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大人になった今は根本的な性格はあまり変わらないが、大人っぽくはなっている。 あの日から暫く経ち本格的にどちらかを選ばないといけなくなったときに、やっぱり俺にはヴァイオリンしかないと思い、結局ヴァイオリニストになった。 本人がコンサートで弾く以外にも動画サイトなどでたまに演奏動画が公開されるが、子守唄が多めだったりする。そして子守唄に限ってはどれも海辺で歌いながら弾かれているものばかりで少し話題になっている……かも！ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【幼少期】 南イタリアでそこそこ名の知れた音楽一家に産まれ、幼少期から歌やヴァイオリンを練習していた。また、将来的に国際的に活躍することも視野に入れ英語教育もされたいた。 本人としてはヴァイオリン奏者になることが夢だったのだが、かの有名な“サンタ・アンジェリ少年聖歌隊”への招待状が届いたその日にその夢は終わりを迎えることになった。 カルロは歌うことは好きだし、音楽は勿論大好きだが、家の近くの海辺で歌いながら弾くヴァイオリンが一等好きだったので、自分の実力が認められたことを嬉しく思いつつも、ヴァイオリンが弾けなくなることがとても悲しいと思っている。 また、見た目が良いこともあり人攫いに合いそうになったこともしばしば……。その為、家にほぼ軟禁状態に。海辺でヴァイオリンを弾きたいが為に、忍び歩きで家から逃げることもあった。 応急手当はヴァイオリンの練習で手に豆が出来て、潰れることもしばしばあった為、手当出来るようになった。 性格はツンデレ。 「べ、べ、別にお前のためじゃねーし！」 「俺がやりたいと思ったからやるんだよ！」 「音楽は好きだ！だって音楽に触れればいつだって心が踊り出す！」 「………また、ヴァイオリン弾きたいなぁ」

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