タグ： ちゃるめら探索者 現行未通過

【職業】 警察官　（2010） 職業技能：言いくるめ、聞き耳、心理学、説得、追跡、法律、目星 ＋次の技能から１つ：杖 【特徴表】 5-6[異物への耐性] 体内の免疫力が発達している。毒(POT)を抵抗表で競う際に、成功の範囲に+20％。 【プロフィール】 一人称「俺」 二人称「あなた、あんた、君」 誕生日 4/24 好きな物：トマト料理 嫌いな物：ひじき セリフ例 「HO1さん！必ずあんたよりも有能な男になってみせます。」 「なんて...よく言ってたけど、ずっと敵わない存在でいてくれって.......そう思う。」 「10年は過ごしてみるとあっという間だったけれど、振り返ってみると案外長い。失ったものの大きさを感じる。それでも俺は諦められなった。」 SAN値マイナス -9 【性格】 生真面目で努力家で熱血。柴犬みたい。意外と単純。 しかし人好きの笑顔の下に冷徹な一面があり、目的のためなら一直線に、手段を択ばない公安警察らしいところも。 諦めない、折れない、負けず嫌いで頑固な部分がある、粘り強いとも言う。 かつては慣れない四班で、半年たってもメンバーについて回るだけだったが、繰り返しを経た現在では仕事は慣れた状態。 10年を経て自身の仕事への向き合い方が完成された。 能力のせいもあるのだろう、長年の務めから警察としての意識より公安警察としての意識の方が強く、誠実な対応よりも事件の収拾を図ろうとする。 仕事への誇りからか事件解決への使命感が強く、また公安警察としての役割意識も高い。 神話的事象・怪異を野放しにしせず、積極的には排除することを考える。 【家族】 家族には両親と10歳ほど歳の離れた妹がいる。 強い母、温厚な父、脱力系妹 【経歴】 幼い頃から生真面目、努力家。委員長タイプ、負けず嫌いで融通の効かない性格だった。 大学卒業後、知人（部活の先輩など）からの勧めもあり、警察官になる。 学生時代に問題もなく、警察官になってからも、交番業務を終え、地方警察署に属する刑事になり...とキャリアは順調だった。 そのうち特殊な能力のために警視庁公安部特務課第四班へ引き抜かれて移動。 今までとは違う業務、慣れない怪異とのやり取り......ある程度器用に物事をこなしてきたPCは人生で初めて大きな挫折を味わうこととなった。 もちろん手も足も出なかった業務はHO1の手によって完璧に終えられていた、フォローまでしっかりと。 普通の感性であればHO1に感謝するべきだろうが、「あんたよりできるようになってやる」と、対抗意識を燃やすように。 【10年後】 曲がらず負けず嫌いな性格も、年齢と共になりを潜め、冷静なサポーターとして立ち回るようになる。 10年経っても届かないHO1に対抗意識というよりも、諦め、尊敬の念すら覚えつつあった。 口では「あなたよりも優秀な刑事になりますよ。」と言いながらも「ずっと敵わないあんたでいてくれよ。」と思っている。言わないけど。 【能力について】 いつの間にか能力を使用できるようになっていた。使用できるようになった経緯は覚えていない。 幼い頃、車に引かれてしまった猫を生き返らせたり、壊したものをこっそり直したりしていた。 子供らしく能力を使って遊んでいた時期もあり、蛇樂にも見せていたりした。 親に見せた時、「人前でそれを使ってはいけないよ。」「特別な力ではあるけれど、それに頼ってばかりではなくいざというときに使いなさい。」と言われ、言いつけを守りながら使うようになる。 大人になってもこっそり使うことがあったが、ズルい気がして遺香に配属されるまでは極力使用を控えていた。 能力に線香、と言う名前が付いたのは遺香に入ってからの事。 【巻き戻りについて】 初めは咄嗟に取った行動に過ぎなかった。 半年、数年単位ならまだ失った時間を感じずに済んでいたが、10年近く時を戻ってしまった今、人生の多くを失ってしまったことを感じる。 それは仲間との時間についてもだし、家族や恋人がいたことも、自分が積み重ねてきたキャリアもだ。 この終わりなき繰り返しに絶望感を覚えたこともある。 しかし一度始めたことを、HO1が突然殺されてしまうことを認められなかった。 巻き戻りについてほかのメンバーに話したこともあったが、それでもHO1は死んでしまった。 遺香に入って半年の今は信頼関係も適切に築けていないため、巻き戻っていることを言うべきではないと思っている。 見た目が10年前に戻っているためか精神的にも10年前に引っ張られている部分がある。 【PC】 10年の付き合いがある課のメンバーをとても大事思っている。 ・HO1 呼び方「雪花さん（百合さん）」 ずっと目標でいて欲しい。先を歩いていてほしい存在。 そんな彼が意思半ばで終わってしまうのは嫌だった。 ・HO3 神田 美鳥（かんだ みどり）/ 30歳 呼び方「神田さん（かんだ）」 頼りになる先輩。 こういうタイプには強く出れない。 ・HO4 石 黝簾（せき ゆうれん） 呼び方「石さん（せき）」 別にお菓子をもらうこと自体は嫌ではないのでもらう。微妙そうな顔はする。 なぜHO3にパーソナルスペースが激狭なのかはわからないが慣れてしまった。 【NPC】 ・花篝 蛇樂 呼び方「蛇樂（だらく）、らく」 久しぶりに会った幼馴染。 高校までは仲のいい友人で、PCがいじられることの方が多かった。 毎回出会うたびにブチ切れながら追いかけている。 ただし態度からHO1を殺すには理由があるのだろうと考えている。 ──────────────────────────────────────── 『遺香廻り』しろは様作 システム：CoC6版 人数：4人 時間：28-30時間 必須技能：戦闘技能、三大探索技能、各HOに記載 振る機会がある技能：水泳、ナビゲート、交渉技能、医学、心理学、法律、その他知識系技能 ロスト率：低～中 ○事前補足 【公安部特務課について】 公安部には特務課が存在し、通常の警察が行えない捜査を課ごとの特別な力を用いての業務を行う。公安部であることや特殊な捜査性から警察内部でも「何をしているか分からない部署」として有名である。課の捜査方法は秘密裏というわけでもないので探索者によっては、話す者もいるかもしれないが、超常現象に似たものなのであまり理解はしてもらえない。 また、特務課全体を通して「神話的事象」と対峙することは少なくなく、配属される者は日々危険なものと隣り合わせになっているだろう。探索者たちが所属する第四班は「香り」に関する力を持つ者たちがおり、限られた証拠から真相を暴いていく場所である。特四、または遺香などと呼ばれることがある。 【支給品について】 ・スマートフォン 大抵どんな場所でも「同じスマートフォン」を持つ仲間であれば圏外などお構い無く連絡を取ることが出来る。 伊澄のお手製らしいが、どんな電波を扱っているのだろうか。 ・武器 銃は勿論だが、班の特殊性からあらゆる武器の扱いが認められており、花篝や伊澄の力で、神話生物への攻撃が可能になる魔術が施されている。 現実的であればどんな武器でも良い。 【遺香内のチームについて】 遺香全体の主任(責任者)は亜白檀であり、NPCのリーダーも兼任している。 HO1は探索者達四名のチームリーダーを任されている。しかし、捜査の特殊性からチームでの行動より、遺香全員やバディで捜査することが多いかもしれない。HO1のリーダーとしての業務は基本的に 「チームに関する報連相を亜白にする」「亜白からの指示をチームに伝達する」などである。 【シナリオ本編について】 本編はHO2が加わってから半年程度経過しています。 シナリオ本編時期は9月～10月。 【シナリオ内登場用語】 〈残り香〉 敵意を持つ不可視の存在。残された証拠の中には、人間の邪悪な思念や怪異に似た存在も紛れている。残り香は事件や場所によって様々な形をとり、総じてHO1の力で可視化することが可能だ。力の強さも疎らであり、かつて人だった者や虚弱な幽霊もいれば強力な化け物もいる為、対処の際は警戒をすること。 〈門〉 「過去世界・異次元」に繋がるゲートのようなもの。HO3が作成する現場の香水を使用した場合に現れることがある。門は事件直前の時間軸まで遡り、新たな証拠を得たり事件を食い止めたりすることが可能である。タイムパラドックス等については伊澄が事件後に報告書作成と共に管理しているようで問題は無い。 〈遺香にぎり〉 伊澄と前任の主任が考案した遺香名物の夜勤用夜食の定番。実際はただのおにぎり。 主に伊澄が中身の具を用意しているが、君たちも仲間たちと握ることがあるかもしれない。 〈行方不明の花篝〉 2年前に行った島根県での捜査の途中に、行方不明となっている。 現在は既に捜査を打ち切られている。 【HOごとの能力】 HO1 〈芸術:霊香〉 幽霊と人ならざる存在である「残り香」の視認と接触が可能だ。 また、視認してなくとも天才的な才能は、気配を察知することが可能だ。 残り香の中には幽霊の恨みが怪異に変異することもあり、戦闘などで恨みを宥めることに成功すれば元の姿に戻すことが出来る。 HO2 〈芸術:線香〉 物体を丸一日まで過去の状態に戻すことが出来る。 生命ならば3分程度過去に戻すことが出来る。割れたガラスも、轢かれた猫も3分ならば元に戻る。ただし、「実際に視界に捉えられるもの」以外に使用することは出来ない。 在るべき形に戻すという意味で、MPを-1することで「HO1の力で元の姿に戻った残り香」を成仏させることも出来る。 HO3 〈芸術:調香〉 見つかった証拠から様々な香水を作ることが出来る。 この調香によって作られた香水は見つけられなかった現場の情報が詰め込まれており、仲間たちに吹き掛けた際、運が良ければ「過去の一場面を記憶として覗き見る」ことが出来る。また、その他にも多種多様な香水を作る事が出来るだろう。 HO4 〈芸術:幽香〉 HO3の〈調香〉の材料となる、現場や証拠品に残る証拠を潜在的な才能で見つけることが出来る。君の特別な力はHO3の香水作りの為に、証拠を精油の形に変えることができる。その他にも〈幽香〉は事件に関わる神話的な事柄を見抜くことも可能だ。 ○PL 向け公開 NPC 亜白 檀/あしろ まゆみ 遺香の主任を務める男。毒舌な言動が目立つが、大きな音や怪奇現象に驚くビビりな一面もある。 遺香の仲間を大切にしており、時折からかいながらサポートするだろう。伊澄の相棒。 伊澄 なとり/いすみ なとり 最年長でHO4の旧友。その正体はHO4と同じく人ならざる者である。 好奇心旺盛な自由人。君たち含め人間に危害を加えるつもりは一切なく、警察として知識を与えてくれる。 花篝 蛇樂/かかがり だらく 飄々としたおちゃらけた男。天才や優秀を自称するが、口先だけでなく魔術に対する知識と高い戦闘力を持つ実力者。 2年前の捜査中に行方不明になっている。 志虎 黄泉/しとら よみ 口数が少なく、会話をしても単語ばかりを話す男性。 花篝が行方不明になった際、重い怪我を負って未だに松葉杖で生活をしている。 時々勝手に相棒の捜索に出て怪我をして帰ってくる。 ──────────────────────────────────────── HO2 線香 「遺香廻り」 ■公開HO 君はチームの新人だ 優秀な才能を買われてこのチームに配属になった だが、所詮は秀才止まりだ ■HOごとの能力 HO2 〈芸術:線香〉 物体を丸一日まで過去の状態に戻すことが出来る。 生命ならば3分程度過去に戻すことが出来る。割れたガラスも、轢かれた猫も3分ならば元に戻る。ただし、「実際に視界に捉えられるもの」以外に使用することは出来ない。 在るべき形に戻すという意味で、MPを-1することで「HO1の力で元の姿に戻った残り香」を成仏させることも出来る。 ■秘匿HO 君は『運命』を変える為に未来からやってきた 優秀な才能を持つ君の正体は、10年後の未来からやってきた未来人である。未来の世界でHO1は、ある日事件に巻き込まれて死んでしまった。犯人は失踪中だった筈の花篝蛇樂である。そんな花篝は、君と幼馴染だった存在である。 HO1を殺めた花篝を逮捕する為に対峙する君。しかし、彼は奇妙な香水を複数所持していたようで、特殊な門を作って逃走してしまう。君は〈線香〉という優れた力を持つ影響か、唯一その特殊な門に入ることが出来た。後を追って、過去に戻りHO1を救おうとした。 だが、何をしても救えない。花篝は何度もHO1の命を奪い、時には他の仲間も傷つける。その度に逃げる花篝を君は追いかける。半年、一年、三年、五年……日々を遡り続けて、とうとう10年……君とHO1が出会った日頃まで、戻ってきてしまった。 君はキャリアも人生も捨て、真実とバディの為に足掻き続ける警察官だ。 君の目的は「花篝とHO1を取り巻く真相を追う」ことである。 〈線香について〉 この力は幼少期の頃に得た特殊能力だった。得た経緯を含めて君の幼少期の記憶はほんの一部欠落している。君は〈線香〉の影響で花篝の作った門を通過できたらしい。 君の持つ力はほとんど「過去に時を遡る」事しか出来ない。出来ない訳では無いが、なにぶん変わった門を通って10年も遡ってしまったからだろうか。姿は遡る時間に伴って若返っているし、何故か近頃『自分の力が上手くコントロール出来ない』のである。いつか、力が暴発してしまわないか心配だ。 尤も、過去を変える以上帰る未来など何処にも無いのかもしれないが。 また、この優れた力は判定失敗した場合に、デメリットとして毎度正気度を-1d5減少する。 〈HO2のキャラメイクについて〉 年齢設定:特殊 遺香の配属歴:10年（シナリオ開始時点は半年目だが） 新人であることに加え花篝と幼馴染という接点がある為、現代の年齢（シナリオ開始時）が 22～30歳の間で設定すること。 タイムスリップによるステータスに変動は無いため、自由にキャラメイクして欲しい。 〈技能補正〉 必須技能:芸術〈線香〉【初期値を50%で取得】 〈忍び歩き〉【+30%の補正】 全知識技能+5%(クトゥルフ神話技能を除く) 〈POW〉を2d3+12で算出 〈初期正気度〉を-1d10しておくこと 《NPC》 ＞花篝 蛇樂/かかがり だらく 27歳(※現代での年齢) 年齢の差に限らず、幼馴染だった存在。 関わり方は君の性格に寄るが、比較的君と仲が良い方だっただろう。 高校卒業以降は進路の関係で離れ離れになってしまった。それから数年して、風の噂で彼が警察になったことを知る。新人として遺香の扉を叩いた時には、もう既に花篝は行方不明になっていた。 それから10年後に再会したのは、HO1を銃殺する姿だった。 「よォ、100年振りか？」なんて冗談みたいに吐いた彼の声すら懐かしかったかもしれない。 それから、追い掛けて会う度に些細な会話をする事があった。しかし、花篝は目的を話さないし、君と共に遡る度に若返っていく。その中で、ただ一つ分かったことがある。 対峙する花篝はHO1に殺意を抱いている訳では無いようだ。 僅かに揺らぐ瞳を見た君は「何か理由がある」のではないかと考えているかもしれない。 一連の真相を追うならば、彼を殺すのは得策では無い。

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