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いつも口元に穏やかな笑みを浮かべ、誰にでも分け隔てなく優しく接する温厚な青年。 普段は面布で顔を隠しているため、素顔を見たことがあるのは一部の人間のみ。 図体はでかいが内面は少し幼く、とても不器用。 小さい子が大好きで、よく孤児院の子供達と遊んでいる。 〜外見について〜 青みがかった灰色のミディアムヘア。横髪が長く、下の方でぼんぼりのように緩く結んでいる。 瞳は灰色に近い白の伏し目。目を見られるのが恥ずかしいため前髪を伸ばして隠している。 ※いわひらHO鰯ネタバレ設定 ネグレクト家庭で育ち、幾度となく死にかけた過去がある。 親からの教育もろくに受けられず大人になったため、今でも精神面にやや幼さが残っている。 顔を隠しているのは恥ずかしいからではなく、周囲の目が怖いから。 最悪な家庭環境から抜け出すきっかけとなった神には感謝しており、同時に、自身が神に祈ることで誰かを救えることにこの上ない喜びを感じている。 こんな自分でも誰かに幸福を与えられるなら生まれてきた意味があったと、初めて存在意義を見出せたから。 それは誰かを消すことと同義であるが罪悪感などはなく、「むしろ願われるほどの悪人は居ない方がよい」とさえ思う。 拝掌教の信者たちは家族のように大切な存在。 幼いころに得られなかった愛情を彼らから受けられることが嬉しくて堪らない。 他者に必要とされ、救いを求めて自身の元を訪れる人間が愛おしくて堪らない。 自身は教祖として崇められているが、むしろ信者たちのお陰で精神的に救われていると自覚がある。 故に、居心地のよい現状がいつか壊れてしまうのではないかと人一倍恐れている。 姫榊 楸のことは特に大切に思っておりいつまでも隣で笑っていて欲しいと願っている。 同じような境遇であった彼女に、初めは同情をして傍にいたが今では共に居るのが当たり前の、掛け替えのない存在。 最近楸が自身と同等の力を得たことで受け持つ相談者の数が半減し、幾分か楽になった。 同時に、彼女が無理をしていないか、と心配もしている。 〜通過後〜 拝掌教は壊滅し、神の力もなくなったことで「神の子」ではなくただの人間として生きていくこととなる。 生き残った楸と寿々と共に、支え合いならこれから暮らしていくだろう。 もう二度と、大切な家族を無くさないように、自身の命をかけてでも守りたいと誓った。 たくさんの家族を一気に亡くしてしまったことに落ち込んでいるが、もう少し状況が落ち着いたら再び救いを求める子供達のために孤児院だけでも再開したいと考えている。 自身に祈りの力はもうなくなってしまったため、今までのように人々を救うことは出来ないが、人なりに努力し誰かを救いたいと強く願っている。 その本心は、人から向けられる愛を覚えてしまったが故の『愛情への飢え』なのかもしれない。 ※鰯と柊HO鰯通過探索者 イメージソング:スロウダウナー

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