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〇特徴表 6-5 急所を見抜く 5-10 受け身　ショックロールの成功範囲に＋20 〇名前 ファジュル( فَجْر 、Fajr )　ヤグザーンさんにつけてもらった 〇人物 尊大かつ傲慢な印象を受ける人物。責任転嫁を頻繁に行い、到底王族の血をひいているとは思えないような人物。仮にも王族であると認識できるのは、その所作や知識等のもの。 その意図は兄に行動の真意を悟らせないこと、また民と対等の立場に立つことである。失敗を鑑みない王室と自身の兄に対する不信が募り、反旗を翻そうと5年前に決意して以来、王について自分なりに考え続けていた。そもそも、王とは。今の国は順序を間違えている。王の為の民ではなく、民の為の王であるべきだ。民の為の王を目指すならば、己の誇りはつまらない体裁を守ることよりも大局を目指したものを守る為に在るべきだと考えた。 王族だろうが民だろうが、同じ赤い血が流れている、その信条の基に動く。そのため、尊大かつ無能な王族としてふるまうことで王族に対して不信感を抱いて貰えれば、また舐めていいと思われれば周囲の人間は忌憚なき意見を寄せてくれるだろうと考えている。 人間１人で救える人間の数はたかが知れている。王族は上から命令をする立場では無く、民に頼んで共に国をよくしていく立場でなくてはならない。だからこそ、多くの民と協力ができるように生涯をかけた尽力を惜しまない覚悟がある。 〇兄について 幼いころから抱いていた家族としての親愛は失っていない。しかし民を蔑ろにするような陰湿な政治を見逃すつもりはない。家族として、また王族として彼の過ちを正すのはせめてもの情けであり責務だとも思っている。 「俺のことが嫌いだと！？その発言、死罪に値する！……が、今回は特別に見逃してやらんこともない」 「フン、見ていろ。その程度の問題、俺が手を下すまでもないわ！行け（他力本願寺）」 「ここ数年は表に出ていない。どうにも、俺が兄上と並ぶと、素晴らしい兄上の表情が曇ってしまう様だからな」 「民に必要なのは腐敗した政治でも、形だけの王室でも無い。明日に向かう力とそれを真に率いる力だ。俺たちは今まで民に強いてきたことに目を逸らしてはならない！どうか、俺と共にこの国の夜明けを見せてくれ」

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