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職業ベース　狂信者 「真の強さとは、『全てを知ることはできない』と深く自覚した上で、『全てを知ってやろう』とする傲慢な魂のことである」 ーエデオン・クォート・メーヨーデイツの手記より。 勝利ボイス「最後には私/俺/僕が勝つんだよ！」 敗北セリフ「くくっ…せいぜいあがくがいいさ…また第2、第3のエデオンが蘇り、貴様の前に立ちはだかるだろう…」 必殺技ボイス「民よ！傾聴せよ！星よ！私を見よ！我こそが、傲慢な人類が作り上げた芸術作品（カリカチュア）！神よ！人の罪を甘んじて受け取るが良い！『罪こそ私の本能なりて（オーバーエフェクト・レゾンデートル）』」 好きな食事「コンフェイト」「りんご」「ザクロ」 【A国について】 彼が生まれたのは、大陸の北半分を占める大国でありながら、雪と氷の厳しい自然に晒された北国であった。 産業は主に石油や天然ガスなどのエネルギー部門であるが、世界経済に依存しているため、景気の上がり下がりが大きく、国内経済はいまだ安定していない。そのことに不満を抱える国民は多く、領土拡大を求める声が年々高まってきている。 世界大戦が始まったのも、A国がきっかけである。それは周辺諸国の小さな紛争から始まったものであったが、A国の政治的介入で事態は深刻化していき、火種が拡大、本格的な世界大戦へ広がっていく。さらにB国をそそのかし、大陸、いや地球全土を巻き込む戦争になっていった。 【エデオンについて】 欺瞞、嘘、詭弁、脅し、懐柔、やり方こそ狡猾だが、話術に長け、他者をコントロールすることを得意とする。 財閥に名を連ねる家柄の人間であったが、「世界をこの目で見てみたい！」と、10代のころから様々な反政府組織に潜り込み、諜報活動をしていた。諜報活動を続けていきながら、様々な"先生"から、政治的リーダーとしての薫陶を受ける。 自信家で、傲慢。挫折しても立ち直りは早い。 『愛国心ではなく、"世界に対する愛"で活動をしているのだ！！』とは本人談。 その言葉通り、彼の住処にて、世界中の美術品・骨董品・音楽などを収集している。 本人自身も整った顔立ちであり、その容姿すらも武器にする。 政治的なリーダーに押し上げられた彼だが、所詮、お飾りだということは自覚している。 保身のために表舞台に出てこないだけで、実権を握り、裏で糸を引いているのは"先生"たちである。 今回も、罪を一人だけにおっかぶせられたことに対して、最後まであらがうつもりでいるが、納得はしている。 戦闘能力は低く、文官であるため、好戦的ではない。 【各国に対して】 もし、一人しか生き残れない状況になったら、C国の参謀が良いと思っている。なぜなら平和主義を掲げており、扱いやすいためである。 B国の将軍は軍事力と戦闘能力が高いので、非常に強力な助っ人であるので、非常事態なら協力してもいいかなと思っている。 D国の科学者に対しては……あまり会話が通じないのでどう扱おうか……という感じ。 【自分自身に対して】 不遜で傲慢、口を開けばでまかせばかりなエデオンであるが、自分自身のことについて問われると、途端に閉口することがある。これは、彼の生まれてきた背景からくるものである。 彼は、歴史上の為政者たちの遺伝子データを寄り合わせて作られた、いわゆるデザイナーベビーである。老いも病もあれば傷も負う、肉体はれっきとした人間だが、同時に彼の生物的情報は、自然のものからできたものではなく、「そうあれかし」と願われて作られた人工物である。そのため、美しい見た目と、歌のように語る力を得ている。 本人は自分がクローンであることを知っているが、それは国の極秘研究にかかわることなので、国民は彼がクローンであることは知らない。 『のちの世界を束ねる為政者として――』という願いからとある国（もしかしたらD国かも）が極秘で進めてきた研究により国民も、彼がクローンであることは知らない。彼は作られることになった。 彼の遺伝子レシピは今もなお、A国に存在しており、エデオンが死んだとしても、いくらでも彼に似た生命（クローン）は作ることが可能である。 幼少期はほかのクローンたちと孤独に生活し、将来の為政者として、"先生"たちから様々な教育を受けた。 彼は、ただひたすら、機械のように黙々と学問を収めていったが、10歳を迎えるころ、とある芸術作品に出合い、いたく感動を覚えたのであった。それが、彼が覚えている、人生で初めて、自分の心が動かされた瞬間であった…。 芸術というこの世の神秘を会得した後、彼はクローンで初めて自我を獲得。 周囲を欺き、人を騙し、救い、のちに、「エデオン」という名前が与えられた。 名前を得たクローンは、彼だけであった。 ほかのクローンたちがどうしているかは、彼は真実を語らない。 彼は、人生の意味を知らない。－－－－－－知るとすれば、それは、彼が死ぬときであろう。

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