タグ： まがおと愉快な仲間たち

　私立大学に在学する大学院生。学校の制度を使用し一年だけ飛び級をしている影響で、同学年にはさほど友人がいない。 　真面目で誠実。細かいところまできっちりしているしっかりものだが、これといって神経質というわけでもなく、それなりに人生を楽しんでいる青年。面倒見がよく、ツッコミ属性つきのオカン系男子と言う感じがするが本人は認めていない。 　背が低く小柄なのが若干コンプレックス。指摘されるとちょっとしょんぼりする。 　父親は日本人で母親はハーフ。母方の祖父がアメリカ人なのでいわゆる1/4である。生まれはアメリカだが、家庭内は基本日本語を使っていたのと、物心ついたころには日本に戻ってきていたので英語が母国語と言うわけでもない。 　高校の夏休みを利用した短期留学でアメリカに訪れ、その際に祖父母宅の世話になっていた時期がある。現地の人と差し支えないほどに会話できるようになりたいと思い努力した結果、祖父と英語で日常会話ができるほどに英語が上手になった。 　ちなみに日本の故郷は広島なので、気が抜けると広島弁がでる。 　異文化や世界史に強い興味があり、それらに関係する学問を学びたいと大学にやってきた。が最近自身の経歴を生かし、通訳や日本語教師になるのもいいかもしれないと思いはじめている。 　サークルは世界の奇妙な文化について調査し、まとめ、冊子をつくるという活動を行っている。系統的には民俗学やオカルトに近いのかもしれない。その影響でオカルトにもそれなりに精通しており、部誌内でコラムを作っていたりもする。取り上げる題材がマイナーすぎるといわれることもあるが、一部の人には好評。 　趣味は料理。バイトとして家の近くの社員荘でまかないさん（台所にたって食事を作る人）をしている。 「しゃけが安かったんで買ってきました。明日の朝食に出しますね」 「おかわりほしいならちゃんと並んでください！ 広がらないで！ 邪魔！」 「じっちゃんとこでいろいろ教えてもらったんよ。この分野を目指したのも、じっちゃんの影響が強いかなぁ」 「落ち着いたら、また海外に行こうかなって。まぁ、お金がたまったらの話じゃけぇ………まだまだ先のことになりそうだな」

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ