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特徴 3-7俊敏 6-5急所を見抜く 元公安一課のエリートであったのにとある事件の捜査方針の違いで上司に逆らったら弘安の下部組織である警察にゴールデンバックドロップをされ、グレちゃった不良警官。 公安一課にいたころは部門としては警備部になるためテロ対策とか政治団体を装った極左の秘密結社を相方の白瀬と摘発して回っていたが不意に舞い込んだ連続殺人事件及び連続誘拐事件の担当官に白瀬とともに任命される。 なんで公安？それは普通に警察の捜査一課の仕事じゃね？？？と疑問を覚えたが当時は職務に対して真摯に取り組む姿勢がまだあったので捜査を続けていたある日、どうも事件の根幹にアンドロイドが関わっているらしいということが捜査線上に浮かんできた。 ほどなくして何故か捜査本部が解体された、捜査から外されたのではなく捜査そのものが打ち切りになったのだ。 時を同じくして白瀬の妹が行方不明になった、捜査本部が解体され捜査が打ち切りになったとはいえ当該の事件の被害者になっているのではないだろうか？と思い秘密裏に捜査を続けていたところ上司にバレる、警察官への都落ちを言い渡され、気づけば白瀬は辞めていた、周りから伝え聞いた話だと自分を庇ってとのことだが実際のところは分からない。 こうして、大卒から警察士官学校に入り警察学校をトップクラスで卒業した上でも、更に更に狭き門といわれる公安に、いわゆる「お巡りさん」時代も年三回の昇進試験に受かりまくって最速のキャリアアップを終え、若くして公安一課で様々な事件を解決してきた男は、まじめに仕事していただけなのに「打ち切った未解決事件を上司の判断を無視して継続捜査していた」というあまりに納得いかない理由で降格され、見事に腐った。 白瀬のように辞めても良かったが何といっても警察官は公務員だし降格されたといってもキャリアはそれなりにある、このまま警察組織に寄生虫のように取り付いてやる、左遷して窓際に追いやるならキッチリ窓際族としてなんもしてやんねーよバカくせー。 そうして今日も彼はデスクのパソコンでソリティアに興じるのだった。 もう一つの”サラ” 降格処分を受けて腐っていたころ、いつもの駅のホームの柱に縦長のポスター型の液晶が設置されており、液晶の中には男性とも女性とも思える容姿の３Dモデリングが写っていた。 自立学習型ヒューマンボイスコミュニケーター、製品名”SARA”、いわゆるsiriやアレクサの上位版だ。 なんとなくで話しかけたがおそらく誰にも話しかけられていなかったのだろう、自立学習型であるにも関わらずあまりに語彙が少なかった、職場で特に話し相手もいなかった上条はそこから毎日ニュースのトピックを聞いたり占いを聞いたり歌を歌わせたり話しかけたが、ある日気づいたら外されておりますます腐った。

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