タグ： 救済演説

キャリア出身。成績優秀で警察学校を卒業し、いざ配属されて暫く、警部補としてつつがなく業務を行なっていた。順調に昇進し、警部になった後さらに検挙率の高さから、さていよいよ出世コースに本格軌道かと思った矢先、上司に対する暴力沙汰でモロな懲罰人事を喰らい、同じ階級である神山の下に着くことになる。 警察としては非常に優秀。だが忖度や上の意向を汲み取ることなどがない。犯罪者は犯罪者でしかないと言う認識であり、有名政治家の息子なども平気で現行犯してしまう。そして上から煙たがられる。 自他共に認める口下手であり、自己表現含めて言葉で何かを表現するのが苦手。 しかしながら、一見仏頂面ではあるが、思いの外感情がわかりやすい。 父親が凄惨な事件を起こした死刑囚であり、本人も酷い虐待や性的なもの含めた暴力を長い間受けていたため、犯罪と犯罪者を激しく嫌っている。そのため、目の前で事件が起こっていれば我慢できずに飛び出してしまう。 すこぶる脚が早く、反射神経も良い。また、犯罪者や事件に対する態度から影で「野良犬」「狂犬」と謗られているのを本人は知っているが、全く気にしていない。 食が非常に細い他、虐待の結果全身に傷があり、特に広く火傷の痕が残っているため初対面の人には必ずと言って良いほどギョッとされる。 ちなみに件の上司は被害者を誹謗中傷するようなことを本人の前で言ったためぶん殴られた。 父の被害者遺族に費やしているため自分のために金をかけることはほぼない。

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