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【ルルブ・サプリ参照情報】 ・幸運のお守り ・バイリンガル 【概要】 二万円皇牙の行う闇ビジネス……もとい慈善事業「復讐代行サービス」の実行役。 自らを「ヒーロー」と自認し、仮面を付けて現れては、“悪”をあらゆる手段で“裁く”という「私刑」を行っている。 トドメを刺したあとは、毎回相手が“裁かれた”証である写真を皇牙に送るようにしている。 【詳細】 ・先天性の「相貌失認」持ち。つまり、人の顔が覚えられず、表情もわからない。自分の顔も覚えられないので、個人を「名前」で把握している。しかし、仮面などをつけている場合は認識できる。自分自身もそのように、仮面で認識している。 ・相貌失認である代わりに記憶力は凄まじく、一度聞いた名前や個人情報だけは忘れないという。これは日本人相手に限らないらしい。 ・ヒーローは派手な見た目＆仮面をつけているので認識でき、誠一にとって愛着の持てる存在となった。そのうえ、「悪を正義の力でやっつける」という姿に強い感銘を受け、「ヒーロー」という概念に異常に執着するようになった。 ・同じくヒーロー好きの山石枝流(幼少期の惠弄)と仲が良く、公園でよくヒーローごっこをやっていた。また、誠一にとっての憧れの存在でもあった。しかし、小学校が離れ離れになってからは疎遠になってしまった。 ・実は真田半一の父親、真田善一の実の息子であり、半一とは異母兄弟、つまり「隠し子」である。新谷聖子を母に持ち、母親の元で育ったが、自身が中学生になる頃に病死。その後、18歳まで孤児院に預けられて育った。 ・母親を失ったショックにより自我が薄くなるものの、それに反比例するかのように「ヒーロー」に対する執着がさらに強くなっていき、「この世で滅ぶべき人間、裁くべき悪を余すことなく正義の力で裁く」という信念および使命感を持つようになった。いつかその時のために、自身が「悪」とみなした人間の「名前」や可能な限りの個人情報をメモしたノートを持ち歩いている(デスノート？)。その中には、母親を上手く治療できず死なせてしまった医師の名も刻まれている。 ・ある日、孤児院に居たところ、どういうわけか二万円皇牙と出会い、「復讐代行サービス」の実行役……もとい「ヒーロー」として契約を結ぶこととなる。その際、「自分を“ヒーロー”にする代わりに自分の“名前”を皇牙に差し出す」という取り決めをした。これについては、「ヒーローは名乗らないものだ」という誠一の意向とも合致し、話は順調に進んでいったという。 ・新谷誠一の「幸運のお守り」とは、「新谷誠一」の名そのものである。 【経緯】 ある日の二万円惠弄(当時高校生)が「昔、“新谷誠一”という奴が居たんだよ。仲が良くて、公園でよく遊んでた。すっごいヒーローに憧れててさ……」という具合に皇牙に語った。 幼少期にアンパンマンをよく観ていた皇牙はそれを聞き、「へ〜……ヒーローねぇ……あの敵を必殺技か何かでやっつけるやつでしょ？」というような反応をし、「まあそんな感じ」と惠弄は返答。 相手がボコられるのを見るのが大好きな皇牙は、これを何かに利用できるのではないか？と悪い直感が働き、「新谷誠一」を探すことにした。 ここで美帝琉のストーキング技術を悪用し、新谷誠一の現在の居場所がとある孤児院であると判明。 すかさず直接コンタクトを取り、こうして出会った2人……二万円皇牙、新谷誠一は契約を結ぶ運びとなった。最悪なことに、相手がボコられているところを見たい皇牙、相手をボコりたい誠一の感性は見事に合致してしまったのである。当時2人は18歳であった。 【普段の姿】 ・ヒーローであること以外の自我をほとんど消失しており、ヒーロー活動をしていない時は仮面もつけず、意志のない人形のように街中を放浪したり、元実家の部屋に引き篭もったりしている。一方、皇牙から呼び出しや依頼が渡されると即向かう。皇牙には魂を売っているも同然で、「自分をヒーローにしてくれた存在」として忠誠を誓っている。 ・既に「名無し」の存在であるため、出会った場合は適当に名付けて呼べばいい。しかし、「ある特定の名前」には反応するらしい。 【マニア向け設定】 ・新谷誠一が山石枝流と会えなくなったのは、家庭の事情。実の父親、真田善一(現在半一による殺害で死亡済み)は、幼少の新谷誠一にも時々会いに行ったりしていたが、隠し子の存在を真田一家に悟られないように過ごし続けることに限界を感じ、なるべく遠くの学区になるように引っ越させ、今後二度と会わなくなった。(そのおかげで真田半一による一家惨殺から生き延びたとも考えられ、ある意味『新谷』という姓が“幸運のお守り”として機能したといえる。) 【RPメモ】 一人称は「僕」。誰が相手でも敬語で話すが、ヒーロー活動中はずっと無言。そして名乗らない。名前はないので好きに呼んでくれと言う(が、特定の名前には反応し、『その名前は使えない』などと言ったりさまざまな反応をする。) 皇牙のことは「新谷誠一君」と呼んでいる。 【技能】 ・キック(85) ・こぶし(85) ・跳躍(85) ヒーローといえばジャンプ・キック・パンチだとのこと。 ・拳銃(50) ・日本刀(75) より“殺れる”ように習得した。刀の方がヒーローっぽくて好きらしい。 ・忍び歩き(50) ターゲットに対し、闇に紛れるかのように気配を消してにじり寄ることが出来る。 ・変装(85) 言うまでもなくヒーロー装束に着替えて活動をしている(その姿はヒーローというよりも不審者だが……)。 ・写真術(36) “裁いた証”として相手を撮影し、皇牙に送っている。 ・ほかの言語：名前だけ(66) 会話などはできないが、「名前」だけであればどのような言語でも対応できる。

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