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いけみ　なつ。 薬剤師。漢方を主に調剤するため、特に医療機関へ助力しているわけではない。が、町医者による西洋医学で改善が見られなかったものが薬を求めに訪れることがまれによくある。東洋医学を専攻しているが、大学で学んでいるため西洋医学についても知見を持つ。 家族や周囲の人々と歩幅が合わず、人に合わせて生きていくことに疲れてしまったため、某海岸付近で一人暮らしを始めた。嘘を吐くのが下手で、都合が悪いと思ったときや嘘を吐くときに瞬きが多くなる癖がある。また、相手の考えを察するのを苦手と自覚している。それも彼を人々から遠ざけた一因だろう。基本的に好青年ではあるが、自分の気持ちを殺して人に合わせようとしてしまうだけである。そのため、他人からは「良い人」と思われることが、少なからず彼を心苦しくさせていた。この場所で暮らすようになってから、ビーチコーミングを趣味として始めた。まだまだと思ってはいるが、写真の腕が上がってきたのは素直にうれしく思っている。友人、と彼が言えるのは、とある女性一人くらいだろうか。職業もあり、仕事などで少人数と話す際はある程度体裁を繕おうとするし、信用されるよう努める。これは生きるための知恵であり、彼が人々と歩幅を合わせようとした事の名残でもある。 一人暮らしではあるが、彼が医者まがいのことをしたり、質素ながら悠々自適に生活するのは、もともと彼の家が資産家の家庭だったことに起因するだろう。兄(冬日)と妹(このめ)がおり、兄とのみ連絡は時々行っている。猫の写真を撮って送ったりとか。兄の方しか連絡しないのは、歩幅が違うことを許してくれる(と奈津の思える)唯一の血縁だからである。 猫を飼っている。猫の前でだけは素直にいられる。名前は「こはる」、秋の暖かい日に捨てられているのを見つけたから。現在たぶん6歳くらい。よく寝ている。捨てられていたことに起因するかは定かでないが、人見知り。自由気ままに動くのは、奈津と彼女の前くらいである。訪問客が来たときは、基本的に姿を現さない。 ＊池見：ハスの別名「池見草」から。 ＊このめ(木の芽)：木の芽時から。樹木に新芽が出るころ。早春のこと。 ＊奈：古くはベニリンゴのことを表した。神事に用いられる果樹を表す字。疑問や反語を表す「いかん」という言葉に「奈何」の漢字を当てることもある。 ＊津：船着き場。崖。潤う。人が多く集まる場所。方法、手段。重要なこと・場所のこと。 ＊奈津：(果樹のように)実りある、多くの人に好かれる人生を。 ＊冬日(ふゆび)：兄の名前。冬の太陽。冬の日差し。一日の最低気温が、摂氏0度以下になる日。 ＊こはる(小春)：初冬の、穏やかで暖かい春に似た日和が続くころ。陰暦10月。 ■不定の狂気 不安症(～2019.03.26) 分離不安障害により、彼女が離れていくと感じると不安症に苛まれる。少なくともシナリオ内では回復しない。 不眠・多夢(～2019.03.26) 恐怖を反復するような悪夢を見続け眠れなくなる。 ■特記 ＜信用＞+10% ■特徴 愛書家/戦士 ■AF　貝殻のネックレス ただのおみやげだと思ったが、5つの不思議な光りを放っている。5回だけSANチェック時の減少SANにマイナス1D3できる。使うごとに不思議な光は失われていく。 ＊ぎこちない同居 ＊さみしいひとみ ＊Flower＊猫とあなたと色とりどりの

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