タグ： 沼の住人ロスト・引退

■作家/2010準拠 ■特徴表：勉強家、平凡な容姿 --------------------------------------------------------------------------------- 「別に強いてやりたいこともないし、私は普通でいいんだ。普通にこの街で生きてくの」 ■基本情報 あまり不自由もなく楽しく生きている穏やかな高校生。 学校での成績や先生からの評価はそれなりによく、図書委員長に就いている。部活は演劇部で脚本などの裏方担当。 クラスメイトとの関係はおおむね良好で、特に目立つところもない所謂“優等生”タイプ。争いごとが苦手な事なかれ主義。 他人の意見を尊重したいため自分の意見は飲み込みやすい性格であると同時に、そこまでのこだわり自体も薄い。 得意科目は国語系、苦手科目は数学と物理。通学はバスか自転車。 家族構成は両親と3つ下の弟の4人家族。ごく一般的な家庭。 普段家にいるときは家事を手伝うなどもわりとしている。 マンション近隣の人たちからの評価も良好で、出会うとよく挨拶を交わしている。 好きなものは読書（漫画なども含む）、観劇、アイスクリーム、冷たい麦茶。 苦手なものは喧嘩、他人からの圧。 ■口調 一人称：私　　　二人称：貴方、親しい人は名前呼び 基本的に落ち着いた声で穏やかな口調で話す。 ■参加シナリオ 『浮浯』 --------------------------------------------------------------------------------- 以下事前情報あり ■詳細 典型的な“良い子”。 幼い頃からの記憶がほとんどない自分の存在自体はひどくぼんやりとしていて、周りに肯定される自分であれば少なくとも居場所を失わずに済むような気がしている。 意識して良い子を演じているというよりは、今の自分の持っている資質がそれだという方が正しいが、他者と意見が合致しないことをより忌避するようになってからは前者の要素も混じるようになったのを自覚している。 高校生に上がってすぐ、まだクラス内のよくいるグループのできていなかった頃、クラスメイト全体と話しているときに周囲の発言と自分の発言が噛み合わない瞬間があったとき、周りの空気が一瞬変化したのを本能的な恐怖として感覚的に覚えており、はっきりと意見相違への忌避感を自覚するに至った。 やわらかいもの言いで周りの人の考えを探り、波風立てない方向に自分を合わせるのが習慣化しており、心理学の値が高いのもそれに由来する。 そのためアイデンティティのはっきりしている人々に対し憧れと同時に劣等感を抱きやすいが、マイナスの感情の昇華方法がわからず溜まる一方である。 自分にも一生懸命に打ち込めるものがあれば変われるのかもと思ったが、残念ながら自分に刻み込まれた才能は特になく、この約3年の間に好きなものはあれど踏み切れるほどの情熱を抱くまでには至っていない。 物語が好きで部活で脚本を担当することも多いが、痛みにも意味はないし自分も特別な人間ではない現実の中で、フィクションの中でその意味をなぞったり描いたりすることが自分を救ってくれるような気がしているから。 文学部に興味を持っている（後述）のも、今は純粋に学びたいという気持ちよりも縋る気持ちの方が強いため、両親の望む進路に熱意が勝てずにいる。 ✴︎公開事前アンケート [1] 検討中の高校卒業後の進路について(進学/就職など) 大学受験 本人は文学部への受験をふんわりと考えていたが、両親は将来の事を考えて法学部を進めている。 それを覆すほどの熱意もないため、自然と法学部を受験するような流れに逆らえないでいる。 [2] 親しい同級生の有無/設定 基本的にクラスメイトとの仲は良いが、一緒にいることの多い仲の良い同性の友人グループは4人くらい。 特に仲の良い、高校1年生の時に同じクラスになったことがきっかけで仲良くなった子がおり、名前は御堂 いちか（みどう -）。 天真爛漫な明るい性格でコミュ力が高く、陸上競技の選手をしており県内でも屈指の実力を持ちスポーツ推薦で大学に行くことがほぼ決まっている。 友人として大切に思っているが同時に劣等感も抱いており、その感情のバランスに悩まされることもある。 自身の記憶障害について詳しく話したことはない。 [3] 家庭環境/構成 父・俊樹（としき）：会社員。穏やかそうに見えて少し頑固。固定観念が強い。 母・佳代（かよ）：図書館司書。心配性。普通が一番の考え方が強い。 弟・幸斗（ゆきと）：3つ下の中学3年生。思春期かつ反抗期で家族とあまり会話したがらない。 4人家族。ごく一般的な家庭で、経済状況も安定している。 家族仲も現在弟が離れ気味ではあるものの破綻しているということはない穏やかな家庭。 ただし両親ともに安定志向で、母親が心配性であることも手伝って、子どものためを勝手に考えすぎているきらいがある。 法学部を進められているのもそのためで、進路の話になれば「あなたのために言うけど」を枕詞に軌道をそちらに持っていかれがち。 そういう両親に弟は反発気味で、それを受け入れている姉のあまねともやや折り合いが悪い。 とはいえ、あまね自身も自分の希望の話をあまり強く両親にしたことがなく、実際にそうした時にどうなるかは未知数でもある。 ■名付け 仙草：クレマチスの和名「仙人草」　花言葉：「甘い束縛」「縛り付ける」（クレマチスの一種のみ） あまね：漢字にすると「周」まわる。めぐる。あまねくゆきわたる。手ぬかりがない。 ■イメソン ・いさな/ヨルシカ ✴︎公開HO 君は高校3年生だ。学校へは親元から通っている。 明日から夏休みが始まり、数日後には18歳の誕生日を控えている。 [1] 記憶障害 君は〈幼少期の記憶が曖昧〉だ。 中学生の頃の記憶はぼんやりと存在するが、それ以前のことを思い出すことができない。 幼少期に流行ったらしい曲やコンテンツを意図的に見聞きするなどして、過去を触発されると、強い焦燥感と混乱を感じる。これは酷いストレスを伴うため、君はこれまで己の過去を暴けたことがない。 それゆえ君の自己自認は、中学校3年生から高校入学前ほどの任意のタイミングで、鏡の前に立ち「どうやらこれが自分らしい」と薄ぼんやり自覚したところから始まっている。(このエピソードは一例であるため、自身のPC解釈に合わせて改変・設定して構わない) [2] 思春期？ 君は〈他者と意見が合致しない〉ことに対して、人よりも強いネガティブ感情(孤独感/苛立ち/恐怖…などから任意設定)を覚える。なぜそう感じてしまうのか、理由ははっきりとしない。この感情の程度は生活に支障をきたすほどのものでも、人知れず飲み下せるほどのものでもいい。 ✴︎周辺環境 ・あなたは合亜市(ごうあ-し)に居住しており、市内の高校に通っている。 ・合亜市は県庁所在地であり、県内の主要施設がある程度集まっている。 ・合亜市から市外へ離れるにつれ、都市化の影響が薄い農/漁村部が目立つようになる。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ