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彼方からの君に捧ぐ　HO4 呉燕（くれつばめ） 高校2年生16歳。チャイニーズマフィアのボスに拾われた。娘の用心棒。純日本人。 無表情で表情筋が仕事しないが感情はあるしそれなりに口は達者。忠誠を誓った相手には義理堅い性格。 母親は赤ん坊の頃に病気で他界。幼くして父を亡くし天涯孤独の燕を拾ってくれたのは父の知己である金龍会ボスの呉王偉（くれわんうぇい）であった。同じ歳の娘・呉蘭玲（くれらんれい）とは仲が良く学校への登下校やクラスでも常に一緒にいるが、あくまでも用心棒なので一線引いているつもり。（だが蘭玲への好意は隠し切れていない）蘭玲に向ける敵意に敏感のため、よからぬことを考えている人を察知すれば「飲み物買いに行ってきますね」とその場を離れ5分で対象者をボコボコにシメあげて素性や目的を吐かせるという一面も。拾ってくれた呉一家のことを大切に思っているが故の凶行に及ぶことも多々あるが蘭玲は知らない。（蘭玲には隠しているが構成員たちには周知の事実） 中国拳法を叩き込まれているため素手での攻撃に長けているが、燕的には「手っ取り早く銃ですよね」とシノギには銃を好んで使っている。 本人の意思とは関係なく「可愛いのがいい〜」という蘭玲の好みで家ではチャイナドレスの着用を命じられている。足のスリット部分の少し上にあるガーターベルト（ギリギリ隠れて見えない位置）に銃（リボルバー）を挟んで常に装備しているが、蘭玲の前では引き金を引くことはない。シノギを頼まれ敵対組織と戦闘することが多々ある為、なるべく蘭玲に心配かけないように傷や骨折は自分で手当てできる。（傷だらけの燕を見て蘭玲が心配するため）また、蘭玲に何かあった時に瞬時に対応出来る様に医療知識も少しかじった程度だがある。中国や日本の過去の戦歴や武器、戦いなどを学ぶ内に世界史の虜になってしまい誕生日には分厚い全カラーの資料集を欲しがる程のオタクっぷり。 中国語？……精進いたします。

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