タグ： ジャンヌの猟犬

自身の年齢は知らない。のうのうと生きていることを悔いている。でも幼かったあの時の私は生きることを望んだ。 二コラを殺すなんてできるはずがなかった。でも死を悟った目と、かけられた言葉に動かされ自分自身の反対を押し切り処刑を執行した。 できるだけ苦しまないようにと力を込めたが思い通りにいくはずもなく。首のどこに振り下ろせば切れやすいかなんてそんな知識あるはずがなかった。 振り下ろした剣は途中で止まり、骨だか肉だか分からない固い感触が手に伝わった。処刑を見る人々の声も二コラが悲鳴を上げたかも覚えていない。頭に入ってこなかった。早く終わらせなければという焦りにかられ、無我夢中に何度も何度も剣を振り下ろす。剣を抜けば赤い液体があふれ出て、あっという間に視界は赤に染まった。 処刑の後は自分が抜け殻のように感じた。自分は最低な奴だと思った。罪悪感にいたたまれなかった。オデットを見つけ助けること、それが罪滅ぼしになるとは思っていない。罪はぬぐえない、重ねるだけ。でもオデットには最後まで笑って幸せに暮らしてほしい。心優しい彼女の命まで奪わないでほしい。オデットが生きていると信じている。 武器の手入れは丁寧に行っている。切れ味が悪くなればそれだけ長く苦しめることになるから。医学の知識もそのために学んだ。死刑を執行するたびにこの人は正当に裁かれたのかと考えてしまう。 あまり多くはしゃべらないタイプ。感情を殺し言われたことを淡々とこなす。 目的『恩人を探し出し救出する』『恩人の無実を証明する』 ツヴァイヘンダー 技能:<剣>(初期値:20%)-10% ダメージ:1d10+2+db 射程:タッチ 攻撃回数:1回 耐久力:20 巨大な両手剣

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ