タグ： PL蝦夷菊 だけど、生きていく

ビジネスマンベース＋α 昔から取り柄はないごく普通の少年だったが、10歳の頃親が勝手に送った劇団オーディションに合格してしまいその頃から舞台俳優としての教育を受けることとなる。初舞台もそれくらいの年齢の頃だったが、顔のよさと少年らしさの残る賢明な演技により当時の監督の目に留まり学業よりも優先して俳優としての道を歩き始めた。 高校卒業する年齢の歳になってからは舞台だけでなくテレビドラマにも出演するほどの人気を誇っていたが、ある日、ある舞台の通し稽古中、奈落に転落し生死を彷徨う程の怪我を負う。一命は取り留めたが左腕の損傷が激しく、手首を動かす程度にしか使えなくなってしまったため意図する演技はできないだろうと引退した。多分もともとはDEX14くらい、単純に半減。 数年の休養を経てからはリハビリの甲斐もあってか麻痺というほどでもないけれど動かしづらくなってしまった左腕を抱えて普通の会社員として働いている。左利きだったので苦労は多いようだ。 図書館が一番高いのは、演劇で貰っていた役の解釈を深めるための資料を集めて読み込んでいたから。 反対に会社員として使いそうな技能やINTなどが低いのは、学生時代を費やした演劇というものよりも会社員として働いている期間のほうが短いため一般教養などがあまり身についていないから。勉強は独学でできるけどそういった知識は生活の中で身についていくものなので…。 フランス語技能があるのは、昔自分が初主演だった舞台の役がフランスの有名な男性だったから。セリフを違和感なく言えるように教室に通うなどして必死に勉強したようだ。 20歳の頃に両親は他界している。兄弟もいないため天涯孤独の身。 事故があってから演劇やドラマといった過去自分が寄り添っていたものに対して恐怖心を抱くようになってしまっており、あまりそういったものに触れたくないせいで家には過去集めた資料などは全て存在しない。またテレビも持っていないので少し世間の情報には疎いかもしれないし、過去に付き合いのあった同業者などの連絡先もすべて破棄してしまっている。（もしかしたらどこからか嗅ぎつけてきた舞台俳優の男からの連絡がひっきりなしに届いたり、家に来られたりもしてるかもしれないね。） 不意打ちでそういった話を持ち出されると反射的に痛みを身体が思い出してしまうので怯える。最悪恐怖のあまりその場から動けなくなるし吐く。 ただ過去は完全には切り離せないもので、客先などで自分が過去にテレビに出ていたことなどを指摘されたときにはうまく取り繕おうと演技するが後でひとりになったときに吐く。痛いのはこわいので。人間だからね。 PTSDを克服するために精神科にも通ってはいるが、数年経ってもあまり効果はないようだ。忘れた頃にやってくる捨てきれない過去の自分といつか向き合える時が来たら乗り越えることもできるんじゃないかな。 ◆クリア済シナリオ 　┗明日、晴れたら（A-2エンド） 　┗孕む緑と愛を視よ（END-A） 　┗スーサイデッドメアリンク（END-A） 　┗エリュシオンに滲む（重大な後遺症により引退） ◆遭遇した神話生物 　┗シャッガイからの昆虫 ◆取得済呪文一覧 　┗悪魔退散の呪文 　┗シャンを追い出す魔術

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