなり楽しそうに自らのスタンド<バッド・アップル>を発現させ交戦を開始する。ゆっくり動いてるのにも関わらず素早いその動きに違和感を覚えつつも全員で協力し複製体を殲滅。その先の廊下に進むと複製ブルー3体が待ち構えていた。砲撃を掻い潜りなんとか先へ進んだ一行の前には道が2つに分かれていた。 クロベニはシラビ以外にも囚われている仲間を探す目的もあるため単身で片方の道へと進む。別れ際に運命を信じるかと問われ再三のカルラへの勧誘を受けるも各々返答したあと改めて先へ進む。 奥の部屋までたどり着くと遂にシラビと邂逅した。シラビはこの仮想世界を生み出しているスタンド使いを確保しており、一巡目から来てるわけではないが情報としてそれらを把握している。そしてその目的はカガが成しえなかった儀式をやろうとしていると語る。そのために必要なのはスタンドの進化、レクイエム化。ティンダロスの矢はそのために作ったものではあるが正気を失うこと必至のそれを使うことは一巡目と同じ轍を踏むとして使う気はなく、一巡目の情報を元に正式な矢を作成した。 シラビが必要としている最後の1ピースはアサギの<ポーカー・フェイス>の因子。彼はアサギ以外を皆殺しにすると言って複製体を出して襲い掛かってくる。 ←To be continued... ★26話 「戦争へのファーストステップ/キング・ヌー」30日目 シラビが大量の複製体を量産する。ブルーを始めとする遠距離スタンド達を前にして前進すらもままならなかった中、エーコが乱入する。彼女の助言の元にシラビを攻略するために<キング・ヌー>の情報を今この場で探すことに。 前衛組が敵の注意を引いてる間に動けるメンバーで部屋中の机や棚を漁ると、国立病院のカルテなどの資料の中に混じって<キング・ヌー>に関する情報が出てくる。血液を元に複製体を生み出すスタンド。しかし一つ欠点があり、オリジナルの意識がない時にしか複製体は存在できず、オリジナルが覚醒すれば複製体は消えるという。 この場で最も猛威を振るっているブルー達のオリジナル、シラビの妹であるシラビ マトもまたこの施設で病に蝕まれていて安置されているらしい。 それらを確認しているとシラビが口を開き、元を辿れば彼の行動は妹の病を治すことが目的であった。しかし心臓病という難病に対して現代医学での対応は難しく、誰も信用できない彼は人類の進化を促す儀式を行うことにしたと語った。 複製体をなんとかする意味でも一同はこの場をエーコに任せてシラビ マトを起こしに行くことにした。部屋を出て分かれ道の先に進めば医療器具に繋がれ寝かされていた姿があった。 彼女を起こすということは当然、味方として活動してくれていたブルーも消すということ。これに対してブルーは構わないと言ったため、目的通り治療を決行することに。 アサギは<ポーカー・フェイス>を活用して治療に臨むが成果は上がらない。アサギは全員の持つスタンドウイルスを一度回収することで治療の効果を更に確実なものにしようと提案する。しかしスタンドのウイルスを全て抜けば死ぬということは1年前の事件で判明しており、今回も全部ではないものの抜くということには身体に大きな負担が掛かることは確実であった。 それでも一同はこの提案に乗り、アサギに治療を頼む。アサギが集中して治療を開始すれば徐々にそのスタンドが変異していく、ボロボロと崩れたと思いきや色が変異した。ウイルスの操作に更に特化した新スタンド<ザ・キュア>の覚醒によりシラビ マトの心臓病の治療は成功する。 ブルーは最後にマトが元気になったら自分の分まで遊んであげてと言葉を遺して消滅する。そしてマトが目を覚ますとこの状況に困惑をしている。すぐにでも戦線に復帰しなければならない状況でもあったため現状の説明を最低限に済ませるとマトから兄はやり過ぎる傾向にあるので叱ってあげてくれという思いを受ける。 一同がシラビの部屋に戻るとエーコもかなり消耗していたが間に合ったようだ。シラビとの戦闘を再開し、死闘の末に勝利を収める。マトの件は単なる切っ掛けに過ぎなかったシラビへの説得は叶わなかったが一先ずの鎮圧は出来た。そう思っていた一同に対してシラビは口を開く。 もっとも警戒していたクロベニへの抑止力がなくなることがどういうことか分かっているのかと言う。その言葉を受けてクロベニの本質とは善でも悪でもなく、ただ楽しむためだけに活動していることを聞かされる。実際、この仮想世界はカルラから捕縛したウスハナダの<ニュートレジャーアイランド>によってできていると語る。 その時、一発の銃弾がシラビに命中する。発砲したのはクロベニ ミライ。彼は口留めのためか更にシラビに数発発砲し殺害する。厄介な相手が消えたことを喜び、国の次は世界を制することを高らかに宣言する。 彼は既にスタンドの矢を手にしており、これは自身がより高見へ上るために、そして世界へ売りさばき戦火を広げるために活用するという。当然そんなことを許す一同ではなく反発をする。 クロベニは乗り越えるべき敵はより強い方が面白いからと探索者達を見逃すことにする。シラビ戦での消耗が激しかったためこれに甘んじるしかなく、この場での交戦を避け去っていくクロベニの背中をただ見るしかなかった。 その後、エーコと協力関係にある組織が入ったためこの場の事後処理を任せて拠点へと帰る。新たな問題に直面することとなったが目先の時間制限は消えた。一先ずはこの仮想世界からの脱出を目先の目標にして活動するという。とりあえずはカルラに向かうことにした。 ←To be continued... ★27話 「仮想世界クリアー/ディス・ゲイム」31日目 一同は準備を済ませてカルラへとたどり着いた。しかしそこはまったく人気が無く、罠も<ノーフェイス>の探知にはかからない。しかし相手は自分達のスタンド能力を把握しているはずであり対策をしているとも考えられる。 警戒を怠らずに内部に潜入すると不自然なツボが3つ。中を覗いても暗闇が広がるばかりで中身を視認することもできない。固定はされておらず動かせるようだったので夜露が持ち上げてみると何故か頭上に掲げるようにして持ってしまう。それはまるでゲームのような動きであり、この空間の不自然さも相まって何らかのスタンド攻撃であることを認知する。ツボを割れば内部から回復アイテムが出てくる。探索者たちの一部のステータスが数字で確認することができる。同じ言動を繰り返すドット絵の登場人物たちが複数人いる。そのような現状ではあったが幸いにもカルラ内部はそのままであったため道に迷うことはなかった。 試行錯誤を繰り返しつつ先に進むと最奥に控えていたのはカルラのスタンド使い、ゼニス・クリア。彼は空間に対してルールを敷くスタンド<ディス・ゲイム>を利用してこの空間のルールを築くだけでなく、この仮想世界に独自のルールを設ける管理者として暗躍していた。 ゼニスは言う。カルラはボスに拾われた者の集まりであるが故に裏切るような奴はいないと。即ち今まで会ってきた人を含むカルラ所属の相手との戦闘は避けられないということである。 そのままゼニスと戦闘になり、ゲームアイテムを活用して善戦する探索者達であったが、ゼニスは咄嗟に自分を含むすべてのスタンドを一時的に封印することで全体の無力化を図った後に拳銃を構える。対抗策もなく身構えるしかできなかったその時、時間停止により駆け付けたエーコの手助けにより窮地を脱出し勝利を収める。 一先ずの安全を確保した後に拠点に戻り、彼女はウスハナダを確保したものの廃人状態であることを聞かされる。更にカルラの非スタンド使い達の武装も健在であり、<THE ANSER>の装甲を貫いて傷を負わせられる程度には強力な物であるらしい。 とはいえシラビ亡き今、いつまでも仮想世界に留まる理由もなく、管理者も撃破できているためこのまま仮想世界の解除も行う。そしてかつて語った内容を再度警告する。この仮想世界を解除して現実世界に戻る時、探索者達は一度仮想世界の住人としての死を迎えることになる。そこからくる精神的負担は測れるものではないが全員が賛同し改めてこの世界からの脱却をすることに。 能力は解除されたため、暫くの時間が経過すれば自然と現実世界に戻れるという。一先ず明日は各々の自由時間を取ることにした。 ←To be continued... ★28話 「/」日目 ←To be continued... ★29話 「声なき声を聴く涙/リトル・ブレイバー」33日目 現実世界に戻ってきた。安否確認を取るが須貝だけが連絡が取れないが、そちらはエーコに任せて協力者を招集しているという一度拠点に向かう事にする。 道路は封鎖されているため地下鉄で拠点に向かっていた夜露の元に1人の女性が向かってくる。その人物の名はセイラン ユウカ。かつて夜露とトウオウが出会ったあの日に助けた女性だった。彼女はトウオウを、そして助けてくれた夜露を信じていたからこそヒイロ殺害の件が許せなかったという。 彼女は<リトル・ブレイバー>を発現させて駅のホームというたくさんの一般人がいる中で襲い掛かってきた。彼女は範囲内の人物から一度だけ精神力をほんの少しだけ吸い上げてその分だけ自身を強化するという能力だった。本気で殺しに来る彼女に対して夜露は彼女の意見に正当性を見出し、逃げる事はしないと誓いつつも今のWファングを罪なき相手に使う事を躊躇って一切の攻撃をしなかった。それでもセイランの攻撃は続き夜露は力尽き倒れてしまう。 気が付けばそこは路地裏だった。ボロボロの状態かつ拘束されているせいで自力での脱出は出来なかった。目の前にいたセイランは夜露に掴みかかり行動の真意を問う。夜露は真実を打ち明け彼女は話を理解する。それでもやはりトウオウは本心では救いを求めていて、それが出来たのが夜露だけであったからこそ許せないと言った。夜露も彼女の想いを肯定しつつも自身の選択にも意義はあったと語る。 セイランはトウオウの想いに免じて今回だけは見逃すと言って踵を返した。彼女は暫くは街を離れる事、スタンドはホワイトから与えられた事、そしてあの時助けてくれたことへの礼を言って去っていった。 程なくして夜露からの連絡が途絶えたことに危機感を覚えた猫田が駆けつけ、拘束を解いてそのまま拠点に向かう事になった。 港区の拠点に入ると黒猫と共にいる鉄仮面の男が一人。彼はタツと名乗りエーコの依頼を受けてきた協力者であった。彼はウノハナとそのスタンド<ノーバディ・ノウズ>を探っており、その能力の真価は対象の記憶や能力を含む全てをコピーすること。それを警戒しているためコピー条件である顔と名前を直接確認されているレンゲを対応する者として選別した。そしてもう一点、カルラの脅威の一つである武器を製造するスタンド使いの居場所に目星をつけているためそちらにも戦力を回す。そしてアサギが文京区にあるというレクイエム化に必要なカガ ユウセイの血を回収しにヤナギを向かわせるつもりでいたが諸々の事情を加味して自分も同行し、かつ凍堂を護衛として連れていきたいと言った。 タツとジャッカルで班分けを行うため、全員には一度休息を取るように促した。 ←To be continued... ★30話 「迅速なる一手/ネームレス」 34日目 エーコから連絡があり須貝は生きてはいるが精神が抜かれたかのように目を覚まさないという。一先ずエーコや何人が交代で様子を見るため探索者達はやるべき事に集中することに。ウノハナは目撃情報が挙がってないことからモリガンに拘束されている可能性が高いと見て一先ず彼がカルラに奪還される前に見つけたいという。 班分けと絞られたポイントは武器屋が夜露、猫田、メアリー、クロガネで行先は浅草と歌舞伎町。ウノハナのいそうなモリガン施設が凍堂、蓮花、アサギ、ヤナギ、ミドリヤは銀座と渋谷。 浅草の路地裏にある武器屋は年単位でカルラからの発注は受けていないらしいが、代わりにクロベニが約15年前は無気力で今の人柄とは程遠い人物という情報を得た。 銀座の研究施設は無人ではあったものの地図を見つけた。何故か上からと横からの図があり、既視感があったが正体は分からなかった。被験者を扱っていない事が分かり、この施設は実験体を使うような類の実験ではなさそうだという印象を受ける。 歌舞伎町の武器屋では大規模発注を受けられそうな場所に2か所心当たりがあるとして候補を教えてもらった。 渋谷では文京区の施設がモリガンでも2番目に広いという事とウノハナは大田区の施設に連れて行かれたという記載を見つけた。 新たに候補として挙がった4つの場所。それらを抑えるべく4か所同時に回ることにした。夜露と猫田とジャッカルで武器製造所強襲へ。メアリーとクロガネで武器製造所強襲へ。蓮花とミドリヤとタツが大田区のウノハナ確保へ。凍堂とアサギとヤナギが文京区のモリガン施設へ。 その夜、夜露と蓮花とメアリーはタツから過去を踏まえた現状の話などを聞いていた。その一方で凍堂はヤナギからまるで何かに逃げているようだと指摘されるが、凍堂はこれに対して動揺を見せつつ追及を拒絶した。 ←To be continued... ★31話 「親子の絆/キューティ・ハニー」35日目 蓮花とミドリヤとタツは大田区のモリガン施設へ向かった。何とか侵入口を見つけて内部へと入る。構造は中央公園地下の施設に似ていた。 内部の資料室にて地下にウノハナが幽閉されていることを突き止め、更に<ノーバディ・ノウズ>は対象の全てをコピーする事が出来る事が明記されていた。探索をしてる中でカードキーや細胞活性剤などを回収しつつ更に情報を得る。 <ノーバディ・ノウズ>は強力な分、コピーした人の記憶や人格までも取り入れてしまう関係で負荷が大きいため使うほどのに暴走の危険が付きまとい、ストックも増やすほど更にリスクが高まるという。一先ずそこまで情報を仕入れてウノハナが幽閉されているであろう地下へと向かう。 辿り着いた光景はソラ トオルが幽閉されていた施設と似たような作りになっていた。ウノハナが眠らされているであろうポッドを見つけ、タツは既に暴走している危険性を鑑みてこのまま殺すのがリスクが少ないがそれでも起こすか問う。蓮花はウノハナに会いに来たのだからと起こす事を選択する。暫くした後ウノハナが目を覚ますが金切り声を上げ正気を失ったまま襲ってきた。 強力なスタンド使い達に変化するウノハナの前に自我を失っている今ならコピーされる危険性は低いとしてタツが奥の手として割り込みマスクを外す。その正体は1年前のスタンド使いサダであった。彼は自身の能力を使い彼の過去を遡る事でウノハナの意識をサルベージする方法を提案する。まずは動きを止めるためにサダが能力を行使するととある情景が映し出される。それはウノハナがモリガン構成員から蓮花を逃がした直後のことだった。 ウノハナは蓮花を実の娘だから守りたいと宣言し能力をフル活用してモリガン構成員と交戦する。それからしばらくしてウノハナの意識に連動してか情景が途切れる。これを受けて蓮花はウノハナを助けたいと負担も構わずサダに能力行使を頼む。 蓮花に多くの人の過去と感情が降りかかる。戦災孤児が戦いの中で身を置き、その後拾ってくれた孤児院のために裏組織に所属するもこれでいいのかという過去。ココアブラウンと呼ばれた双子が両親の歪んだ愛情から飛び出しその日を生きる事に必死だったが2人一緒に生きるためにとある男の傘下に下ることにした過去。ハイザキのとある組織に拾わるも信頼していた親が家族を売っていた事が発覚し皆一緒の場所にいられるようにと皆殺しにし、同じ境遇の子供も助けなきゃという過去。クロベニが天然のスタンド使いであるが故に力を持て余し無気力に生きてきたがある日何かが起こりスタンドが変異した時、活力が湧いてきて目標が出来たという過去。海藤が施設に自らの子供を預けてただただ謝罪する過去。その他に多くの人間の過去を垣間見て漸くウノハナの元へと辿り着いた。 ウノハナとの、そして父親との再会に喜び、一緒に帰ることにする。ただしウノハナは戻るのに少しだけ時間が掛かるので一度暴走状態の自分を止めてほしいと言った。 蓮花はミドリヤとサダの協力の元にウノハナを気絶させて事態を収束させる。ウノハナは消耗も激しいため協力組織に軟禁にも近しい保護を受けることになる。その帰り、須貝が目覚めたという報告が入った。 ←To be continued... ★32話 「先を往く者とそれを負う者/ORDER MAID」35日目 夜露と猫田とジャッカルは葛飾区にある金物屋に訪れたがここは既に裏稼業から足を洗っておりカルラとは無関係であるという。代わりに昔の知り合いであるコテツという鍛冶師ならば関わってる可能性があると教えてくれた。その場所は世田谷区。メアリーが向かった場所であった。急ぎ報せようとするが連絡はつかず…。 一方メアリーとクロガネはカナヤゴ金物店に辿り着いていた。中に入り話を聞こうとすると一人の老人と対面した。老人の案内の元に行ったのは鍛冶の工房であった。老人はそこで刀を打ち始める。メアリーがカルラへの武器供給をやめるよう話がこれを拒否。自身の目的は究極の一振りを作ること。そのためにはこの大量発注は都合がいいのだという。 老人ことカナヤゴ コテツは問答は無駄と悟り名もなきスタンドを用いて戦闘を開始する。戦闘の中でカナヤゴはメアリーを半端ななまくらと称する。 言われて尚戦闘を続けているとカナヤゴは名もなきスタンドを別のスタンドに錬成してロストマンを使う。そしてメアリーの過去を暴き、その上でメアリーの考えを問う。それでも煮え切らない。 カナヤゴは純白と漆黒の二振りからなる<TWIN PRIDE>を製錬する。それは1年前の事件を解決した者が持つスタンドであった。それを見てメアリーは立ち向かってこそいたがカナヤゴはメアリーのクロガネへの向き合い方に納得が言っていないようで戦闘を中断し問うた。 究極の一振りが完成すればクロガネを殺せるが中途半端なお前はどうするのか、クロガネは幼いながらも死んだ自分への責任を果たそうとしている。それを矯正しようとしているお前がその責任を背負えるのか言葉だけでなく行動を持って今決断しろと迫る。これに対してメアリーは葛藤の末にクロガネは守るべき対象であり、自らが責任を持って彼を支えると宣言する。この言葉にカナヤゴは自らのスタンドを打ち直し、究極の一振りこと<カグラ>へと昇華させた。 そして今の宣言が口先だけではないと証明してみせろとその刃を向ける。メアリーは決意を示して強化された<ORDER MAID>を以ってクロガネに頼らず挑み善戦するも敗北を期したがメアリーもクロガネも生かされていた。 それもそのはず。そもそも<カグラ>が完成した時点でカナヤゴの目的は達成されており、2人と戦う理由などなかったのだ。メアリー側も究極の一振りの完成、引いては刀を生成していたスタンドの消失によって今まで能力で作っていた刀は壊れたため最後の死闘を行わずとも目的は達成されていた。 なんともやるせない事実を告げられたメアリーであったが、運命を断ち切るという<カグラ>を用いてクロガネの断頭をされた過去をなかったことにして彼にまだ生きているという状態にしたという。更にこの能力があれば<アストロ・ボーイ>を消すことも可能だという。今はまだ大きな事件の渦中にいるためスタンドを残すことにしたがアトムがもう犠牲にならずに済むことに安堵した。 カナヤゴは更に<カグラ>をメアリーに渡す。曰く究極の一振りが完成したらメアリーに託すようとある男に依頼されていたのだとか。思わぬ成果を持ってメアリーとクロガネは皆の元へと帰ることにした。 ←To be continued... ★33話 溢れすぎたノイズ/シュガーソングとビターステップ」36日目 一同が朝を迎えるも未だに凍堂達とは連絡がつかない。探しに行きたいが何が起きたかも分からずに行動するのは自殺行為だと諭され一先ず状況報告を待つことに。 そんな中、朝のラジオ番組が始まろうとしたところで何者かに襲撃されたかのような様子が聞こえた後にラジオやケータイを始めとする電波を受信し音を流せる機器全般から怪音波が発せられる。サダはこれが一巡目で起きていたカルラによる放送局襲撃であると悟り、一刻も早く対応をしなければならないと判断した。 サダとクロガネが凍堂の件を引き受けてくれた為、探索者たちは急ぎ放送局へと向かう。道中怪音波にやられて正気を失う人々を見かけながらも無事辿り着いた。 内部はより強い怪音波が流れていたためか一般人は既に避難しておりほぼ無人の状態であった。そんな中を進もうとしていた矢先に現れたのはメロディー・フラッグであった。 彼女はダウナーな雰囲気を醸し出しながらも怪音波に影響を受けた様子もなかったため何事かと思いきやスタンド<メロディー・フラッグ>を使って怪音波を無効化していたというので協力を仰ぎ元凶を止めることにした。 警備員が無残に殺されているところを発見しつつなんとか最奥の部屋までたどり着いた。そこにいたのはブレアとクイン。彼らは人々の心を狂わせ弱らせたところにクロベニの演説を流すのが目的だと語り、更にこれをゲームだと言って殺人すらも意に介していない姿勢を見せた。 メロディー・フラッグの支援で2人のスタンド<シュガーソング>と<ビターステップ>に対抗しつつなんとか無力化に成功する。街の事後処理もメロディー・フラッグが行ってくれたためブレア達をどうするか悩んでいた一同であったが、先にこの場を離れるために拠点へと戻ることに。 ←To be continued... ★34話 「人間の生き方、道具の在り方/ノーフェイス」35日目 文京区の施設に入り込んだ3人。内部を探索するが1日では回り切れないほどに広くて無人であった。効率よく回りカガユウセイのものと思わしき血の入った瓶を入手するが電波の入らないここでは味方への報告も出来ないため一度外に出る事にする。 道中、アサギを傍に連れて先行してしていたヤナギが凍堂に対して口を開いた。懐にある銃で俺を撃たないのかと。凍堂は隙がないからそれをしないと言いつつもノーフェイスを発現させて2人の襲撃を試みようとするがヤナギはアサギを盾にしてこれを牽制する。 ヤナギは凍堂が一巡目から来ていた人間であることを指摘すると一巡目で何があったのか詳細を尋ねる。曰く、その過去にV.G.が文京区で凍結したことで任務は失敗。当時の探索者達は今後の目標を失った事でモリガンと敵対していたカルラの傘下に下ったという。 途中夜露は離脱をしたりもしたらしいが結果的に最後の三つ巴の時点でクロベニと凍堂しか生存していなかった状況で、クロベニは凍堂にこれから作る仮想世界へ行きアサギを連れてくるように依頼した。 そしていざ仮想世界へ行った際に、過去再現の影響で一巡目の記憶が欠落してしまっていたらしい。しかし仮想世界が解除される瞬間にそれらの記憶を取り戻したいた。それをエーコが気付いたもののロストマンの件で借りがあったので今回限りということで見逃された。ただしヤナギにだけはこの話は伝わっていたようでだからこそ凍堂を警戒してたという。 これらを聞いてその依頼を達成する事を本当に良しとするのかどうかを問い詰め、そして感情を持っているお前は凍堂家として失敗作だからこそ納得の出来る選択をしろと迫った。凍堂は依頼を断念する決断をしたその時、セスの声が聞こえ肉と機械できた何かが無数に侵攻してくる。どうやら凍堂を監視していたようで裏切りを察知したため武力行使に出たらしい。これらから撤退を試みるがアサギが捕らわれてしまう。急いで奪還を試みるも数に阻まれ逃がしてしまう。 本来アサギを引き渡す予定であった場所まで向かえばセスが待ち構えていた。凍堂達が保有していた血を回収したいがために<オートマチック>を使って大量の機械人形で押し切る。これを受けてヤナギは注射器を取りだし自らに打ち込む。それはアサギが生成したスタンドのウイルス。ヤナギは4体の異形からなる群体型スタンド<フェイス・ダウンズ>を発現させる。これらを活かして一気に状況を好転させて ←To be continued... ★35話 「/」日目 ←To be continued... ★36話 「/」日目 ←To be continued... ★37話 「/」日目 ←To be continued... ★38話 「/」日目 ←To be continued... ★?話 「」 ←To be continued... 【余談】 【成長】 <回避>+20 <ライフル>+8 <こぶし>+7 <目星>+5 <聞き耳>+3 <図書館>+3 <ナビゲート>+4 <応急手当>+9 <機械修理>+7 <操縦(ゲーム)>+1 <医学>+2 <芸術(イカサマ)>+3 <STR>+1 <POW>+1 【設定】 ★ACT2 ・ファーストエンジンとライフルについて エンジンはライフル発射機構を担っており、エンジンという強力な動力を得たことでACT1よりも小型のライフルながら同等の威力を出す事に成功している。 加えてライフル側にほとんど機能を搭載しなくてよくなった関係でマガジン以外はコンパクトに格納できる。見方を変えるとマガジンを装填している時はライフルが格納できない。 ・マガジンについて ライフルがエンジンと連動している関係上、万が一の暴発や誘爆を防ぐためにマガジンにはセーフティがかかっており、弾薬が切れている状態でないとマガジンが外せないようになっている。 新しいマガジンの生成の有無に関わらず、排出したマガジンは即座に消滅するため投擲に転用することは不可。 恐怖を覚えた事で本能的に危機管理が出来るようになりました。因みにACT1のリロードが撃ちきりじゃなきゃできないのはやりきろうとする(中途半端をしない)という精神性に由来した不具合。 ・装甲について エンジン+ライフルという組み合わせの都合上、腕部の排熱口だけでは放熱が追い付かないため、上半身の随所に排熱口が備わっている。この機構が災いしプロテクターの強度が低下しており、見た目に反して装甲がACT1と同等のものとなっている。 Twin Turbo発動中は常時放熱しているため、全身を高密度で循環している蒸気がエアクッションとして機能して結果的に普段よりも頑強になる。 良かれと思った事がメリットにもデメリットにも繋がるのは彼の気質なのかもしれないと思った今日この頃。 ・ツインターボエンジンについて 右腕部に搭載されているファーストエンジンとは別に胸部にツインターボエンジンが搭載されており、これが能力である『ツインターボ』状態になるために必須である。能力はスタンド全身に作用するため、エンジン同士の干渉を避けるためにファーストエンジンが停止している状態(即ち弾切れorマガジン非装填)の時にしか作動出来ない。 作動にはエンジンが事前に温まってること、即ち直前にファーストエンジンの放熱(弾丸の打ち切り)が必要であるため弾丸を装填せずにACT2を発現しても能力の使用は出来ない。 ・各種意匠について 後頭部と尻尾の先にある毛のような部位は極細のエネルギーチューブの束である。 Twin Turbo発動中はスタンドパワーの上昇に伴う発光と放熱により炎のように見えるが実際に燃えてる訳ではないので攻撃に転用することは不可能。延焼等もしない。 額にあるランプのような部位は射撃モードの際の残弾数と連動している。そのため敵を含む周囲の存在は容易に残弾数を把握できる。因みにランプは弾が減るごとに「増える」このランプは正確には残弾数ではなくエンジン熱量の表記だからである。 【振り方一例】 『WILD FANG』※pt.10 +1のボーナス 破壊力:A(4+1) スピード:A(5) 射程距離:E(1) 持続力:B(4) 精密動作性:E(1) 成長性:??? 近距離パワー型 人型ビジョン 『WILD FANG』ver.2 ※pt.8 +2のボーナス 破壊力:A(3+2) スピード:B(4) 射程距離:E(1) 持続力:B(4) 精密動作性:E(1) 成長性:??? 近距離パワー型 人型ビジョン 『WILD FANG』ver.3 ※pt.10 +1のボーナス 破壊力:B(3+1) スピード:B(4) 射程距離:E(1) 持続力:B(4) 精密動作性:E(1) 装甲+4(+2) 近距離パワー型 人型ビジョン ★候補 『WILD FANG』 破壊力:B(3+1) スピード:B(4) 射程距離:E(1) 持続力:B(4) 精密動作性:E(1) 装甲+4(+2) 近距離パワー型 人型ビジョン 能力候補 ☆『マーキング』ライフル弾を発射してマーキングする。単独に特化した探知で命中に+20の補正もアリ。 『爆発』乗り物のエンジンや弾丸射出の原理からの発案 ★名前の意訳は『飢えた本能』 これは自身の存在意義、目的に対して飢えている精神性が野生という形を以って発現した。 そんな姿だが彼の思い入れ故か理性的な部分が働いたのか銃や乗り物などの意匠も含まれてはいる。 心のブレーキが足りてない事も相まって、精密動作はかなり低いため能力で補わなければ狙った相手を上手く殴る事もままならない。パープルヘイズみたいな見境ない破壊タイプにならなかったのは本人の暴走癖が空回りする傾向にあったり、根っこの部分では正常な意味で他人への思いやりがある部類ではあるが故の結果かもしれない。
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歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
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