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転謝 廻莵(てんさ かいと) 探偵 24歳 男 プライドが高く当たりの強い性格をしているが、どこかパッとしない。 何事も出来ないわけでもないし優れている訳でもないというなんとも言い難い印象を持つ。 ある殺し屋組織の子供として産まれたが、身体が実戦向きではなく且つ、既に殺しに優れた兄が居たため、頭の良さを活用できるようにと地味な情報収集などを任されていた。 【納骨のヴィトヴェ】HO2:裏社会の探偵 数年前、病気を患った母親がとある医者から鎮痛剤として投与された薬品によって死亡した。しかしこれが医療ミスとして処理されることは無かった。その事実に廻莵は怒りを覚え、以降医者という職業を嫌悪している。 なんと母親が死んだことに対して怒りを覚えていたのは廻莵のみであった。彼らは殺し屋ということもあってか感情という感情が抜け落ちていたのだ！ 父親は「そんなこともある」で流し、兄は無反応。 ああもう嫌だこんな家！殺し屋なんて辞めてやる！ そうして家出をし、現在は家にいた頃申し訳程度に教わった技術と知識を生かし、裏社会の探偵として生活している。 余談だが最近兄の訃報を受けた。 どうやら任務中でターゲットの組織によって殺されたらしい。本人はこれに対して、案外あっけなく死ぬんだな。とか思っている程度なので、きっと彼も人としての感情の一部が欠けていると思われる。 むしろ自分より優れている兄に大して劣等感を抱いていた過去があるので愉快さすら感じている可能性もきっとあるが本人は気付いていない。 兄:転謝 野孤(てんさ のひと) 自PC/ロスト済 廻莵と一歳差の兄弟。 元々廻莵の存在をあまり意識していなかったため、家出をしてからはほとんど記憶に残ってなかったと思われる。弟？居たっけ。みたいな。 母:転謝 咲夜(てんさ さくや) 産んだからには育てなくてはいなけない、と責任感が強い真面目な母親だった。もちろん殺し屋として組織に居たが殺しは一度もしたことがない。どちらかと言うと廻莵と同じ情報収集の分野に特化していた。 そこに母親としての愛があったかは分からないが、殺し屋だという事実を省けば、特筆するほど厳しくもなく優しくもない普通の母親だった。 2021.05.14「納骨のヴィトヴェ」通過

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