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流川　怜(るかわ　れい) とある大学の文学部三年生。銀髪に薄い青い目をした長身。サークルで『アステリズム』というバンドを組んでおり、ドラム担当。機材や楽器を軽々運ぶほどに力持ちであり、非力な莉都のことを貧弱だと思っている。筋力があり運動神経も瞬発力も悪くないが如何せん絶望的に足が遅い。 母親と二人暮らし。父は高校時代に他界している。家にお金を入れることは母に拒否されてしまったが、教材や日用品くらいは自分で購入しようとバイトをしている。母は怜に苦労をかけたくないし怜がそこまでする必要があるほど家も困窮しているわけではないため、教材や日用品をこっそり自分で買ってしまう怜の行動をよく思っていない。そのことを怜自身も分かっているがやめるつもりはない。バイト戦士。 昔からあらゆることをそつなくこなし、平均値は取れる能力を持っていたが、反対に抜きん出て素晴らしいものは特に持ち合わせていなかった。そのため、なにかに熱中することもなく部活や習い事をしない中学時代をはじめは過ごしていた。そんな怜を見かねた父が自身が組んでいるバンドのライブに彼女を連れて行った。これだ、と怜は感じ、父にドラムを教えてもらうようになる。授業が終わってまっすぐ家に帰り父がくれた古いドラムセットを毎日使って練習していた。練習を続けているうちに、他と同じように自分が抜きん出るほどのドラムの才能を持っているわけではないと悟ったが、ドラム自体の楽しさに取り憑かれたことと父が褒めてくれた自身のドラムの音が大好きでやめることは決してなかった。 何事も卒なくこなす彼女に嫌な言葉を投げかける人間は過去にいた。その度に人に向かってそういう言葉をかけることしか能がない人間がいると諦めてきた。わかり合う努力はしなかったし、そいつらに理解される必要もないと考えていた。そのため、すこし人間関係に淡白なところがある。 バンドメンバーには気を許している。冗談も言うし普通に笑う。後輩たちも可愛いと思っているが別に表に出すような必要を感じていないので表にはあまり出していない。 父が亡くなっていることを別に隠してはいない。しかし、無闇矢鱈に言うことでもないと思っているため聞かれなければ答えないし、ある程度気を許せる仲の人物にしか「父は他界している」ことと、「母と二人暮らし」をしていることを打ち明けることはない。今のところ聞かれていないのでバンドメンバーにも父が亡くなった経緯等は話していない。母と二人暮らしのことは話している。 -------------------- ○料理 母と二人暮らし。母の負担を軽くするため彼女が料理をしている。その経験からレストランのホールとキッチンのバイトをしている。 ○図書館、母国語 文学部。主に日本語の勉強をしている。 ○ドラム、機械修理 父の影響。ドラムとその周りの機材については父が教えてくれた。 ○信用、説得 父と離れ離れになった一人娘を心配する母や親戚達を安心させるためにはいくらでも嘘を吐ける。自分の身と心を守るため。純粋に口がうまい。 ○探している知識 死者ともう一度話す方法 父とは高校入ってすぐに死別。友人と喧嘩をしたときに父に八つ当たり、父に行ってらっしゃいを言えなかった。そのまま父は出先で帰らぬ人となる。八つ当たりをしたことを謝れなかった、行ってらっしゃいを言えなかったことを後悔し、「ただいま」を言ってくれなかった父をどこか責めたい気持ちを抱えたままこの歳になってしまった。 --------------------- 一人称:私 二人称:名前呼び(目上の人以外はほぼ呼び捨て) --------------------- 誕生日:3/2 誕生花:アリッサム 《通過シナリオ》 よりどころ1〜3　ループエンド 成長:知識クリティカルによって　信用+10

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