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被り物を常時被っているくもぐり声の変態 マッサージ師になった理由は言わずもがな、あえて言うならばラッキースケベ狙い 体付きはガッチリしてるわけでもなく細いわけでもない、強いて言うならば腰周りが細い 手が綺麗 参考画像《http://livedoor.blogimg.jp/hal_117/imgs/6/4/64887f0b-s.jpg》 性同一性障害持ちのサイコパス 自分の愛する者が死に、朽ち果てる最期の瞬間を最も美しい瞬間だと感じる 絶対に自分の手ではその瞬間を訪れさしてはいけないと考えている ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ ”彼女”は学生の頃1人の女性と交際していた その女性は透き通った青い瞳と、緩く波打った水色の髪を持っていた ”彼女”は女性に一目で恋に落ちた ”彼女”は次に女性に会えた時には交際を申し込んでいた 女性はふた返事で承諾した しかし女性は”彼女”が彼女であるとは解ってはいなかった なぜなら”彼女”は学生の段階で男であろうと体裁を取り繕っていたからだ だが”彼女”は女性が自分を、心と体がバラバラの自分を受け入れてくれたのだと思い込んだ それは”彼女”の女性への思いは「恋」から「信用」へと変わっていった ”彼女”と女性が交際を重ね1年、ついに2人は肌を重ねようとしていた しかしこの時女性は”彼女”が彼女であると初めて解ったのだ そして女性が行った行為は”彼女”の精神が壊れるのには十分だった 　拒絶　拒否　逃亡　逃走　 ”彼女”の前から女性は居なくなった この事実から”彼女”の女性への思いは「信用」から「渇望」へと変わっていった そして”彼女”は10年の時を経て、女性をもう一度見つける しかし”彼女”が見つけた女性は”彼女”が恋焦がれ、信用し渇望した美しい姿ではなかった 痩せこけて大きな隈を作り、くすんだ瞳、そして最も人の目を引いた青い波打った髪はボサボサに伸びていた 　違う ”彼女”が最初に抱いた感情は皮肉にも女性が”彼女”に抱いた感情と同じだった ”彼女”は自分の手で美しい姿をしたあの頃に女性を戻してあげようとした しかし女性の隣には既に「　　　」がいた 　どうして　どうして　私　を　受け入れないで　「　　　」　を　受け入れるの　？ ”彼女”の女性への「渇望」は「憎悪」へと変わった そして”彼女”はついに直接女性と対面する ”彼女”は女性に言葉を告げると、女性の前から消えた ”彼女”はどうなるのか、それはまだわからない

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