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【PC3】 貴方は看護士だ。 医師への手助けや患者のケアに長けているため、広く好意を抱かれている。 然し、■■■■■を知っている。 年齢は25歳以上、40歳未満。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 明日輝総合病院に務める看護師。医療用AI『アスクレピオス』のテスター・教育係のチームに参加している。 いつも笑顔で優しく、仕事に真摯で丁寧。周囲の人物からの好感が平均して高く、いわゆる”かわいい女性””好かれそうな人”といったタイプ。 しかし本人は自分のそんな評価に疑問を抱きながら生きている。 AIと付き合うというのは始めはなかなか慣れずにいたが、すぐに慣れてそつなくこなすようになる。 チームメンバーとの仲もおそらく良好だろう。それが表面だけの関係だとしても。 趣味が勉強のようなところがある。新しいことを知って自分がより豊かになることはとても楽しい。 それと赤ワインが大好き。ふんわりした印象とは真逆で、私服はモード系なのだとか。 音楽はメタルコアが好き。アレクサやSiriにはけっこう話しかけちゃうタイプ。 ※ここから長い小話なので流し読みで全然大丈夫です。 幼少期より自分の中では可愛く振る舞っているつもりではなくても周囲からそう見られてしまう。 そんなノイズを跳ね除けて自分が選んだ道で成果を出そうと猛勉強の末に若くして夢を叶える切符を手にした。 しかし、偶然聞いてしまった。「あの子は能力も申し分ないし可愛いから」と話している教授の声を。 ――”可愛いから”って何？それはこの選出に関係のあること？じゃあもし可愛くなかったら手が届かなかったかもしれないってこと？ そもそも私は可愛く振る舞っているのではなく、その時求められているであろう最高のパフォーマンスで仕事をしているだけ。 なのに、なのに。……悔しい。僻まれるのはどうだっていい、でも可愛いからって甘く見られるのは絶対に嫌だ。 私は全力で仕事をしたいし、私の出した結果を評価されたいし、失敗をしたら全力で反省をしたいのに。 可愛いは私にとって呪いだ。 ……と思っていても、だからといって無愛想に振る舞うのは違うし。今私に出来る事を積み重ねていく、ただそれだけしかできない。 そんな苛立ちともやもやを初めて共有できたのが平野セレスだった。私の悩みは世間からしたら「贅沢な悩み」「褒め言葉を受け取れない可愛そうな人」と言われるであろうことは分かっていた。例えばAIに理解出来るだろうか？称賛を拒絶するような面倒な人間の心理を。 けれど、セレスはグラスを傾けながら頷いてくれた。それがどれだけ私の救いになっただろう。 彼女は大切な友人。どうか無事に、幸せに、子供と出会えますように。

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