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【特徴表】 1-3　素早い：DEX+1 5-6　異物への耐性：体内の免疫が発達している。POT対抗の成功値に+20% 【職業】 ベース：デザイナー　EDU20 説得、r製作（宝飾品）、コンピューター、心理学、図書館、目星、個人的な関心の技能2つ（回避、医学） 『特殊能力（人魚姫）』 ・人魚姫のサイレン（呪文） この呪文は歌い始めると同時に効果が発動される。 3MPを消費し、《歌唱》技能に成功することで、任意の一名の行動を一度、自由に選ぶことが出来る。 この技能ロールは毎ラウンド成功し続けた場合、追加のMP消費を行うことなく別の対象に呪文の効果を行使することが出来る。 呪文を使用している最中、《回避》以外の行動は行えない。 ・不本意な魅了 貴方が直接目を合わせた相手は、貴方に対して非常に好意的な行動を示す。 交渉技能に70％の補正を与えるが、貴方が相手の意思を操ることは出来ないため、その後ストーカー化するなどの恐れがある。 この魅了を同じ相手に複数回使用する場合、二度目以降は相手の心臓などが結晶化し死亡する確率が10％ずつ上昇していく。 腕など、相手の一部分を結晶化させる場合、《交渉技能》に成功することで固めることが出来る。 相手はその部位を使う技能の技能値が半減する。 クレイシ所属の者に対しては無効となる。 尚、魅了部分について本人の意思は関係ないため、貴方は普段からコンタクトレンズ、サングラス、ヴェールなどを着用しているだろう。 目が何かで覆われている場合、この特殊能力は使用できない。 【その他メモ】 生後一年半。 クレイシへの加入は1年前。 クレイシの活動をしつつ、ネット上でジュエリーの販売を行っている。 デザイン、加工を自分で行っているが自分の工房に人が立ち入ることを許していない。 作る宝飾品は深い青～紫のものが多い。鶴の恩返しではないが、自分の背中の鉱石を使って宝飾品を作っている。（たまに、他者の一部を鉱石に変えてしまったときはそれを持ち帰って宝飾品に加工している。その際の鉱物は様々。） 基本的に友好的で、落ち着いた言動をとる。 右目は長い前髪でおおわれており、左目には常にモノクルがかかっている。右目は義眼。 白雪姫のことを「母様」と呼ぶ。クレイシに加入してからはあまり呼ばないように気を付けているらしい。 日本の山奥で自我に目覚める。 約半年の間白雪と共に過ごした後にアリスに預けられクレイシに加入する。 それまでに、不注意で殺した人間は両の手で収まるほど。不注意で鉱石に一部を変えてしまったのは両手両足には収まらない。 不本意な魅了によって、執着を向けられた相手は数を数えるのをやめた。 それによって命に危機に瀕したのは3度。一人目は初めて僕を愛しているといった男の人、愛しているから誰の手も届かないところに連れていきたいと言っていた。二人目は僕を自分のものだと主張してきた顔も覚えてないストーカー女の人、首を絞めて殺そうとしてきた。三人目は僕の安全のためだと、監禁まがいのことをしてきた男の人。 初めて殺した人間は、初めて自分に愛をささやいてきた人。 まだ自分の特異性を知らない頃に、心臓が鉱物に変わり、体のあちこちが鉱物へと変化し、生命の活動をやめた。 それから、徐々に試行錯誤を繰り返して自分の能力についてはぼんやりと理解している。 一つ、自分の瞳と直接目を合わせたものは例外なく好意的な態度をとること。しかしこの好意は執着と呼ぶに相応しいものであること。 　　　そして同じ個体と何度も視線を合わせるうちに心臓疾患を起こして死を迎えるものが出てきたこと。 　　　眼鏡など瞳との間に障壁があった場合には死亡する個体は殆どいなかったこと。 一つ、人間の体の一部を鉱物に変えることができるということ。最初にこの能力が発露したのは夜道でストーカーに首を絞められた時だ。 　　　その時の状況を鑑みるに、鉱物へと変えたい箇所を裸眼で見つめ対象へと言葉をかける必要があるようだ。暗示をかけるようなものだろうか。 一つ、僕が歌うことで、人間を一人意のままに動かすことができた。ただし、精神力を消耗する。この歌を歌っているときにはほかの行動をとることができない 　　　使いどころは難しいが自分のことを知っておいて損はない。 一つ、自分の背にまるで背びれのように生えている鉱物は、感情の起伏と共に伸縮を繰り返した。石の種類は菫青石、アイオライトというらしい。 　　　なるべく心を乱さずに過ごしていこう。一度錯乱してしまった時には首の周りに鉱物の環のようなものが浮かんでいたような気がした。 　　　あれは何だったのだろうか。 こうやって自分を学んで、やがて、僕が化け物であるということをよく理解した瞬間、一度僕の心は限界を迎えたらしい。 右の目を掻きむしり、眼窩に指を突き入れ、瞳を抉り出した。その場に居合わせた白雪が慌てて止めてくれが視神経はほぼ駄目になってしまたようだった。 自分の瞳を加工した義眼をいまは入れている。瞳が理由なのかもしれないと思えば、こんなものをなくしてしまいたかったのかもしれない。 僕の世界での愛は、いつだってエゴの煮凝りのようなどろりとした汚いものだった。それは僕が僕である以上仕方のないことなのだと理解をしたのだから仕方ない。 そんな世界の中で中立・公平の立場にいてくれた白雪のことを慕っている。 それこそ本当の母親のようになついている。ので、最初はクレイシへの加入を嫌がっていた（母様とはなれたくない） クレイシに入ってみれば自分に今までの人間のように”好意”を向けてくる個体がいなくて安心している。 白雪が作った組織だということもあり、出来るだけ迷惑にならないように立ち振る舞おうとしているが、自分の体や体質についてはアリスにすら何も伝えていない。できれば何も伝えたくないな、と本人は思っている。

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