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夢見のネモ 本名：花園 双刃（はなぞの ふたば） 職業：暗殺者（ルルブ p48 犯罪者をベースとする） 願い：他人に理解されたい 能力：なし 「人は死ぬとき、誰もが孤独だ。私も、お前もな」 ▼概要 西洋風の棺を背負った10代の少年の容姿をしている。 夢見のネモという名で知られるが、もはやその由来を知る者はこの世にいない。 「夢見」は他人に付けられた異名。 「ネモ（Nemo 誰でもない）」は自身で名乗っている名前。 本名「花園 双刃」は本人すらも知らないので、誰かにそう呼ばれることはない。 ▼来歴 物心ついた時から天涯孤独であった。 自分について分かることは、ナイフを扱う天性の才能があるということだけ。 ネモは、誰とも分かり合えない孤独を抱えながら育った。 幼少期は盗んだもので生活をしながら、足が付かないよう各地を転々としていた。 ある日、ちょっとした口論から弾みで人を刺し殺してしまった。 ネモは、自分が刺した人物が縋るように自分を見ながら絶命する様を見てこう思った。 人は死ぬとき、孤独なのだ。 赤の他人であっても、死ぬときになれば自分の孤独を理解してくれるのだ。 ……と。 それからというもの、ネモは何かに取りつかれたように人を殺し始めた。 ただ、自分を理解してくれる存在を求めて。 やがて死刑囚となったネモは監獄都市へと堕とされた。 監獄都市には、「能力」と呼ばれる才能に目覚めた者たちがいた。 彼らは、「能力」のない自分と異なる者たちだ。 ネモは、彼らにもぜひ自分を理解してもらいたいと思った。 そのような動機から人を殺す毎日の中で、ネモはある能力持ちの少年の罠にかかってしまう。 その少年は「対象を永遠の眠りに落とし、その魂を夢の世界に幽閉する」能力を持っていた。 最終的にネモは少年の肉体を奪い取ることで夢の世界から生還したが、もとの肉体は眠りから目覚めなくなってしまった。 もとの肉体が傷ついたときに今の自分がどうなるか分からなかったので、ネモはもとの肉体を棺に入れて持ち運ぶことにした。 他人を一切信用していないので、誰かに任せるという選択肢はなかった。 （もとの肉体が傷ついても今のネモに影響はない。普通にデメリットを背負っているだけ） やがてネモは死刑執行人という肩書を与えられ、今は他人を殺すことで生き延びている。 ネモは特に隠すつもりがないため、監査官や耳聡い囚人には過去を知られているかもしれない。 ▼特殊な技能について ・二刀流(ナイフ) 独自に磨き上げたナイフの技術。 この技能に成功することで、1戦闘ラウンドに2回ナイフによる攻撃を行うことができる。 失敗した場合は攻撃および受け流しを一切行うことができない。 ・芸術（事件現場） 死体の凄惨さを強調した現場を作り、見た人に嫌悪感を抱かせる技能。 成功すると、その現場で死体を認識したものに1/1d3のSANcが発生する。 この技能を使用するためには、自身が殺した死体が必要となる。 本人の行動原理は「死体という友達と遊んでいる」つもり。 ▼能力値の変動について ・STR+2 / CON+2 シナリオの指定。 ・DEX-6 棺を背負っているので動きが遅い。 棺を下ろした場合はこのデメリットは消去されるが、不安感に苛まれる。 ・SIZ-6 少年の身体を奪ったので、もとの肉体より小さくなっている。 ▼通過シナリオ ・死刑執行人共 SAN-17、頼むから絶対に地上には出てこないでくれ

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