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✦ 特記 　▸ 1件の狂気において < 精神分析 > のロールに失敗しても、 　　環境を整えたり、投薬を行ったりすることで再度 　　< 精神分析 > のロールを行うことができる。 ------------------------------------------------------------ ✦特徴表 　▸ 暗黒の祖先(D)：邪悪な一族、カルティスト、人肉嗜食者、 　　　　　　　　　 もしくは超自然のクリーチャーの子孫である。 　　　　　　　　　 D100をロールし、結果が大きいほど、より邪悪な存在となる。 　　　　　　　　　（ D100 ▸ 21 ）（ 5×10=50ポイント ） 　▸ 大切なもの(D)：他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身に着けている。 　　　　　　　　　失った時には1/1d8正気度ポイントを失う。 　　　　　　　　 （ 4×10=40ポイント ） ------------------------------------------------------------ ✦職業ベース：精神科医 ▸ 6版参考（ 2015 ） ------------------------------------------------------------ ✦ 通過シナリオ 紡命論とシンギュラリティー 結婚破棄RTA 三千世界のあなたを殺し、今宵二人で踊りたい ------------------------------------------------------------ ✦ 詳細 ▸ 出身：紡命論とシンギュラリティー ------------------------------------------------------------ ✦ HO及び補正 　▸ 紡命論とシンギュラリティーHO4：精神科医 貴方は精神科医だ。 投薬からカウンセリングまで幅広く行っているため、満遍なく技術を有している。 然し、■■を喪っている。年齢は25歳以上40未満。 　▸ 紡命論とシンギュラリティーHO4：オルフェの竪琴 貴方は < 精神分析 > で回復できる正気度、ダメージを与えられる数値が1d3+3となる。 これは < 精神分析 > を < 戦闘技能 > としても使用できることを意味する。 また、一度だけ対象のSAN値を0、或いは元の数値にすることができる。 貴方は『恋人』を喪っている。 幼い頃からともにあった女性だが、酷い精神病に悩まされていた。 その治療のために精神に携わる知識、その他医学の知識を吸収してきた。 寛解に至ったと思われた三年前、彼女は病院のベッドの上で静かに息を引き取っていた。 貴方は気づけば彼女の遺体を回収していた。 会得してきた技術の一つに『脳外科』という今は廃れた分野があったことがそれを助長させた。 恋人の『脳』と『体』を保存するという行為を。 ――貴方の命題は『恋人を取り戻す』ことである。 どうか、命を紡げますように。 ✦ 探索者作成ルール 　・恋人に施した魔術は『不死化』と呼ばれている 　・完全な偶然で成功させたため、再現性はない 　・恋人は現在閉鎖されている隔離病棟に安置してある 　・隔離病棟の管理は貴方が一人で行っている 　・専用のカードキーなしでは出入りできない 　・彼女の病状は『解離性人格障害』に近いものと診断できた 　・現在の貴方であれば恋人の治療は可能だろう 　・恋人を取り戻す方法は不明である 　・恋人の母は彼女を産んですぐ儚くなっており、また父親も亡くなっている 　・親類などはすべて不幸に見舞われていて、貴方以外恋人に身寄りはない 　・恋人の状態は陶器のように真っ白で、静脈が青く透け心臓の位置に薔薇のような模様がある ------------------------------------------------------------ 　▸ キャラクター詳細 ✦ 一人称：僕 敬語とタメの混ざった喋り方をする、穏やかな青年。 誰に対しても等しく、穏やかにかつ丁寧に接する。 診察に来た患者が、少しでも和めるようにと自分の家から クマのぬいぐるみを持って来ている。 ぬいぐるみの糸には、彼女の遺体から回収した髪の毛で編み込んだ お手製の糸を使用している。常に共にいるという意思。 しかし、実際のところ恋人のためにしか生きておらず、 行動の全ては基本的に愛する恋人を想っての行動。 恋人の為であれば何の犠牲を払おうと厭わない。 そのため、非道な行為だろうがそれを実行する行動力はある。 パンの大神が祖先におり、吸い込まれるような瞳を持つ。 暗黒度はあまり高くないが、精神科医ということもあって 人を発狂させたり、逆に落ち着かせたりなどの マインドコントロールや洗脳の類は得意。 大切な人を喪ってしまった。 自分には彼女以外いらないと、そう思って生きてきた。 その彼女が自分の前からいなくなってしまった。 どうして？僕は、私は、彼女のためにと尽くしてきた。 それが全て無駄だった？力が及ばなかった？ 彼女は、死んでしまったのか？ そう考えただけで、虚無に包まれ全てを投げ出したくなってしまう。 どうして、彼女が死んだなんて言うのだろう。 彼女は本当に？......彼女のいない世界なんて、何の価値も無いじゃないか。 ____ふと、小さい頃に死の概念について考えた事を思い出した。 幼いからこその疑問だったが、正直に言えば今もピンときている訳ではない。 心臓が止まったら？脳が死んでしまったら？話せなくなったら？ やりたいことが出来なくなったら？人から忘れられたら？ 身体が壊れた、あるいは機能しなくなったら？魂がそこからなくなったら？ 死の定義など、人それぞれだ。 周りは " 彼女が死んだ " だなんて言うけれど、 僕はそうは思わない。彼女は生きている、まだ、生きているんだ。 気付いた時には彼女の遺体を回収していた。 彼女の体を抱え、冷たい体温を感じながら。 君は、死んでもなお美しい。 やっぱり死んでなんていないんだ。 君は、まだ生きている。そしてこれからも僕の隣で。 君はいなくなっていい人間じゃない。 君は、君だけは、どんな姿であっても自分の横にいてほしい。 ______愛しているから。 君の笑った顔も、怒った顔も、泣きそうな顔も。 些細なものひとつひとつが愛おしくて、 その全てを守りたくて、失いたくなくて。 その為なら何を犠牲にしたって構わない。 時間は有限だと言うけれど、君の為に割く時間であれば 何日、何年、何十年...どれだけの年数を使ったって構わない。 だから。自分の持ちうる知識も、技術も、何でも使ってやる。 君だけが、自分の生きる理由だから。君を取り戻すために。 ______未来を、紡ぐために。

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