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≪刑事≫基本ルルブから『聞き耳』『心理学』『説得』『目星』+『精神分析』 　幼少期は顔の良さによって持て囃され立派なお調子者だったが、その幸せな性格はある日を境に崩壊する。 　13歳の冬――――それは姉の18歳の誕生日。両親は仕事で帰りが遅かった為、その日は姉と二人でケーキを食べた。歳の離れた姉が誕生日ケーキを頬張りながら、最近新しく出来た恋人の話を長々と語る中、事件は起こった。突然家に知らない男が乗り込んで来て姉を襲ったのである。男の手には鋭利な刃物が握られていた。姉の頭上に振り翳された切っ先に蛍光灯の灯りが反射して煌めいていたことをよく覚えている。――――硬直。何もできなかった。姉の悲鳴と、「人呼んで！はやく！！」という言葉に我に返り、パニック状態で家を飛び出して隣の家の戸を必死に叩いた。その時に隣人が呼んだ刑事が、今の先輩である。 　この経験から、自身の無力を思い知り性格は一気に内向的に変わった。家に押し入った犯人は姉の別れた恋人だった。それまでの反動の様に人付き合いを恐ろしく感じるようになり、限られた人としかまともに話せなくなる。成人し極端な人嫌いは緩和されたものの、今でも自分はあの鋭利な光の前に立ち尽くしていると感じている。自分はあの時、恐怖に縫い付けられて何もできなかった。そして、あの時走り出したのは。姉を助けたかったからではない。ただ、逃げる口実を得たからなのだ。 　今、自分は止まった時間を動かすためにヤードとなった。既にあの日は過ぎ去り、同じ時間は戻らないとしても。自分の中にある勇気を、いつか見つけるために。 「ひぃ……ごめんなさい！　わ、悪気はないんです……。ただ人と話すの、上手く出来なくて……！」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 5-1：動物に好かれる 独特のたたずまいのおかげか、たいていの動物が懐いてくる。 5-10：受け身 どんなときでも、きちんと受け身を取って被害を最小限に抑えることができる。ショックのCONロールの成功率に+20% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※以下AF AF：導く星の片ピアス　お互いに所持して同卓しているときに目星か聞き耳に+5（取得時に効果を出す方を決めておく）/目星

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