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《職業：ミュージシャン》（クトゥルフ2010より） 《職業技能》 聞き耳,制作(作詞作曲),言いくるめ,説得,他の言語(英語),芸術(ドラム),心理学 人当たりがよく、柔和で温厚。細かいことは気にしないタイプで、楽観的な言動がよく目立つ。優柔不断という訳では無いが意図的に人に合わせている節があり、あまり自分の意思は表に出さない。 動画投稿サイトに塩時々胡椒という名前で楽曲投稿をしている。最初は飼い猫であるシオとコショウの日常動画を時たま上げていたが、そのアカウントのまま自分が作った楽曲を投稿し始めた所たまたま若者を中心に人気を博し、そこそこの再生数を獲得するようになった。余談だが、飼い猫の動画は削除していないため、少し遡ればその動画も閲覧出来る。 生まれつき虚弱体質だった彼にとって、幼い頃の生活は他の人間のように自由なものではなかった。他の子供達が元気に遊んでいる横で、彼だけはそれを見ている事しか出来なかった。 「…人生って。面白くないなぁ。」そんな感情を抱いたのは、まだ年端もいかない頃の話だった。 そんな幼少期を過ごした彼には欲も夢も希望もない。彼の人生の大半は"無"そのものだった。朝起床し、学び舎に向かい、友と交流をしつつ様々な事を学習する。家に帰れば家族と団欒し、眠りにつく。そんな子供であれば当たり前の事柄を、彼は酷くつまらないと感じた。他人が憤りを感じることも、嬉しい、悲しい、楽しいと思うことも、彼にとってはどうでもいい事に過ぎなかった。そんな彼の人生にも一つだけ楽しみがあった。部屋にある1台のCDラジカセ、その再生ボタンを押し、様々な音楽を聴く間だけは普段のモノクロな日常が色づいていく気がした。そんな彼を知ってか知らずか、シンガーソングライターであった父親は音楽のいろはを彼に教えた。父から教わった知識を集結させて作った初めての楽曲は、今まで聴いてきた音楽の中でも1番いいものに思えた。 1.いつ頃から音楽を始めましたか。きっかけはなんですか。 →いつ頃になるんでしょうね〜もう昔の事過ぎて覚えてないですね笑 きっかけは親父とCDラジカセになるのかなぁ 2.担当楽器へのこだわりは何かありますか。 →こだわりかどうかは分からないですけど、演奏のリズムをしっかりと作る事は意識してますね〜 3.あなたにとって「ロック」とはなんですか →人生ですかね。昔、1度やめようと思って他の職に就いたんですけど、なんか違うな〜って思って半年で辞めちゃって笑 その時、自分はここで生きてた方が性に合ってるなって思ったんですよね

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