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2015　マネージャー参照 「ごめんなさい、私ほんと、なにもできなくて…」 「こんな優しい人、この世界にいたんだ…こんなに優しくされたの初めてだから…どうしたらいいんだろう……こんな甘い世界私には合わないよ、きっと」 芥川司（PL：くろさわさん）のマネージャー。 消極的な性格で表舞台よりも裏方に、挑戦よりも現状維持、と受身で保守的な考えのほうが強い。 そのために就活時代では自分を表現することができず、就職先をなかなか決めることができなかった。というか、内定がそもそももらえなかった。業界業種関係なくお祈りメールをもらい続けて元々少なかった自尊心や自信が砂粒一粒程度しか残らなくなったころ、現在の芸能プロダクションから内定をもらった。 もうこの際どんなブラック企業であろうと構わない。どんなところであっても自分を必要としてくれた。なんて優しい世界。 入社した芸能プロダクションの色は白くはない企業だった。 それでもあの就職活動をまたやる気にはならなかった。それほどまでに就職活動は過酷だった、というのもあるがそれよりも自分の担当アイドルがそれなりによく売れているのだ。この波に乗っている彼のマネジメントを誰かに任せることはあまりにも無責任でできない。 しかしその一方で自分のマネジメント技術が足りていないためにミスを犯すこともある。そのたびに自分の無力っぷりに嫌気がさし、伏し目がちに謝る。 「ごめんなさい…こんなことも私、満足にできない…ごめんなさい、ごめんなさい…」 それでも辞めない以上は彼の役に立たねばならない。否、役に立つようになるのだ。 そう思えるのはきっと担当アイドルのおかげ。 目を合わせず、伏し目がちに謝る自分にも優しく少しのミスも許してくれるから。せめてもの報いがあるようにこの人には夢を叶えてもらわないと困る。 アイドルは見た目よりもずっと過酷な世界だと目の前で見てたからわかる。 自分の就職活動と比較することすら烏滸がましいくらいに厳しい世界だ。 だから例え世界中の人がこの優しい人の敵になっても、私だけは味方でなくてはならない。 無力な自分では守ってあげることはできないかもしれないけれど、それでも彼を思う気持ちは本物だ。 「X2U　アイドル×マネージャー」 SAN回復　＋4 説得　＋1／言いくるめ　＋7／クトゥルフ神話　＋3 「忘却のゴミが原」 SAN回復　＋1 目星　＋1／ナイフ　＋1

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