タグ： クトゥルフ 虫の巣 海も枯れるまで

2-5　鋭い洞察力　優れた感覚の持ち主であるため、〈目星〉に＋30%。 5-7　潜水の名人　長時間、息を止めていられる。窒息に対するCONロールの成功の範囲に+20％。 職業技能について、2020の教師を参照しています。問題あれば変更します！ 以下秘匿バレ HO1 「あなたはとても美しい自殺志願者である。」 ――――― ■詳細 ・APP18の美しい容姿である ・性別は男女どちらでも構わない ・年齢は20歳以上である ・都内在住 ・探索者は自殺したいと思うほど、この世にとても絶望を感じ、追い詰められている。必ずそういった設定を付けるようにしてください。 ・死に場所や死に方を日々模索しており、その為手首や首元、身体のあちらこちらに自傷行為の痕がある。 ※※※アイコンや立ち絵には痕を描かないようにお願いします※※※ 依存とはつまるところ「死なないための生存術」だ。 小児性愛を自覚したのは中学3年になった時だった。 父親とその愛人の間に生まれた自分は、母からひどく忌み嫌われており暴力を受けていた。 離婚し出ていった父は養育費を振り込むだけの存在で、自分の子を助ける気などさらさら無かったのだろう。 暴力が嫌になって逃げた先の公園で、小学校に入ったばかりであろう年齢の子供たちが遊んでいた。 ボロボロの自分が気になったのか、子供たちは「大丈夫？」と自分に声をかけ、自分に触れてきた。 その温かな小さな手のひらに触れられた瞬間、かつて無いほどその手を愛おしく感じた。 同時に、雷が落ちたみたいに理解したのだ。自分は小さな子供しか愛せないことを。 教育学部に入り教師を目指しつつ、塾講師のバイトを始めた。血のつながっている方の母譲りの顔のお陰ですぐに人気講師になれた。 同級生や先輩、年上の女性に詰め寄られても恐怖しか無かったのに、子供が自分に寄ってきてくれることは本当に幸せだった。 だから、きっと調子に乗ってしまっていた。 最初は手に触れたり、少し手を繋いだりするだけだった。皆には内緒だと言ったら、あの子も頷いてくれてた。触れても抵抗しないのだから、きっと自分を好きになってくれたんだと思っていた。素直なあの子が可愛かった。 自分たちは愛し合っていると浮かれて、あの子に触れるだけのキスをして素肌に触れようとした。 あの子の顔を覗き込んだら、母に暴力を振るわれている時の自分と同じ顔をしていた。 その後はよく覚えていない。あの子の家の社会的地位が高かったことで自分はお縄にならなかったらしい。噂が流れて地位が危うくなることが危惧されたのだろう。 そんなことより、あの子が呟いた「本当は怖かった」がずっと痛い。愛し合っていたはずなのに。 母にバレて、縁を切られた。 あの子にはもう会わせてもらえなかった。 あの子の親の目はどこまでも冷たかった。 皆一様に「死んでくれ」と吐き捨てた。 自分が純愛だと信じて疑わなかったものは、世間ではただただ悍しい罪だった。 今ここで生きのびたところで、きっと自分のしたことは噂で広まって、きっと周囲の視線に責められ続けるのだろう。生きていたくない、死んでしまおうかと考えたが、それならいっそ子供を穢してから道連れにしようと考えた。 ガムテープとカッターナイフを持ち出して、夜一人で歩く子供を探し回った。運良く子供を見つけて、背後に近づこうとした。 足が動かなかった。希死念慮があってもなお、自分は世界が怖かった。 ガムテープとカッターナイフを捨てて、逃げるようにその場を去った。 自殺する方法を探し歩いた。自分一人死ぬ分には世間様も許してくれるはずだと。 死に場所を探しているのに無意識に子供を目で追ってしまうのが嫌で、安い部屋を借りてそこでできる自殺方法を全部試した。 それでも上手くいかなくて、段々と貯蓄も尽きて、このまま餓死しようかと思った。 でも長く苦しみたくなくて、それできっと外へ出た。 そしたら、浜辺で倒れていた。 2022/4/17 海も枯れるまで　エンド1

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