タグ： ここしの家

とにかく体が丈夫な古月家の三男（養子）。 本家の義兄の使用人という、平成（2017年）の世に相応しくない身の上だが、本人は心身ともに健やか。 兄弟達と違う髪色などを気にして育っていたところ、本家から引き取りの申し出が来てなし崩し的に自分が二人の兄弟の姉の子供だと知ってしまうなど昼メロ体験を経た後、年子の義兄の影武者的な立場に置かれる。 平成の世にもなってそんな…とも思ったが、真面目に働いていれば古月の家にも自分にもお給料が出るらしいので、これも親孝行の一環かと割とさっぱりとした気持ちで影武者活している。 家柄を考えるときちんとした学問を収めるべきなのかと思っていたが、お前は俺の代わりに面倒な相手と話をして、危なさそうな時は身を挺して守ればいいんだよと言われ、確かに学問よりはそちらの方が楽そうだなと感じたため、足技を鍛えに鍛えた。山登りで鍛えた足腰が生きている。 腹芸（説得・心理学）は、義兄の教育の賜物。代役をさせられるために覚えざるを得なかった。 料理は実益を兼ねた趣味だが、あまり上達していない。炒飯とラーメンが好きだが、勝手に作るとお手伝いさんや回りまわって義兄に叱られるのであまり作れない。好きな物を好きな時に作って食べたいので一人暮らしをしたい。 総じて、健康的な勤労青年。手厳しくてアタリがキツいくせに自分の教育や将来について気に掛けている義兄がなんだか複雑そうな心境なので、やはりいろいろと考えなくてはならない立場の人間は大変そうだな…（俺は絶対になりたくない）と気遣っている。 多分、膝氏とは兄同士の繋がりみたいなものなんじゃないかと思うがまだよくわからないのでここは適宜書き換えます。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 胡／水のない湖面は月を写さない

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