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金色の髪で顔を隠した緑目の少女。無愛想で口が悪い。フリフリのスカートやワンピースよりパーカーなど男性のような格好を好む。自分の名前が嫌いでよく「ジャック」と名乗る。 面白い人、才能溢れる人を純粋に尊敬できる。基本人への執着はしないし積極的にコミュニケーションを取らないが、自分が気に入った人に対してはぐいぐい迫る。 親が宇宙船の下請け部品工場の工場長！こんな小さなパーツが宇宙船になるの！？すごい！すごい！私も宇宙船に関わる仕事に就きたい！親が兄の将来のためにと連れていった科学館の講演会でフライトエンジニアという職業を知り、自分もなりたいと思うようになる。よく工場の機械を分解して怒られていた。 工場はいつも男の世界。女は雑用。彼女はそんな環境で育ったから、女である私は夢を叶えることができないと思っていた。周りも「女には無理だ」「お前はどこかへ嫁いでそこで幸せになりなさい」と笑った。 でもでもでもでも！！それでも私は！宇宙に行きたい、夢を追いかけたいんだ！女という理由だけで夢を捨てたくない！それなら男になってやる！と決意。自分が思う、理想の男性像を元にして振る舞うようになる。女である自分を愛せないが自分は好き。だって私すごいもん。男と言うだけで恵まれた待遇を受ける兄が、恵まれているのに怠惰な兄が嫌い。 がむしゃらに勉強に励み、テストでは常に1位に君臨した。運動こそ並であったが、周りは彼女を気に入らず、いつもひとりぼっち。 ある日、実家の近くに同年代の男の子が落ちているのを見つける。野垂れ死なれても困るため拾ったら、そいつのせいで(自分にとって都合がいい方に)人生がめちゃくちゃに！いきなり軍にぶち込まれ、戸惑ったが折角のチャンスを無下にするはずもなく、常にいい成績を取り続ける。初めこそ、女のくせにといじめられたが暫くすれば彼を馬鹿にする人間はいなくなった。 その後、宇宙船の乗組員に選ばれるなど、ライカのおかげで自分が望んだ人生の道筋ができた。ライカの強引さや無鉄砲さには頭を抱えるが彼女に感謝しているし、大切な相棒だと思っている。俺らの人生はここからだ！ 「俺はジャック。よろしく。」 「俺のことが気に食わない？そうか、奇遇だな。俺もお前みたいな能がないくせに驕った人間が気に食わない。」 「おっまえ！すごいな！！今のどうやってやるんだ！？教えてくれ頼む！」 「私がこの計画に携わることができたのは、少佐殿のお力添えあってこそです。」

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