タグ： 陥落卓 えこみんた

10月or11月生まれ。私立探偵。助手1人執事1人と共に事務所を構えている。 性格は自由奔放で掴み所の無い立ち振る舞いだが、周りの変化に鋭く、的確な物言いをする為、助手からは慕われている。 かなり裕福な家庭で育ったお嬢様で、庶民の金銭感覚に慣れていない。 生まれつき体が弱く、それは助手も承知しており、長時間の外出をする時は、彼女は杖を突き、助手が荷物持ちになることが多い。 ｢ようこそ十文字探偵事務所へ。本日はどのような御依頼で？｣ ｢よし、行くぞアスミくん。事件だ｣ ｢・・・生憎この杖は飾りじゃないんだ｣ ✄-------------------✄--------ｷﾘﾄﾘ線-------- 十文字家、という日本を代表するほどの大きな財閥の社長令嬢。体の強さにこそ恵まれなかったものの、幼い頃から容姿・財力・権力、全てを与えられた彼女は指先1つで欲しいものが手に入る生活を送ってきたが、彼女はその生活に退屈していた。全てを与えられてきた彼女が欲したもの、そう、それは刺激や非現実だった。 そんな彼女の人生を変える出来事が起きる。事件だ。 彼女は12歳の頃、事件に巻き込まれた。身代金目当てで誘拐されたのだ。彼女は社長令嬢、乱暴は出来ない。故に拘束はされず、鍵のかかった部屋に幽閉された。だがその部屋には彼女が退屈しないように子供が好きそうな玩具や工作の材料等がたくさん用意されていた。彼女はそれを利用したのだ。持ち前の閃きと器用さで簡単な仕掛けを作り、様子を見に部屋に来た犯人を撃退。自力で逃げたのだ。 犯人は逮捕され、彼女は無傷で家に返されたが危険を冒した彼女は両親・使用人にこっぴどく叱られた。しかしそんな声は彼女の耳に入っていなかった。彼女は普段からの生活では見ることが出来なかったあの状況に魅入られていたからだ。 事件は私を非現実に連れて行ってくれる。 彼女は当たり前に事件が舞い込んでくる仕事を、探偵を志した。 ［十文字探偵事務所］ 大学卒業の年に彼女が自身の財産で構えた事務所。 彼女にとって興味があるのは事件。故に依頼はかなり選ぶ。浮気調査やペットの捜索等の一般的に私立探偵が請け負うような依頼は門前払い。それ故に、客層はまあまあ名の知れた有名人か金持ち等の事件に巻き込まれやすい人間であることが多い。しかし実力は確かなもので事件の解決数も多いため、警察に事件解決の応援として呼ばれることも。 客層の格の高さや財閥のお嬢様という立場故に黒い噂が絶えないが、彼女が金や家を悪い方向で使ったことは無い為、ただの誤解である。依頼人も事件解決後はそれを知って帰っていく。 財閥は既に跡継ぎが決定しているため、彼女は道を好きなように歩んでいる。 [経験シナリオ] 新シキ世界 終わりなき病の処方箋 [カラーコード] #D66A35

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