タグ： 慄然卓 柚子

法学部二年、法律専攻。両親ともに官僚で、幼少期から英才教育を施されてきた。 黒い髪に黒曜石のような瞳の美しい青年。 憲法・刑法・民法などを幼少期に暗記したため法律には詳しいが、本人は暴行などやらかしている。しかし口がうまく飄々としているため、その罪を咎められることは少ない。 官僚になるため名門校である啓都大学に入り、日々歴史や法律の勉強をしているが、本人はマジで官僚になりたくないらしい。 官僚になったところで今の腐敗した政治に興味はないので、何もしない予定。 同学年の文学部の青年に漢詩の解釈を褒められ、一方的に気に入られている。 生まれつき筋肉がつきにくい体質で、男とは思えないほど細い。 ……というのは表向きの姿で(二回目)、元・政治家の秘書であり、冤罪の公職選挙法違反により連帯責任で捕まった友人を助けるために動いている。 官僚になるのもその友人のためなら厭わないため、今の大学生活に不満はない。 性別も嘘。偏差値の高い啓都大学法学部に首席で入学させたいという両親のエゴにより、日本一の偏差値を誇る中高一貫の男子校に性別を偽って入れられた。本人は自分の能力なら海外に逃げたほうがいい気がしている。 恋愛や結婚に興味はなく、上述の友人を助けるために一生を使うのもありだと思っている。助けたあとは適当に、グアムで海水浴をしたい。

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